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子どもと一緒に作りたい!旬を楽しむレシピ

【子どもと作るレシピ】今年のクリスマスのおやつはコレ!ほうれん草スコーンのツリーを飾りつけよう♪

今回はクリスマスにぴったりなツリー型のスコーンをご紹介します。

スコーンの緑色には旬のほうれん草を使っていますよ!旬の食材を味わいながら、季節の行事をお子さんと楽しんでみてください。

冬のほうれん草は栄養がたっぷり!

ほうれん草は1年中出回っていますが12〜1月頃が旬です。緑黄色野菜のひとつで鉄・マグネシウムなどのミネラルや、ビタミンB群・ビタミンCなどの栄養を豊富に含んでいます。特に冬に栽培されるものは夏のものと比べてビタミンCは3倍ほど多く、甘みも増して美味しくなります。根本の部分は捨てられてしまいがちですが、根元のピンクの部分には骨の形成に重要なマンガンが多く含まれています。葉の部分よりも甘みもあるので捨てずに食べてみてくださいね。

レシピ

材料(ツリー5個分)

★薄力粉・・・150g

★ベーキングパウダー・・・小さじ2

★塩・・・少々

・バター・・・30g

・グラニュー糖・・・30g

・ほうれん草・・・約2株(生約80g、茹で約50g)

・牛乳・・・約20ml(茹でほうれん草と合わせて70gになるように)

・ホワイトチョコペン・・・1本

・お好みのトッピング・・・適量

 (ドライフルーツやナッツ、アラザンなど)

下準備

・バターは1cm角に切り冷蔵庫で冷やす。

・ほうれん草はさっと茹でて水にさらし、水気をしっかり切る。

・オーブンを180℃に予熱する。

作り方

【1】水気を切ったほうれん草をミキサーで細かくする。(量が少なくミキサーが空回りしてしまう時は、材料の牛乳を少しずつ加えて攪拌してみてください。)

【2】ボウルに★を入れ泡立て器でよく混ぜ合わせる。冷えたバターを加え、ヘラやスケッパーで切るように混ぜる。バターが小さくなってきたら、手で擦るように混ぜ合わせる。(粉チーズのような感じになればOK。バターが完全に溶けきってしまうとサクサク感が少なくなってしまうので時間をかけ過ぎないのがポイント!)

【3】【2】にグラニュー糖・【1】・牛乳を加え、ヘラでさっくりとまぜてから、手でこね生地をまとめる。生地を二つに分け、2cm厚さの円形にする。1/4サイズを5個、残りは1/8サイズの三角に切り分ける。

【4】天板にクッキングシートを敷き、大きい三角と小さい三角を重ねるようにセットで並べる。180℃に予熱したオーブンで20分焼く。

【5】【4】の粗熱をとり、湯煎して溶かしたチョコペンをスコーンにたらし、チョコが乾く前にお好みのトッピングを飾りつける。

お手伝いのポイント

ポイント1 ほうれん草を触って観察してみよう

今回はミキサーにかけるので、葉っぱを小さくちぎってみてもいいですね!食材を触ることでその野菜を身近に感じることができます。

よく似た野菜に小松菜がありますが、ほうれん草と何が違うのかな?と観察してみてくださいね。根元がピンクになっている事や、葉っぱの形もよく見ると違いますよ。観察力も身につきますし、スーパーに行った時に見分けられるようになったら、ほうれん草マスターですね!

ポイント2 飾り付けを楽しもう

飾り付けは、お子さんの大好きな作業です。どんな風に飾ろうかな?と想像したり、実際にやってみて、やっぱりこうしてみよう!と考え直したり。お子さんの感性がたくさん引き出されますね。ツリーが緑色なので、赤いトッピングを取り入れるとクリスマス感がより一層出ますよ♪

まとめ

2023年ももう終わりですね。この1年でお子さんの成長がたくさんあったのではないでしょうか。走るのが速くなった!苦手な食べ物が食べられるようになった!など、毎日頑張っているお子さんをたくさん褒めてあげてください。

今回のほうれん草スコーンも“クリスマスツリーの飾り付け”という楽しい要素が入っているので、ほうれん草が苦手なお子さんも苦手克服のチャンスになりますよ。

楽しみながら、ぜひお子さんと作ってみてください。

今回教えてくれたのは…

菅野 礼(すがの あや)さん

 

キッズ食育トレーナー/管理栄養士

認可保育園で10年間、保育園栄養士として乳幼児の食育に携わる。幼い頃からの食育が大切であり、食の楽しさを伝えていきたいという思いで日々取り組んでいく中で、保護者様からの食の悩み相談にのったり、保育園での自身の食育に悩んだりすることも多く、スキルアップを目指し日本キッズ食育協会でキッズ食育トレーナーの資格を取得。2022年から3歳から通える『青空キッチン 柏の葉スクール』講師、みんなで子育てキッズサロンJoiaの管理栄養士として、0歳からの子どもたちと日々の食育を楽しんでいる。

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