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「第18回MOE絵本屋さん大賞2025」決定!第1位は発行部数16万5千部突破の大ヒット『おせち』

「第18回MOE絵本屋さん大賞2025」決定!

https://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=265588

白泉社が主催する「第18回MOE絵本屋さん大賞2025」の大賞および部門賞が決定しました。

 

今回、第1位を受賞したのは、内田有美/文・絵 満留邦子/料理 三浦康子/監修『おせち』(福音館書店)。部門賞 では、「新人賞」第1位を押本達希/作『すいかのたね』(ブロンズ新社)が受賞。「ファーストブック賞」第1位をはらぺこめがね /作『おにぎり ぱく!』(白泉社)が受賞しました。

MOE2月号では、表紙や巻頭で「第18回MOE絵本屋さん大賞2025」を大特集。第1位を受賞した内田有美さんのインタビューをはじめ、受賞作家の方々より寄せられたコメントなどを掲載しております。

<MOE絵本屋さん大賞とは>

「MOE絵本屋さん大賞」とは絵本月刊誌のMOEが全国3,000人の絵本専門店・書店の児童書売り場担当者に アンケートを実施し、その年のおすすめしたい絵本30冊を決定。 部門賞として、「新人賞」と、0・1・2歳向けの絵本に贈られる「ファーストブック賞」を設けています。 島田ゆかさんが描きおろした『ぶーちゃんとおにいちゃん』がシンボルキャラクターです。

「第18回MOE絵本屋さん大賞2025」受賞作品を発表します!

※コメントやレビューの内容は『MOE2026年2月号』より抜粋したものです。全文は誌面にてご確認ください。

第1位『おせち』内田有美/文・絵 満留邦子/料理 三浦康子/監修 福音館書店

おせち

おせち

「くろまめ ぴかぴか あまい まめ。まめまめしく くらせますように」「きんとん きんかん きんいろ こがね。おかねが いっぱい たまりますように」など、おせち料理を美しい絵でひとつひとつ紹介しながら、そこに込められた願いをリズミカルなことばで伝える絵本です。 時代も変わり、おせち料理もバラエティーに富んでいますが、今も昔も人々の願いは同じ。改めて日本の伝統食・おせち料理の良さを味わえる一冊です。

「くろまめ ぴかぴか あまい まめ。」「きんとん きんかん きんいろ こがね。」おせち料理に込められた願いを、磨かれた言葉と美しい絵で丁寧に紹介。 和のお正月の気品漂う一冊。

MOE 絵本屋さん大賞に選んでいただき、嬉しいです。どうもありがとうございました。 幅広い年代の方が楽しめる絵本をお届けできるよう、これからもがんばりたいです。 ありがとうございました。(内田有美)

 

-絵本屋さんレビュー 写真かと見紛うほどの美しい絵と、リズムのいい文。日本人が言葉遊びの中に込めてきた願いと 想いを、今の、そしてこれからの世代に伝えていく、クラシックでありながら新しい絵本。 絵本を見ながら、何年ぶりかで子どもと一緒におせちをお重に詰めました。毎年、お正月には眺めたい(そして売りたい!)1 冊です。(精文館書店 商品部 菅井理恵)

第2位『第ピンチずかん3』鈴木のりたけ/作 小学館

大ピンチずかん3

大ピンチずかん3

新機軸うっかりメーターで大ピンチを考える

大ピンチは思いがけない理由でやってくる。
『大ピンチずかん3』では世の中のさまざまな大ピンチを、大ピンチレベルの大きさと今回初登場の「うっかりメーター」で表し、レベルの小さいものから順番に紹介する。
ついうっかりしたことで大ピンチに陥ったのなら、それはまさに自分のせい。次に大ピンチにならないように考えることができるぞ。 また大ピンチ調査や大ピンチを乗り越える方法など、知りたい情報も新たな切り口で掲載。さらに進化した 『大ピンチずかん3』。3冊揃えて手元に置いておけば、もう安心だ。


