『ハッピーバースデイ』韓国を代表する絵本作家、ペク・ヒナ 初の絵童話発売!
お洋服の魔法で、自分を取り戻していく物語
ブロンズ新社から、韓国の絵本作家、ペク・ヒナさん初の絵童話『ハッピーバースデイ』(ペク・ヒナ 作/長谷川義史 訳)が2026年8月20日(木)に発売されました。
主人公のゼブリナは、最近気持ちがふさいで、家に引きこもったままです。そこへ叔母さんから、少し早い誕生日プレゼントにと、不思議なクローゼットが送られてきました。クローゼットを開けると、毎朝コーディネイトされたお洋服が一式あらわれます。新しい洋服を着ると、ゼブリナは家を出て、日光浴をしたり、カフェに出かけたり、部屋の片づけをしたり、少しずつ自分を取りもどしていきます。そして誕生日当日、期待をふくらませてクローゼットを開けると……。
誰もが一度は経験する、暗い時期。突然自信がなくなって落ち込んでしまい、自分を大切にする方法も、日常を生きる元気も見失ってしまうことがあります。それでも、ちいさなきっかけから、自分をいたわり、大事にすることで、少しずつ自分を取りもどしていける――。そんな姿を描いた物語です。思春期の子どもたちや、自分を見失いそうになった大人にも、そっと寄り添ってくれる一冊です。
翻訳は、これまでもペク・ヒナ作品を軽妙な関西弁で訳してきた、長谷川義史さんが担当されました。長谷川さんならではの言葉あそびやユーモアたっぷりの表現にもご注目くださいね。
ハッピーバースデイ
いたずら人形作家ペク・ヒナ初の絵童話。魔法のクローゼットをひらくたび、わたしがわたしになっていく!このごろしまうまのゼブリナは、きもちがふさいで、ずうっといえにひきこもったまま。もうすぐたんじょうびをむかえるある日、おばさんからおおきなクローゼットが届きます。あけるとおしゃれでしんぴんのようふく一式が!ぬいだふくは、すぐせんたくバケツにいれること、と注意書き。おはよう、きょうはどんなふく?ゼブリナはコーディネイトされたすてきなふくにみちびかれ、元気をとりもどしていきます。とうとうきょうはたんじょうび。あさはやくめざめたゼブリナがクローゼットをあけると・・・?!
中面紹介
書籍紹介
『ハッピーバースデイ』
作:ペク・ヒナ
訳:長谷川義史
発売日:2026年8月20日(木)
定価:1,540円(税込)
判型:210×148mm 上製
頁数:64ページ
著者プロフィール
作:ペク・ヒナ
絵本作家。自称「人形いたずら作家」。
1971年、ソウル生まれ。韓国の梨花女子大学卒業後、カリフォルニア芸術大学でアニメーションを学ぶ。人形制作、緻密なセット作り、撮影までをひとりでこなし、独自のファンタジー世界を作り出す。『あめだま』(ブロンズ新社)で「第24回日本絵本賞」の翻訳絵本賞と読者賞をダブル受賞。2020年、アストリッド・リンドグレーン記念文学賞を受賞し、世界的な絵本作家に。
訳:長谷川義史
絵本作家。1961年、大阪府生まれ。独特のタッチとユーモアあふれる作風で、あたたかな世界を描く一方、社会性のあるテーマに意欲的に取り組んできた。未来を担う子どもたちに向けた絵本ライブ「こどもたちGO!」を各地で開催。『ぼくがラーメンたべてるとき』(教育画劇)で第13回日本絵本賞、第57回小学館児童出版文化賞を、『へいわってすてきだね』(ブロンズ新社)で第7回MOE絵本屋さん大賞第1位を受賞。主な絵本に、『トトトのトナカイさん』『まわるおすし』(ブロンズ新社)、『朗読詩 ひろしまの子』(四國五郎 作/BL出版)など多数。絵本の翻訳も数多く手がける。
“人形いたずら作家”ペク・ヒナがつくり上げる、圧巻の絵本世界
ペク・ヒナさんは、自身を「人形いたずら作家」と称し、人形制作から緻密なセット作り、撮影までをひとりでこなす、独自の手法で絵本の世界をつくり上げています。その原点は、7歳のときに韓国製の着せ替え人形に夢中になったことでした。
本書では、そんな創作の源泉となった着せ替えの楽しさが存分に発揮されています。さまざまなテキスタイルを使った洋服をはじめ、小物やシューズ、バッグまで、一点一点手づくり。ゼブリナが身につける多彩なコーディネイトにも、ペク・ヒナさんのこだわりが詰まっています。
▼ペク・ヒナさんのメイキング動画をご覧いただけます。(YouTube)
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