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浦中こういちの親子で作ろう!楽しい工作あそび

【工作あそび】おなかいっぱい! サンタクロース

元保育士の絵本・あそび作家である浦中こういちさんの工作あそびは、予測不可能!親子で楽しむ実験みたい!いろいろな素材でアレンジして、どれが一番飛ぶのか、もっと楽しくなるにはどうしたらいいか、遊びながらまた作っていきます。その工程がとても楽しい工作あそび。ぜひ、みなさんも親子で試してみてくださいね。

今回、浦中こういちさんに教えてもらったのは、クリスマスにぴったりの工作遊び「おなかいっぱいサンタクロース」! おにぎりをトナカイに乗せてサンタさんまで運ぶゲームを作って遊べます! 小さいお子さんから親子で楽しめますので、ぜひ挑戦してみてくださいね。最後に動画の解説もあります♪

【材料】「おなかいっぱいサンタクロース」に使うもの

● 色画用紙 八ツ切(白/黒/緑/茶色)
● ハサミ
● カッターナイフ
● 色鉛筆
● のり
● 両面テープ
● 板ダンボール
● 毛糸
● 新聞紙
● ラップの芯
● 油性マジック
● セロハンテープ

● A4コピー用紙

など

大きな口がポイント!

サンタさんの絵を作ろう!

・八ツ切りの白画用紙に、サンタクロースの絵を描く。

口を大きく開けたサンタさんを描こう!
サンタさんに好きな色を塗ろう

できあがったサンタクロースの絵を、板ダンボールに貼り付ける

両面テープや糊をつかって貼り付けます。

・サンタさんの口の部分を板ダンボールごとカットする

カッターで穴を開けるのは大人に手伝ってもらおう!
大きな口のサンタクロースができた!

・サンタクロースが自立するように、三角柱の土台を作って貼る

サンタクロースが完成!

トナカイを作ろう

・茶色の画用紙を半分に折って、トナカイの絵を描く

横向きのトナカイを描いて、ハサミで余分な部分をカット。ハサミで切るとき、下側は長めに残しておきます。
ハサミでカットするとき、下側は長めに残しておきます。

・画用紙を開いて反対側も絵を描く

右と左ができるだけ同じ大きさになるように描こう

・長めにした下の部分を両側に折って、両面テープで紙皿に貼る

かわいいトナカイたちが完成!

・紙皿に穴を開け、毛糸を通してくくりつける

毛糸は2mくらいの長さでカットします。

・毛糸の反対側は、トイレットペーパーの芯に結ぶ

このお皿でおにぎりを乗せて運ぶよ!

サンタクロースが食べるおにぎりを作ろう

・新聞紙を丸める

・A4コピー用紙でくるんで、黒い画用紙の海苔を貼る

たくさんできた!
トナカイさん、おにぎりしっかり運んでね!

草むらの障害物を作ろう

最後に、ゲームでトナカイをひっぱるときに、障害物になる草むらを作ります。

・画用紙で草むらを作って、ホイルなどの芯に貼る

草むら完成!

遊んでみよう!

完成したら、さっそく遊んでみよう!

 

サンタクロースのいる場所と離して、トナカイをセットします。

その間に草むらの障害物を貼り付ければ準備完了!

毛糸をひっぱって、トナカイのお皿に置いたおにぎりをサンタさんまで落とさず運べるかな?

 

いろんなルールを作って遊べますが、紹介する例では、下のルールで2人で対決しています。

参考にして遊んでみてくださいね。

おにぎりを3つずつ持って、

1つお皿に乗せて、毛糸を巻き取りながらおにぎりをひっぱって、サンタクロースまで運ぶ。

運んだおにぎりをサンタクロースの口に入れたら1つ目成功!

草むらの障害物に当たっておにぎりが落ちた場合は初めからスタート

先に3つのおにぎりを無事に食べさせられた方が勝ち!

おにぎりを落とさないように慎重に運ぶよ!
サンタクロース側からみるとこんな感じ

毛糸をひっぱるのは、サンタクロースの口の中からでも、サンタクロースの横や上からでも良さそうです。

おにぎりを落とさずに草むらを乗り越えるのが結構ムズカシイ…!
真剣な表情! どっちが勝つかな?

おにぎり以外の食べ物を乗せたり、オリジナルのルールを作っても遊びが広がりそうですね。

乳児さんの場合は、ゲーム形式でなくても、おにぎりをサンタクロースの口に入れて、そのときに、大人が「もぐもぐもぐ!うまい!」と(サンタさんの声で)言ってあげるだけで、それがとっても楽しい遊びになりますよ。 

何度もおにぎりを口に入れて、楽しそう♪

いかがでしたか?

クリスマス会でも盛り上がりそうです。家族やお友達とクリスマスに遊んでみてくださいね。

【作り方説明】「おなかいっぱい! サンタクロース」

浦中さんが、編集部宛に送ってくださった手描きの作り方の説明

動画でチェック 「おなかいっぱいサンタクロース」

浦中さん、ありがとうございました!

 

「浦中こういちの、おなかいっぱいサンタクロース」を親子でチャレンジした!という方は、ぜひお写真と作ってみた感想やお子さんとのエピソードなどをお寄せください。お子さんとの楽しいエピソードでも構いません。下記のメールアドレスからお待ちしております。

 

宛先:

contest@ehonnavi.net

件名:【絵本ナビスタイル】浦中こういちの、「おなかいっぱいサンタクロース」

【教えてくれた人】浦中 こういち

絵本・あそび作家。2008年、9年間務めた保育園を退職。故郷である三重県を拠点に全国各地で、保育園・幼稚園の子どもたちの前であそびの実演、保育士さんたちの研修などを行う。オリジナルのあそびうた、パネルシアター、紙皿シアター(紙皿を使ったパネルシアター)などのレパートリーがある。『バナナをもって』(クレヨンハウス)で絵本デビュー。

大人気!あそび作家・浦中こういちさんの絵本と本

スケッチブック・シアター ねてるのだーれ?

おひさまが空にのぼりさわやかな朝がやってきたのに、いつまでも寝てるのはだーれ? フトンをめくって誰がいるのか見つけてみよう。保育園や幼稚園の子どもに身近な「おひるね」や「朝の生活習慣」に合わせて楽しめる内容です。

浦中こういちさんの楽しい新刊絵本

にんにんにんじゃ

せっしゃは、にんにんにんじゃ、にんじゃたろう。
みんなの役にたちたくて、修行にはげむけれど、いつも失敗ばかり。
すると、どこからか助けを呼ぶ声が!
にんじゃたろう、活躍できる!?

子どもたちの大好きな忍者が主人公。
決して器用ではないけれど、一生懸命なにんじゃたろうを子どもたちもきっと応援したくなるでしょう。
元保育士の浦中さんが、子どもたちとふれあうなかで作った絵本です。
巻末に、にんじゃたろうの歌の楽譜も掲載。

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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