【工作あそび】ひもひもひっぱれ!なにがでーる?
夏を先取り♪おうちで魚釣りを楽しんじゃおう!
暑い日も増えてきたけれど、海で思いっきり遊べるのはもう少し先かなぁ…。
そんな夏を待ちきれないお子さんと一緒に、おうちで楽しく魚釣り♪
元保育士の絵本・あそび作家である浦中こういちさんが、子どもたちと一緒に工作して楽しめる遊びを教えてくれます。
釣り上げるためのお魚も、みんなでアイデアを出し合って描いてみると楽しそうですね。ひもをひっぱってみたら、思いがけない“大物”が釣れるかも!?
準備するもの
● 両面テープ
● 透明テープ
● たこ糸
● のり
● 油性マジック
● クレヨン
● ハサミ
● のり
● ダンボール板
● ボンド
● ガムテープ
● 色画用紙
「ひもひもひっぱれ!なにがでーる?」の作り方
1.色画用紙を海に見立てて絵を描こう
今回は「海」がテーマなので、青い画用紙を使います。
絵の具を塗ったり、小さな子ならクレヨンでなぐりがきをしたり。
2.ひっぱって釣り上げるものを作ろう
海がテーマなので魚などのひっぱるものを作ります。
今回は僕が一人で作りましたが、子どもが自分で作るか、大人と一緒に作ると楽しいですね。
魚など、海の生き物の絵を描いて切り抜きます。
切り取った絵の裏側にたこ糸を貼り付けます。
魚の絵を描いた用紙の裏側にのりをつけます。
補強のため、魚の絵に段ボール板を貼り付けます。
遊んだときに絵がはがれないように、透明のテープを貼ってコーティングします。
魚の絵の大きさに合わせて、段ボール板ごとカッターで切り抜きます。たこ糸を切らないように気をつけてくださいね。
切り抜くとこんな感じです。
ひっぱりやすいように、たこ糸の先に小さな段ボール板を貼り付けます。
このような手順で、海の生き物や釣り上げたら面白そうなものの絵を描き、ひっぱるものを何種類か作ってみましょう!
3.海に見立てた段ボール箱を作ろう
1.で子どもたちと一緒に絵を描いた青い色画用紙を段ボール箱に貼り付けて、海に見立てた段ボール箱を作ります。
箱の中に2.で作ったひっぱるものをたくさん入れます。
今回はこんなものが入っています。
いよいよ挑戦!ひもひもひっぱれ!
今回は次男(1歳10か月)が大興奮でした。釣り上げるともう一度箱にしまって楽しむのですが、たこ糸がちょっと長かったので、からまると怒っちゃいます。
お兄ちゃんは釣り上げると「魚、たこ、あ、長ぐーつや」と説明してくれました。
海の生き物を釣り上げて大興奮!
【ちょっとパワーアップ】違う遊び方
狙った生き物につながるひもはどれだろう?箱を使わない遊び方もご紹介します。
色画用紙で海を作ります。
2.で作った魚や長靴などひっぱるものを並べます。
ひもをクロスさせます。
クロスさせたひもが隠れるように、最初に作った海をかぶせます。
ここまでを子どもに見せながら作業して、海をかぶせた後にリーダーが「魚はどこだろう?」などと声をかけ、ひっぱるひもを決めてひっぱります。
魚につながっているのはどのひもかな?子どもたちと推理しながら遊べます。
色画用紙で作った海は、子どもがひもをひっぱるときにずれないよう、大人がおさえるなどしてサポートしてあげてくださいね。
浦中さん、今回も楽しい工作あそびをありがとうございました!
ひもをひっぱって海の箱から出てくるのはどんなものかな?子どもたちのワクワクが止まらない工作あそび。箱を使わない遊び方なら、少し大きな子でも楽しめそうですね。
『浦中こういちさんの親子で作ろう!ひもひもひっぱれ!なにがでーる?』を親子でチャレンジした!という方は是非、お写真と作ってみた感想やわが子とのエピソードなどをお寄せくださいね。下記のメールアドレスからお待ちしております。
宛先:
contest@ehonnavi.net
件名:【絵本ナビスタイル】ひもひもひっぱれ!なにがでーる?
【教えてくれた人】浦中 こういち
絵本・あそび作家。2008年、9年間務めた保育園を退職。故郷である三重県を拠点に全国各地で、保育園・幼稚園の子どもたちの前であそびの実演、保育士さんたちの研修などを行う。オリジナルのあそびうた、パネルシアター、紙皿シアター(紙皿を使ったパネルシアター)などのレパートリーがある。『バナナをもって』(クレヨンハウス)で絵本デビュー。
大人気!あそび作家・浦中こういちさんの絵本と本
『バナナをもって』『キャベツをもって』シリーズ3作目。
男の子と女の子が、ケーキをもって会いに行きたいのは、友だちのくまくんのところ。
だけど、呼んで出てきたのはくまくんじゃなくて……?
ことばのくり返し、展開のくり返しが楽しくここちよい絵本です。
『バナナをもって』『キャベツをもって』と一緒にたのしんでください。
「紙芝居」でも「絵本」でもない
楽しい仕掛けがいっぱいの「スケッチブック」のページをめくるごとに水遁の術や手裏剣など、忍者修行の場面が現れる。保育者の呼び掛けに答えながら、見ている子どもたちみんなで声をあわせたり体を動かしたりできる遊びの本。
異年齢の子どもたちも楽しめる
スケッチブックにのぞき窓や三段に分かれるページがあって、忍術修業のふんいきが子どもたちに伝わりやすい造りになっています。
土や水中にかくれたり、バクダンを手裏剣で消したり、くり返し遊んでも楽しい構成。
実演用のシナリオ付!もちろん現場に合わせて変えながら演じられます。
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