【編集担当からのおすすめ情報】
大ベストセラー絵本「大ピンチずかん」シリーズの第3弾『大ピンチずかん3(スリー)』がついに登場。3巻目にもかかわらず、子どもを襲う大ピンチは後を絶たない。へんな日焼けをした。割りばしがうまく割れない。ああ、確かにあったぞ、こんな大ピンチ…。
大ピンチに陥ったとき、なぜこんなことになったかを考える。そんな時は、うっかりメーターを見てみよう。今回初登場の新機軸だ。数値を見れば自分のせいかどうか一目瞭然。次からは気をつけることができる。
進化を続ける「大ピンチずかん」シリーズ。3冊揃えて手元に置いておけば、もう安心だ。

「大ピンチずかん」シリーズ3冊目も入賞しました!全国の書店員さんに、シリーズをずっと変わらず支持してもらって嬉しいです。1と2と比べて、変化がいくつかあります。まずはちょっとマニアックな大ピンチが増えました。でもそれはそれで本作りをしていて楽しかった部分でもあります。ちょっとしたことの中に人生のおかしみが隠れているものです。そしてもう一つは『わたしの大ピンチ』お便りが全国からたくさんわたしの元に届いていて、制作の助けになりました。楽しませてもらってます。(鈴木のりたけ)

第3位『どろぼうジャンボリ』阿部結/作 ほるぷ出版

どろぼうジャンボリ

どろぼうジャンボリ

この町に住む、風変わりなどろぼう。名前はジャンボリ。町のみんなが眠る夜、ジャンボリはあるものを、こっそりとぬすみだします。それはジャンボリにとって、とっても大事な宝物。ある日、あたらしい町長がやってきて、町のみんなから大切なものを奪います。ジャンボリが夜ごと集めつづけた「あるもの」が、あるとき、町にちいさな奇跡を起こして……。
大切なものを取り戻すためにできることや、偶然がもたらす奇跡が、ユーモラスで豊かなタッチで生き生きと描かれます。国内外で注目を集める実力派絵本作家、阿部結が手がけるはじめての絵童話。読むたびに、心が大きくふくらむ物語です。

MOE 絵本屋さん大賞3位 ありがとうございます!! この本が書店員さんひとりひとりのこころにたくさん届いたということをとてもうれしく思います。 書店員さんの手からさらに読者のみなさんの元へ届き、末長く楽しんでいただけますよう!(阿部結)

第4位『まてないの』ヨシタケシンスケ/作 ブロンズ新社

まてないの

まてないの

ずーっとずっと、わたしはわたし!あかちゃんから、おばあちゃんまで。まてない人の、まてない絵本。ヨシタケシンスケが描く、せっかち人生応援歌!発想絵本!?ユーモア絵本!?あなたの人生にエールを贈る、新たなヨシタケワールド。

投票してくださったみなさま、ありがとうございます! 長所でもあり、短所でもある待てない性格。そんな子が、ちょっとまてるようになるまで何十年もかかる。 そんなお話です。あなたがこの本を読んでくれるまで、まてないの!(ヨシタケシンスケ)

第5位『たれてる』(?と!のえほん 1) 鈴木のりたけ/作 ポプラ社

たれてる

たれてる

\『大ピンチずかん』の鈴木のりたけ新シリーズ第1弾!/

ドーナツに
チョコレートをかけて…。

あれ、
ちょっとかけすぎじゃない?

も~っ!
たれてる、たれてるって!

たれ続けるチョコレートは、いったいどうなるの!?
ページをめくるたびに驚きと笑いが生まれる、
子どもと大人のツボつくユーモア絵本。

≪編集者のおすすめコメント≫
まるで手を伸ばせば触れられそうな、圧倒的な描写力によるドーナツやアイスたち。
えっ? この次の展開は!? と、ドキドキしながらも、
読んでいるだけでお腹が空いちゃう、ゆかいな絵本の誕生です!

