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未来の今日の一冊 ~今週はどんな1週間?~

【今週の今日の一冊】2025年の新作クリスマス絵本をお届け ~絵本の世界を、そっと包んで贈ろう~

今年もクリスマスシーズンがやってきました。
2025年も、新しいクリスマス絵本が次々と生まれています。
今週は、発売されたばかりの2025年新作クリスマス絵本をご紹介します。
贈る人も受け取る人も笑顔になれる一冊を、子どもたちへ、大切なあの人へ、そして自分自身にも……。
2025年のクリスマスは、絵本の世界を、そっと包んで贈ってみませんか。

 

※クリスマスの新刊へのレビューもお待ちしております♪

2025年11月3日から11月9日までの絵本「今日の一冊」をご紹介

11月3日 物語を楽しむアドベントカレンダーえほん!

月曜日は『クリスマスがやってくる』

クリスマスがやってくる

このアドベントカレンダーえほんで、クリスマスのワクワクをたいけんしよう。24のトビラは、おどろきのれんぞく!みんなでできる、クリスマスのあそび方がもりだくさん!そしてページをひっぱれば魔法のようにのびる!かざってもすてきなしかけえほん★

11月4日 もみの木が雪の森へとかけだして……

火曜日は『ちいさなクリスマスツリー』

ちいさなクリスマスツリー

クリスマスイブ、貧しい農家のお父さんが、子どもたちのためにちいさなもみの木を見つけてきました。けれども、飾りは茶色いクッキーだけ。きらきら光る星やおもちゃでいっぱいにして、この家族をよろこばせたい……そう考えたもみの木は、植木鉢から根っこをぬき、雪の森へとかけだします。クリスマスの心をつたえる愛らしい絵物語。

11月5日 バスとねずみくんたちがプレゼントを届けに出発!

水曜日は『クリスマスバス』

クリスマスバス

クリスマスイブ、疲れたサンタさんに代わって、バスくんとねずみくんたちが世界中へプレゼントを届けに出発! ハプニングもユーモアいっぱいに解決します。子どもたちは大笑い間違いなし。歌やかけ声がリズミカルに響く展開で、読み聞かせにぴったりの楽しいクリスマス絵本です。

11月6日 「プレゼントを贈ること」の本当の意味を見つけに…

木曜日は『サンタクロースの子どもたち』

サンタクロースの子どもたち

サンタクロースになるため「自由とサンタ校」に入学した双子のホシとスイ。
サンタへの反発心があるスイは、こっそり学校を抜け出そうとします。そこに待っていたのは、人と会話できるトナカイでした。

個性ゆたかな大人たちと出会い、たくさんの学びのなかで、「プレゼントを贈ること」の本当の意味を見つけていく。
夢の学校を舞台に描く、心にひびくファンタジー童話。

  

11月7日 個性豊かなサンタたちの12か月のクリスマス準備

金曜日は『100にんのサンタクロースの12かげつ』

100にんのサンタクロースの12かげつ

ここは、100人のサンタクロースが住む町。個性豊かなサンタたちは、12か月楽しく過ごしながらクリスマスの準備をします。ところが、その中にずーっと寝ているサンタがひとり…。
12年ぶり『100にんのサンタクロース』待望の続編。

  

11月8日  エリナー・ファージョンによる幸せあふれる詩の絵本

土曜日は『クリスマスのくつした』

クリスマスのくつした

だんろのうえで とけいが チクタクなっている
クリスマスのくつしたに こんや なにが とどくとおもう?

イギリスの児童文学作家エリナー・ファージョンによる幸せいっぱいの詩を、あたたかな日本語訳と、美しく光に満ちた絵で届ける1冊。
クリスマスの贈り物にぴったりの、ぬくもりにあふれた絵本です。

11月9日 世界一有名なトナカイの物語が日本で初全訳!

日曜日は『ルドルフ 赤鼻のトナカイ』

ルドルフ 赤鼻のトナカイ

 

クリスマスソング「赤鼻のトナカイ」は、この絵本から始まった。
85年の時を超え、ついに日本初全訳!

ピカピカ光る赤鼻をもつルドルフは、いつもみんなの笑いもの。
でも、クリスマスのまえの夜に、奇跡が起きて……!?
これからを生きる子どもたちに手渡したい、希望が輝く物語。

アメリカのデパートから始まった、世界一有名なトナカイの物語。
85年の時を超え、初版と同じ絵で、ついに日本にやってきました。

メイが幼い娘の反応を楽しみながら紡いだ文は、ユーモアたっぷり。
ギレンが描いたおちゃめな絵は、読む人の心をあたたかく照らします。

仲間外れのトナカイが幸運をつかむーー
希望あふれる一冊は、贈り物にもぴったりです。

【絵本から生まれた「赤鼻のトナカイ」】

この絵本は、アメリカの老舗デパート「モンゴメリー・ワード」が、
お客さんへの無料の贈り物として1939年に制作したものです。
おはなしをつくったロバート・L・メイは、当時そのデパートで働くコピーライターでした。

執筆を始めたころ、がんを患う彼の妻は寝たきりになっていました。
当時4歳の幼い娘は、「どうして私のお母さんは、みんなのお母さんとちがうの?」と
メイにたずねたといいます。メイは、そう悩む娘に希望を与えたいという想いから、
「みんなとちがうことは恥ずかしいことではなく、愛すべきことなんだよ」
というメッセージを込め、この物語を紡ぎました。

完成後、この絵本は何百万部もの大ヒットになりました。
たくさんのグッズや日本でもおなじみの曲も生まれ、
ルドルフの物語は今もなお、世界中で愛され続けています。

https://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=287858
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【絵本ナビのクリスマス2025】特集ページオープン!

絵本の世界を、そっと包んで贈ろう。

「絵本ナビのクリスマス 2025」では、絵本や児童書、絵本キャラクターグッズを集めた、特別なクリスマスプレゼントをご用意しています。
パパ・ママから子どもたちへ、じいじ・ばあばからお孫さんへ、そして絵本好きのあの人へ——。贈る相手や年齢別に選べる絵本やグッズで、贈る人も受け取る人も笑顔になれるラインナップが揃いました。
クリスマスのロングセラー絵本、赤ちゃん向けのボードブック、知育に役立つ人気おもちゃ、小学生が夢中になる名作読み物など。0歳から小学生まで、男の子にも女の子にもおすすめの児童書やギフトセットを年齢別にご紹介しています。
しかけ絵本、読み聞かせにぴったりの年齢別絵本セット、ぬいぐるみとのセットなど、特別な一日を演出するカテゴリも充実。さらに、絵本好きな大人の方にもぴったりのギフトもたくさん!
“絵本の世界をそっと包んで” 大切な人にプレゼント。絵本ナビならではのクリスマスをお楽しみください。

クリスマスの新刊絵本、2024年、2023年はこちらの記事へ

いかがでしたか。

今年もクリスマスをよりワクワクさせてくれる絵本選びを、たっぷりと楽しんでくださいね。

構成・文:秋山朋恵(絵本ナビ副編集長)

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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