【子どもと作るレシピ】旬の野菜は苦手を克服するチャンス!外はカリカリ中はふわふわの「ほうれん草のチーズボール」

1月はまだまだ寒く、お家で過ごすことも多い季節ではないでしょうか。今回は旬のほうれん草を使ったレシピをご紹介します。旬の食べ物は栄養価も高く、味も良いので、苦手を克服するチャンスのタイミングです。お手伝いしやすいポイントもたくさんあるので、自分で作る体験を通して苦手を克服もできるかもしれません。
ぜひ楽しんで作ってみてくださいね。
冬のほうれん草は栄養がたっぷり!

ほうれん草は1年中出回っていますが12〜1月頃が旬です。緑黄色野菜のひとつで鉄・マグネシウムなどのミネラルや、ビタミンB群・ビタミンCなどの栄養を豊富に含んでいます。特に冬に栽培されるものは夏のものと比べてビタミンCは3倍ほど多く、甘みも増して美味しくなります。風邪が流行る季節にも積極的に食べてほしいし野菜です。根本の部分は捨てられてしまいがちですが、根元のピンクの部分には骨の形成に重要なマンガンが多く含まれています。葉の部分よりも甘みもあるので捨てずに食べてみてくださいね。
レシピ【ほうれん草のチーズボール】

材料(ひとくちサイズ12個分)

- はんぺん・・・1枚
- ほうれん草・・・50g
- ピザ用チーズ・・・30g
- 片栗粉・・・大さじ2
- ウインナー・・・1本
- マヨネーズ・・・大さじ1
- 油・・・適量
下準備
ほうれん草は小さくちぎり、耐熱容器に入れふんわりラップをし、600wの電子レンジで2分加熱する。水にさらし、水気を切る。
作り方
【1】水気を切ったほうれん草をさらに細かく刻む。ウインナーはあらみじん切りにする。
【2】油以外の材料を全てビニール袋に入れ、もみながらよく混ぜる。

【3】【2】を12等分に分け、丸める。

【4】 フライパンに1cm程度油を入れ、中火で温める。【3】を入れ表面がきつね色になるように転がしながら3〜4分加熱する。

お手伝のポイント
ポイント1 ほうれん草を小さくちぎってみよう

ほうれん草を触って葉っぱを小さくちぎってみてくださいね。食材を触ることでその野菜を身近に感じることができます。
よく似た野菜に小松菜がありますが、ほうれん草と何が違うのかな?と観察してみてもいいです。根元がピンクになっている事や、葉っぱの形もよく見ると違います。観察力も身につきますね。2歳のお子さんでもできるお手伝いなのでぜひチャレンジしてみていください!
ポイント2 材料を混ぜてみよう
ビニール袋に材料を入れて混ぜてみましょう。
柔らかい感触で力加減も学びながら感覚を育てていきます。ビニール袋も破けないように声をかけながらやってみてください。
ボウルに入れてこねても大丈夫ですが、ビニール袋に入れれば手も汚れないので、汚れるのが嫌だ!というお子さんでも楽しんでお手伝いできますよ♪
ポイント3 生地を丸めてみよう
生地の柔らかい感触は、力を入れすぎると潰れてしまったり、逆に弱いと丸まらなかったり、力加減も最初は難しいですが、コツをつかむと上手に丸めることができますよ。
こういった作業は手先の感覚を豊かにしてくれます。
おわりに
新年を迎え、今年はどんな1年になるか、子どもたちはワクワクしているのではないでしょうか。
今回のレシピはほうれん草がたっぷり入っていますが、カリカリとした食感で食べられるかもしれません。
自分で作ると子どもたちの「できた!」という自信にもつながりますし、苦手が克服できることもあります。
ぜひお子さんと旬のほうれん草を使って作ってみてくださいね!
今回教えてくれたのは…
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菅野 礼(すがの あや)さん
キッズ食育トレーナー/管理栄養士
認可保育園で10年間、保育園栄養士として乳幼児の食育に携わる。幼い頃からの食育が大切であり、食の楽しさを伝えていきたいという思いで日々取り組んでいく中で、保護者様からの食の悩み相談にのったり、保育園での自身の食育に悩んだりすることも多く、スキルアップを目指し日本キッズ食育協会でキッズ食育トレーナーの資格を取得。2022年から3歳から通える『青空キッチン 柏の葉スクール』講師、みんなで子育てキッズサロンJoiaの管理栄養士として、0歳からの子どもたちと日々の食育を楽しんでいる。
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料理(調理)と教育の融合。
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