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子どもに由来を聞かれたときのおすすめ絵本

「秋のお彼岸」について子どもに聞かれたら?お彼岸に関する絵本

9月23日は秋分の日。昼と夜の長さがほぼ同じになる季節の変わり目です。この日を中日として前後3日ずつを合わせた7日間を「秋の彼岸」といいます。

 

昔から仏教の世界ではご先祖様のいる「極楽」を「彼岸(ひがん)」と呼び、西の方角にあると考えられていました。そして私たちのいる世界は「此岸(しがん)」と呼び、東の方角にあると考えられています。そのため太陽が真東から上って真西に沈むこの時期は彼岸と此岸が最も通じやすい時期に当たると考えられ、先祖をしのぶのによい時期とされてきました。

 

お彼岸にはおはぎを食べたり、お墓参りをしたりして過ごす方も多いですね。今回は「秋のお彼岸」に関わりのある絵本をご紹介します。

秋のお彼岸には、萩の花にちなんだ「おはぎ」

おはぎちゃん

縁側からおはぎが1つころころころ……
なんと、それはおはぎの赤ちゃん。庭の小さな生き物たちはその子を育てることにしました。

おばあちゃんのおはぎ

秋のお彼岸になりました。きりちゃんは、おばあちゃんといっしょにおはぎを作ります。亡くなったおじいちゃんは、きりちゃんが作ったおはぎが大好きでした……。おはぎを作ることで、ご先祖様や亡くなった家族に思いを寄せるお話です。『おばあちゃんのおせち』『おばあちゃんのえほうまき』に続く第3弾。巻末には、料理研究家・堀江ひろ子さんによる、三色おはぎのレシピがついています。

<ここがポイント>
・行事食を家庭で作る大切さを伝えます
・おいしいおはぎの作り方がわかります
・お手伝いがしたくなります

<編集者から>
巻末のレシピを作ってくれた料理研究家の堀江ひろ子さんは、お彼岸になると、おばあちゃん、お母さん、娘さんも一緒に、四世代でおはぎを手作りしてきたそうです。こんなコメントを寄せてくださいました。
「おはぎができあがると、重箱につめて親戚を回りました。主人の実家にいくと、姑がやはりおはぎを作っていてくれます。祖母から習ったおはぎと、姑が作るおはぎでは、大きさもあんを練る固さも違いますが、どちらもそれぞれにおいしく、子どもたちも楽しみにしていました。残念ながら姑のおはぎは食べられなくなりましたが、祖母と作っていたおはぎは、代々受け継いでいこうと思います」
家庭で行事食を作ると、食べ物にまつわる言い伝えを子どもに語ったり、それぞれの家の味が伝わったりと、よいことがたくさんあります。
ぜひ、おはぎを子どもさんといっしょに作ってみませんか。

真っ赤な色が印象的な「彼岸花」に関する絵本

ヒガンバナのひみつ

ヒガンバナには毒がある!! クスリグサ、ジゴグバナ、キツネノハナビなど、ヒガンバナには多くの別名がある。その別名に隠されたヒガンバナの特徴や昔の人々の生活をわかりやすく紹介。

彼岸花はきつねのかんざし

也子(かのこ)の前に現れたかわいい子ぎつね。「あたしに化かされたい?」ときかれた也子はとっさに、「ぜんぜん」と答えてしまう。段々とかけがえのない存在になっていく、也子と子ぎつね。だが、あの夏、あの恐ろしい爆弾が落とされた……。

著者は被爆二世。『かはたれ散在ガ池の河童猫』(福音館書店)で、第35回児童文芸新人賞、第39回児童文学者協会新人賞ほか受賞歴を持っている方です。

★日本児童文芸家協会賞、赤い鳥さし絵賞を受賞いたしました。

彼岸といわれる「極楽」ってどんなところ?

絵本 極楽

10万部突破のロングセラー「絵本 地獄」同様お寺所蔵の絵を絵本にしました。
中沢新一さん推薦!帯に推薦文をお寄せいただきました。
心の中の最秘境への旅!
世界遺産を越える極楽へのツアーガイドブック出来ました。(本書帯文より)

みたい! しりたい! しらべたい!日本の地獄・極楽なんでも図鑑 (3)極楽ってどんなところ?