新しく始まったシリーズが評価されて、安堵しています。今までみっちりぎっしり描いてきたのとは趣を変えて、スポーツのように、リズムよくポンポンと、誰でもとっつきやすくて楽しめる、そんな絵本の原点を見つめ直すような気持ちで作りました。「?」で感じる好奇心と「!」で発見・理解する爽快感。その連続が面白さの源泉です。そんな思いを「?と!のえほん」というシリーズ名に込めました。絵本の読者層が、もっともっと広がるといいなあと思っています。(鈴木のりたけ)

第6位『おばけずし』苅田澄子/作 柴田ケイコ/絵 金の星社

おばけずし

おばけずし

おばけでもいいから来てくれないかなあと、ひまなお寿司屋さんがつぶやくと本当におばけがやって来た! おばけにお寿司を握ってあげると、おばけは大喜び。お礼におばけの魚を釣ってきたけど、食べられるのかなあ?

たくさんの絵本の中から選んでくださって、ありがとうございます! この話は、回転寿司店って不思議だなあと思ったことから書きました。寿司が店内をぐるぐる回っている…… 結構シュールだ……奥で寿司を握っているのはおばけかも? ……そんな妄想のはるか上を行く絵の世界 が最高にキュートで、拝見した時最高に嬉しかったです。(苅田澄子)

原稿をいただいた時に、「まわるおすし、おばけ世界の食材を使ったおすし」をイメージする時が一番楽しかったです。そんなお寿司は存在しませんし、存在しないものだからこそとってもワクワクします。そんな世界を描かせていただき感謝いたします。描きながら私も「おばけずし」がとても食べたくなりました。(柴田ケイコ)

第7位『モモ』(絵本版)ミヒャエル・エンデ/文 シモーナ・チェッカレッリ/絵 松永美穂/訳 光文社

モモ(絵本版)

モモ(絵本版)

町のはずれ、こわれかけた野外劇場に住んでいるという女の子。最初はあやしいと思われていたものの、たくさんの人たちがモモに会いにきました。それはモモが人の話を聞くことが得意だったからです。モモに話を聞いてもらうと、自分のしたいことがはっきりとわかったり、間違いに気づいたりします。やがて鳴かなくなったカナリアや、雨や風までがモモに話をし……ミヒャエル・エンデの名作刊行50周年を記念して企画された絵本版。

モモを気に入ってくださってありがとうございます。 この物語は、お互いの声に、世界に、そして時間そのものに、耳を傾けることを、わたしたちに思い出させて くれます。わたしたちの毎日が静かな驚きに満たされますように。心をこめて。(シモーナ・チェッカレッリ)

 

このたび MOE 絵本屋さん大賞7位に選んでいただき、とても嬉しいです。 ミヒャエル・エンデの『モモ』は、いまから50年くらい前に世界中で読まれました。そのモモが美しい絵本になって帰ってきたことに、わたし自身もわくわくしました。あらためて、モモのメッセージは時代を超えて真実を 伝える大切なものだな、と感じています。(松永美穂)

第8位『ぼくのいえ』鈴木のりたけ/作・絵 PHP 研究所

ぼくのいえ

ぼくのいえ

坂の上からみおろせば、ぼくのすんでる町がみえる。どれもみんなおなじようないえばかり。もうちょっとへんないえがあってもいいんじゃない?
たとえば、水をかけるとくずれる「すなのいえ」や、引っこしするときにころがせる「まるいいえ」があったらたのしそう。
いえにかえると、おふろにいれてくれて、ごはんもたべさせてくれる「ぜんじどうのいえ」は、なんでもやってくれるから、らくちん!
夜になってさんぽにでかけた「ぜんじどうのいえ」。ところが、ぜんじどうのかぎが、いたずらコンドルにぬすまれた。みつけだして、とりかえさなきゃ!
大人気「ぼくの」シリーズ第6弾! 奇想天外な物語に緻密な絵、さらには絵さがしも楽しめる、遊び心満載のシリーズです。子どもたちに「こんな家があったら住みたいな!」と、想像をふくらませながら読んでほしい一冊です。

