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子どもと一緒に作りたい!旬を楽しむレシピ

【子どもと作るレシピ】簡単!混ぜて焼くだけパクパク食べれる『大根のお好み焼き風』

今回はあっという間にできるお好み焼き風のレシピをご紹介します。大根をすりおろして混ぜて焼くだけで、簡単にできます。大根がふわふわの食感に大変身します。小麦粉を使わずはんぺんを使うので、たんぱく質やカルシウム補給もでき、補食にもぴったりです。

お子さんと楽しみながら作ってみてください。

大根が旬です

大根は『すずしろ』と呼ばれ、春の七草のひとつで昔から日本で食べられてきました。

煮物やサラダなど様々な料理に活躍しますね。1年中出回っていますが、11〜3月頃に旬を迎えます。部位によって味が異なるのも特徴です。上の葉に近い方が甘みがあり、下の方が繊維が多く辛みが強いです。

ビタミンやカリウム、食物繊維などの栄養が含まれており、皮の近くが1番ビタミンCが多いので、皮を薄くむいたり、皮はきんぴらなどにして食べるのもおすすめです。大根の葉っぱにも栄養が豊富なので葉付きの大根が手に入った時は、1本丸ごと食卓に取り入れてみてくださいね!

レシピ 【大根のお好み焼き風】

材料  8枚分(直径約6cm)

大根・・・200g

はんぺん・・・1枚

●乾燥小えび・・・小さじ2

●卵・・・1個

●白だし・・・小さじ1

●片栗粉・・・大さじ2

油・・・小さじ2

 

☆中濃ソース・・・大さじ1

☆ケチャップ・・・大さじ1

☆砂糖・・・小さじ1

☆しょう油・・・小さじ1/2

マヨネーズ・・・適量

鰹節・・・適量

青のり・・・適量

作り方

【1】大根は皮をむいてすりおろし、ザルにあげ水気を切る。(水気を切ると120g前後になります。)はんぺんは細かく潰す。

【2】ボウルに【1】と●を全て入れ、全体をまんべんなく混ぜる。

【3】フライパンに油をひき中火にかける。【2】を8等分に分け、丸型に薄く形を整えフライパンに並べ入れる。弱火にし、両面焼き色がつくまでじっくり焼く。

【4】☆を混ぜ、焼き上がった【3】に塗る、お好みでマヨネーズ、かつお節、青のりをトッピングする。

お手伝のポイント

ポイント1 大根をすりおろしてみよう!

おろし器を使って大根おろしを作ってみてください。お子さんにはとても力のいる作業ですが、すりおろしを始めると真剣そのもの!

かたい大根が雪のようにふわふわで出てくるので不思議な発見もありますよ。

全部をひとりですりおろすのは難しいかもしれませんが、数を数えながら交代でやるのもいいですね♪

ポイント2 材料を混ぜてみよう!

ヘラを使って材料を混ぜてみてください。ふわふわの感触が楽しめます。

また、大根もはんぺんも白いですが、卵と混ざっていくことで黄色っぽくなっていきます。

色の変化も観察できますし、材料が全体に行き渡るようにまんべんなく混ぜられているか確認もできますね。お子さんに『色が変わってきたね♪』などと声かけや会話を楽しみながらやってみてください。

ポイント3 生地を丸てみよう!

とっても柔らかい生地ですが、成型を楽しんでみてください。

力加減を学んだり、丸以外の形があってもいいですね。手で丸めることで手先の感覚も豊かになり、集中力もアップしますよ。

そして自分で作ったものは、愛着が湧くので苦手でも食べることができるかもしれません。もし食べられなくても苦手なものを触れたら、それだけでもはなまるです!

まとめ

大根はこれからの季節、煮物やおでんなどに大活躍の野菜ですね。

今回のお好み焼き風のレシピは大根とは思えないくらいふわふわで美味しいので、大根が苦手なお子さんも苦手克服のチャンスかもしれません!

小えびやはんぺんも入っているので、カルシウムやたんぱく質の補給にもおすすめです。

ぜひ試してみてくださいね。

今回教えてくれたのは…

菅野 礼(すがの あや)さん

 

キッズ食育トレーナー/管理栄養士

認可保育園で10年間、保育園栄養士として乳幼児の食育に携わる。幼い頃からの食育が大切であり、食の楽しさを伝えていきたいという思いで日々取り組んでいく中で、保護者様からの食の悩み相談にのったり、保育園での自身の食育に悩んだりすることも多く、スキルアップを目指し日本キッズ食育協会でキッズ食育トレーナーの資格を取得。2022年から3歳から通える『青空キッチン 柏の葉スクール』講師、みんなで子育てキッズサロンJoiaの管理栄養士として、0歳からの子どもたちと日々の食育を楽しんでいる。

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