大好評の<日本の妖怪大図鑑/日本の妖怪すがた図鑑/日本の神さま絵図鑑>に続く第四弾は、日本人の地獄・極楽思想について解説します。極楽は地獄と対になる天上世界ではなく、数ある浄土のうちのひとつです。浄土では仏の教えを受け、永遠に苦しみから解放されるといいます。極楽の様子やその他の浄土・他界、人間を救う仏、極楽図や仏像といった文化財などについて、豊富なイラストと写真とともにわかりやすく説明します。
[ここがポイント]
●小学校4年生以上の漢字にはルビがふってあるので、小学校低学年からの調べ学習に役立ちます。
●各巻冒頭には監修の松尾恒一氏によるわかりやすい文章で死後につながる世界について解説。日本の伝統文化や風習が学べます。豊富なイラストや写真で子どもも大人も一緒に楽しく学べます。
●各巻巻末には、全巻さくいんと用語解説を掲載。難しい用語もわかりやすく説明しています。

地獄の方も、ちょっとのぞいてみましょうか?

じごくのそうべえ

「とざい とうざい。かるわざしの そうべえ。
いっせいいちだいの かるわざでござあい。」
扇を手にもって軽業師そうべえが「そうれ。ぺペン ペンペン ペーン」と綱渡りを披露していたそのとき、「おっとっとっとっと。あーーーーっ。」落ちて死んでしまったからさあたいへん。
気がつくとどうやらそこは地獄への道。そうべえは衣をはぎとられ、さんずの川をわたり、鏡の前でえんま大王に地獄行きを命じられます。しかし途中で出会った山伏ふっかい、歯ぬき師しかい、医者ちくあんと、4人そろって地獄のなかを大暴れ。糞尿地獄も、熱湯釜ゆでも、針の山も、それぞれの特技をいかして平気のへっちゃらです。人呑鬼(じんどんき。人を食べてしまう鬼)の腹のなかで4人がいっせいにいたずらをする絵は最高!

関西弁と勢いのある絵にのせられ、子どもたちに熱弁ふるって読み聞かせると、息切れしそうなスケール感が味わえます。「もう一回読んで!」といわれると「ちょっと待って・・・」と息を整える間が必要なほど(笑)。
上方落語の「地獄八景亡者戯(じごくばっけいもうじゃのたわむれ)」を題材にした落語絵本。元の落語が大作だというのもうなずけます。でも決して難しくはありません。一気に読めます。そして子どもも大人も抱腹絶倒。圧倒的存在感を誇るロングセラーです。

いちにちじごく

SNSでも話題沸騰、子どもから大人まで人気の「いちにち」シリーズ第8弾! 擬音の面白さとユーモア満載の絵で、読み聞かせなどでも大好評です。
わるいことをしたらじごくにいくって、ほんとかな? よし、いちにちじごくのおにになってたしかめてみよう。
うそをつくと……いちにちしたぬきじごく! いててててっ!! うそをついたらしたをぬかれるんだ―――っ! 
ひとのものをぬすんだら……いちにちつなわたりじごく! あちちちちっ。このてつのなわ、あついよ~。おちたらもっとあつそうだ!
ひとのわるぐちをいうと……いちにちはりやまじごく! いててててっ!! もう、わるぐちいわないよ。
よわいこをいじめたら……いちにちうんちじごく! いやだ! あついうんちをのまされるぅぅ~!

やってはいけないこと、わるいことをする子どもたちが震えあがる一冊。

亡くなった大切な人をしのぶ絵本

いつも だれかが…

いつもだれかが、そばにいた。あぶないときにはたすけてくれた…。幸運だった一生をふり返る祖父と耳を傾ける孫、二人を「見守る存在」を描き、子どもから大人まで、しみじみと心が癒される作品。ヨーロッパ中で大きな話題を呼び、ドイツで異例の書店店頭での平積みが続いている話題の絵本。

おじいちゃんの ごくらくごくらく

おじいちゃんと孫の絆を描き出したお話です。この絵本のキーワードは「ごくらく(極楽)」。おじいちゃんとの楽しい時間、やがて訪れる死。二つのまったく異なる場面を、このキーワードが結びつけます。登場人物の心情が切々と伝わってくる文章、表情豊かな絵。心揺さぶる一冊です。
おじいちゃんの ごくらくごくらく

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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