「ぼくの」シリーズは、2010年の『ぼくのおふろ』から続く6冊目です。6冊目にして、初めての入賞! うれしいです。こんな家だったらいいなあという妄想は、読者のみなさんにも心当たりがある、身近で楽しい題材だったということですね。絵の題材としての「いえ」は、直線が多くて、こまごまとしていて、その割に大きくて、なかなか大変な作業を強いられましたが、重い腰を上げてトライしてよかったです。後半の探し絵パートも、もう描くのがしんどいの一言ですが、あそこが楽しいという感想もたくさん届いているので、今回も抜からずに描き切りました!(鈴木のりたけ)

第9位『すいかのたね』押本達希/作 ブロンズ新社

すいかのたね

すいかのたね

「すいかのたね」どこどこ?あんなところや、こんなところにかくれているよ。みつけるたのしみがつまった、絵さがし絵本。

主人公がすいかの種という、この究極に質素で無表情な作品がトップ 10 内に入るなんて本当にびっくり。 素直に嬉しいです。投票してくださったのが現役最前線の書店員さんというのも心強いですね。 無名の自称作家のアイデアでも面白がってくださり「本にしましょ」と言ってくださったブロンズ新社の皆さんは 冒険家です。(押本達希)

第10位『パンどろぼうとスイーツおうじ』柴田ケイコ/作 KADOKAWA

パンどろぼうとスイーツおうじ

パンどろぼうとスイーツおうじ

スイーツおうこくのスイーツおうじは、スイーツばかり食べてほかのものを食べません。
心配したおうひさまは、パンどろぼうに解決してほしいと、お城へまねきます。
それが気に入らないおうじは、あの手この手でパンどろぼうの行く手をはばみますが―――。

迷路あり!? 絵探しあり!? こんなパンどろぼう見たことない!
過去最大密度でおとどけする、待望の最新作!

これまでも何度か賞をいただいたパンどろぼうシリーズ。長く愛されていることを感じ、喜びと感謝の気持ちでいっぱいです。7巻目は食べず嫌いのお子様はもちろん、これまでパンどろぼうを応援してくれている皆様に向けても、パンどろぼうらしい少し間抜けな部分と楽しさを届けられるよう描きました。 パンどろぼうの今後の活躍、私自身が楽しみになっています。(柴田ケイコ)

新人賞1位『すいかのたね』 押本達希/作 ブロンズ新社

※新人賞:全国の絵本屋さんが注目している新人作家の絵本

すいかのたね

すいかのたね

「すいかのたね」どこどこ?あんなところや、こんなところにかくれているよ。みつけるたのしみがつまった、絵さがし絵本。

真っ赤なすいかから抜け出した黒いたね、アリやらオタマジャクシやら似ているものに紛れて今度はどこへ? いどころがわかっても再びめくりたくなるのは画面の美しさゆえ。

新人賞のチャンスは一度きりなので本当にラッキーです。ありがとうございます。 SNSのフォロワーやファンが多いわけでもない全く無名の新人ですので、純粋に作品だけを見ていただけたようでそこがとっても嬉しいです。20代は良いことが全然なく完全に暗黒大陸に乗り上げていたので、 30代はもう少しマシな年にしたいなぁ。(押本達希)

ファーストブック賞1位『おにぎり ぱく!』はらぺこめがね/作 白泉社

※ファーストブック賞:全国の絵本屋さん 3,000人のアンケートから0・1・2歳向けにおすすめしたい絵本

おにぎり ぱく!

おにぎり ぱく!

