【子どもと作るレシピ】シンプルな甘さが大好評!食物繊維たっぷりのさつま芋で簡単・おいしい芋ようかん
"食欲の秋"到来!多くの食べ物が旬を迎えますね♪その中でもさつま芋は加熱しただけでも甘味があり、好きなお子さんも多いのではないでしょうか。蒸しても、煮ても、焼いても、揚げてもどんな調理方法で食べても美味しく食べられるさつま芋!
今回は芋ようかんをご紹介します。一見手間がすごくかかりそうですが、簡単で型がなくても作ることができますので、お子さんと楽しみながら作ってみてくださいね!
さつま芋は食物繊維が豊富!
さつま芋はヒルガオ科の肥大した根の部分で、9〜11月頃に収穫され、10月〜1月頃に旬を迎えます。さつま芋は収穫してから少し寝かせたほうが甘味が増します。主成分はでんぷんなどの糖質ですが、腸内環境を整える効果が期待できる食物繊維や、美肌に欠かせないビタミンC・ビタミンB1、B2が豊富に含まれています!
また、さつま芋を切ると断面から白いミルク状の液体が出てきます。この液体はヤラピンといい、排便をスムーズにしたり、胃の粘膜を保護したり、腸の働きを促進する働きがありますよ!
レシピ【簡単丸い芋ようかん】
材料(6人分)
・さつま芋・・・300g
●砂糖・・・30g
●粉寒天・・・2g
●水・・・60g
・紫芋パウダー・・・小さじ1〜
作り方
【1】さつま芋は皮を剥き7㎜厚さの輪切り(又は、半月切り)にする。5分程度水にさらす。水気をきり、耐熱容器に入れ、ふんわりラップをし600wの電子レンジで5〜6分加熱する。熱いうちに塊がなくなる程度に潰す。
【2】小鍋に●を入れて混ぜながら中火で加熱し、沸騰したら弱火にし、1分程度加熱する。【1】を加え、よく混ぜる。
【3】【2】を2等分にする。半分は巻きすの上にラップを敷き、四角く薄く伸ばす。
紫芋パウダーを表面にまぶし、端からくるくると巻く。
【4】もう半分は、巻きすの上にラップを敷き、真ん中に細長くのせ、巻きすでぎゅっと固め、形を整える。
【5】【3】【4】を冷蔵庫で30〜60分程度冷やし、切り分ける。
お手伝のポイント
ポイント1 お芋の観察をしてみよう
これからの季節、芋掘りなどのイベントもあるところも多いのではないでしょうか。実際に本物を見ることはとても大切です。皮は紫だけど、中は黄色。表面からヒゲが生えていたり、さわると固かったり。本物を触るとたくさんの発見があり、五感が刺激されます。
ポイント2 さつま芋を潰してみよう
さつま芋は熱いうちにつぶさなくてはいけないので火傷には気をつけてください。
マッシャーやフォークなどを使ってつぶしてみてくださいね。お子さんがやるときは全部一度に潰すのではなく、取り分けてあげると潰しやすいです。つぶす感覚も子どもにとっては楽しいポイント♪
今回の芋ようかんは少し形が残っていても大丈夫!なめらかな食感や噛み応えのある食感両方が楽しめますよ!
ポイント3 巻いてみよう
子どもたちは初めて見たり、使ったりする道具は興味津々です!
巻きすはどうやって使うのかなと考えるきっかけにもなります。芋ようかんは四角いイメージも強いですが、巻きすを使うと周りにギザギザの模様がついて、オリジナル感も出るので愛着がわきますよ。巻きすは、のり巻きやお節料理の伊達巻きなどにも使います。どんな料理が作れるか一緒に考えてみてもいいですね!
おわりに
今回は巻きすを使って芋ようかんを作りましたが、「これはどうやって使うのかな?」と考えたり「もっといろいろなものを作ってみたい!」という気持ちが芽生えたり、子どもたちのワクワクする気持ちがたくさん出てきます。そんな気持ちを大切に伸ばしてあげたいですね。
巻きすがお家にない時はラップだけでも作ることもできますが、100円ショップでも購入できますよ♪
実りの秋、ぜひお子さんと一緒に芋ようかん作ってみてくださいね!
今回教えてくれたのは…
菅野 礼(すがの あや)さん
キッズ食育トレーナー/管理栄養士
認可保育園で10年間、保育園栄養士として乳幼児の食育に携わる。幼い頃からの食育が大切であり、食の楽しさを伝えていきたいという思いで日々取り組んでいく中で、保護者様からの食の悩み相談にのったり、保育園での自身の食育に悩んだりすることも多く、スキルアップを目指し日本キッズ食育協会でキッズ食育トレーナーの資格を取得。2022年から3歳から通える『青空キッチン 柏の葉スクール』講師、みんなで子育てキッズサロンJoiaの管理栄養士として、0歳からの子どもたちと日々の食育を楽しんでいる。
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3.レシピは読みがな付き。料理に慣れてきた子どもが自主的にチャレンジできる。
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3歳から始めるお料理レッスン
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