【子どもと作るレシピ】あずきがあんこに大変身!手作りつぶあんを使ってミニどら焼きとあんぱんを作ろう!
あずきは季節の行事や和菓子などでよく食べられています。
あんこの印象が強いあずきですが、赤飯にしたり、スープにしたり色々な料理で食べることができます。豆を炊くのは大変そうというイメージがあるかもしれませんが、思っているよりも簡単かもしれません!自分の好みの甘さで作れるのも手作りの魅力ですよね。
今回は手作りのつぶあんでどら焼きとあんぱんを作るレシピのご紹介です。ぜひお子さんと楽しんで作ってみてくださいね。
あずきは栄養が豊富です
世界中で食されている豆は炭水化物とたんぱく質が豊富でエネルギー源として欠かせない食品です。中でもあずきは低脂質、高たんぱくで食物繊維が豊富な豆です!
旬は10〜2月で小粒のものがあずき、大粒のものが大納言と分類されています。
あずきの皮にはアントシアニンというポリフェノールが含まれており、抗酸化作用があります。抗酸化作用は活性酸素を抑え、細胞を保護する効果が期待できますよ。
また、鉄やビタミンB群も豊富に含まれるので、日々の食事にも取り入れたいですね。
レシピ【手作りつぶあん】
材料(作りやすい分量)
- 乾燥あずき・・・200g
- 水(1)・・・600ml
- 水(2)・・・600ml
- 砂糖・・・150g
- 塩・・・ひとつまみ
作り方
【1】 あずきはさっと洗い、水を切る。
【2】 鍋に水(1)と【1】を入れ、中火で沸騰させる。沸騰したら弱火で10〜15分煮る。茹で汁を捨て、ザルにあげる。
【3】 鍋にあずきを戻し、水(2)を入れ中火にかける。沸騰したらふたをし、弱火で30〜40分豆がやわらかくなるまで煮る。
【4】 あずきが指でつぶせるくらいのやわらかさになったら、砂糖の半量を加える。5分煮たら残りの砂糖を加え煮詰める。(冷めると固くなるので、少しゆるめでも大丈夫です。)
【5】 バットに移し、粗熱をとり、冷蔵庫で冷やす。
レシピ【ミニどら焼き】
材料(約12個分)
- ホットケーキミックス・・・150g
- 卵・・・1個
- みりん・・・大さじ2
- 牛乳・・・70ml〜
- 手作りつぶあん・・・120g程度
作り方
【1】ボウルにつぶあん以外の材料を全て入れホイッパーで混ぜる。
【2】フライパン(テフロン加工がおすすめ)を弱めの中火で熱し、【1】を小さじスプーンですくい、丸く流し入れる。表面にプツプツと気泡が出てきたら裏返す。裏面はサッと焼き粗熱をとる。残りの生地も同様に焼く。
【3】2枚1組でつぶあんを挟む。
レシピ【簡単あんぱん】
材料(作りやすい分量)
- ホットケーキミックス・・・200g
- 絹ごし豆腐・・・100g
- 手作りつぶあん・・・120g
- 黒いりごま・・・適量
下準備
- あんこは6等分(20g)に分ける。
- オーブンを180℃に予熱する。
作り方
【1】ホットケーキミックスと絹ごし豆腐をヘラで混ぜ、ひとまとまりにする。(水分が足りない場合は豆腐を少し足す。)
【2】まな板に薄力粉で打ち粉(分量外)をし、【1】をのせる。生地を6等分し丸くする。生地を薄く伸ばしあんこをのせ包む。上に黒いりごまを飾り、クッキングシートを敷いた天板にのせる。
【3】180℃のオーブンで15分焼く。
お手伝のポイント
ポイント1 あずきを洗ってみよう!
あずきの表面の汚れを取るために洗います。お米を研ぐのと似ていますが、お米とは洗う時の音が違うのでぜひ注目してみてくださいね!とても興味津々に聞いていましたよ♪どんな音に聞こえるか一緒に考えてみてもいいですね。
ポイント2 生地を焼いてみよう!
ホットケーキを焼く要領で焼いてみてくださいね。ひっくり返すのはドキドキしますが、成功すると達成感を味わうことができ、自信にもつながります。
フライパンは熱くなっているので火傷には気をつけながら行ってくださいね。
ポイント3 あんこを包んでみよう
あんぱんの生地ができたらあんを包んでみてくださいね!包む作業は手先を使うので、手先の感覚も豊かになります。どうやったらあんこがはみ出ないかな?と考えながら包むこともできますよ!
おわりに
あずきは甘いイメージが強いですが、甘くせずに赤飯やスープなどにしてもとても美味しいです。ハレの日のメニューにもぴったり!今回作ったつぶあんはぜんざいやおしるこなどでも食べられますのでこれから迎えるお正月にも活躍しますよ。
栄養も豊富なあずきです!新豆の美味しい季節にぜひお子さんと楽しみながら作ってみてください。
今回教えてくれたのは…
菅野 礼(すがの あや)さん
キッズ食育トレーナー/管理栄養士
認可保育園で10年間、保育園栄養士として乳幼児の食育に携わる。幼い頃からの食育が大切であり、食の楽しさを伝えていきたいという思いで日々取り組んでいく中で、保護者様からの食の悩み相談にのったり、保育園での自身の食育に悩んだりすることも多く、スキルアップを目指し日本キッズ食育協会でキッズ食育トレーナーの資格を取得。2022年から3歳から通える『青空キッチン 柏の葉スクール』講師、みんなで子育てキッズサロンJoiaの管理栄養士として、0歳からの子どもたちと日々の食育を楽しんでいる。
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1.幼児~小学生が料理を体験できる人気レシピ約81点を掲載!
2.料理の技術だけでなく、好き嫌いの解消のほか、箸使いや栄養バランス、季節の行事など、幅広い食の知恵が身につく。
3.レシピは読みがな付き。料理に慣れてきた子どもが自主的にチャレンジできる。
オープンサンド、チャーハン、揚げ出汁豆腐、お雑煮、ちらし寿司、唐揚げ、パエリア、酢豚、にんじんのポタージュ、おにぎらず、スイートポテト、ごま団子、オレンジジャム…
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3歳から始めるお料理レッスン
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