とってもおいしそうな三角おにぎり。
「ぱく!」とかじってページをめくると、中の具は「しゃけ!」。
次のおにぎりの中身はなにかな?
「ツナマヨ」、「こんぶ」に「たらこ」に「いくら」……人気のおにぎりがたくさん登場。
そして、最後の巨大おにぎりには、見たことがない、びっくりな具が待っています。
絵本でお気に入りのおにぎりを見つけたら、実際におにぎりをにぎってみてください!
2025年5月刊

とってもおいしそうな三角おにぎり。「ぱく!」とかじってページをめくると、中の具は「しゃけ!」。次のおにぎりの中身はなにかな? 「ツナマヨ」、「こんぶ」に「たらこ」に「いくら」……人気のおにぎりがたくさん登場。そして、最後の巨大おにぎりには、 見たことがない、びっくりな具が待っています。絵本でお気に入りのおにぎりを見つけたら、実際におにぎりをにぎってみてください!

まいど!はらぺこめがねです!本作ははらぺこめがね史上1番ふざけた絵本になったと思います。 僕の脳内がそのまま絵本になったという感じがあるので、形にできたことだけでも万々歳なのですが、 噂ではたくさんの読者さんが爆笑して読んでくれてるそうなので本当に嬉しい限りでございます。 そしてさらに「ファーストブック賞」の 1 位にまで輝けるなんて!みなさま、本当にありがとうございます! おにぎりたくさんにぎって家族でお祝いしたいと思います!(はらぺこめがね)

 

-絵本屋さんレビュー ダイナミックにページいっぱいのおにぎり、たまらん。おにぎりには夢がつまっていると思っていましたがその通り! な、絵本です。読み聞かせをしても、子どもによって反応が違っておもしろそう。 おにぎりも、最後のアレも、みんなみんな食べたくなる……。(柏の葉 蔦屋書店 白石由美)

「MOE 統括編集長 門野 隆」さん コメント

■受賞作品の傾向について

まず、今年のキーワードとしては「コミュニケーション」があげられます。 第1位に選ばれた「おせち」は、日本の伝統文化を次世代に伝えていくという、 ややもするとお堅い内容でした。その内容を抜群の画力で表現したおいしそうな絵と、考え抜かれた楽しい文章で表現し、何度も読み返したい1冊になっています。 この本は親子で一緒に話し合いながら「おせち」を楽しく学べる作品です。 第2位の「大ピンチずかん 3」は、「絵本」というジャンルでは手薄な読者だった小学生たちの間で多く読まれました。 趣味やエンターテイメントを細分化する現代において共通の話題をつくることは難しいのですが、「大ピンチ」というテーマは、 家族関係や友人関係を「大ピンチ」をきっかけに親密につないでくれました。その他の作品もそれぞれテーマの扱い方は違い ますが、絵本を通して話題を広げたり、つっこんだり、盛り上がるための「コミュニケーション」ツールとして大活躍の1年でした。

■絵本市場の最新動向について

2025年は、とにかく「大ピンチずかん」「パンどろぼう」の2大シリーズが絵本界を席巻した1年でした。シリーズ最新刊 だけでなく既刊も非常によく売れ、各書店の売り上げランキングを2つのシリーズで独占していました。「ノラネコぐんだん」やSNSで人気のまめきちまめこさんの「メロとタビ」も含め、シリーズものの絵本を楽しみにしている読者が増えています。 また、シリーズものの絵本の特徴として絵本だけにとどまらない展開があります。各版元によってIPとしての利用が積極的に行われ、グッズ化、企業コラボ、映像化など絵本を飛び出したさまざまな場所でキャラクターを目にする機会が増えました。 これも絵本としては珍しい展開で、若者層を中心とした大人のファンも獲得することに成功しています。 特に2025年は絵本の展覧会が多く開催され、原画展にとどまらない入場者参加型の展示やハイクオリティなグッズ販売で、親子連れから大人のファンまで多くの方が訪れました。

■今後の展望や2026年の注目絵本について

ミニチュア写真家の田中達也さん、本物そっくりの木彫りで話題のキボリノコンノさんなど他ジャンルで活躍をするアーティストの絵本が増えています。絵本と関係がなかった、もしくは絵本を作ろうと思ったことがなかった「おせち」の内田有美さんのようなアーティストが絵本に参入することによって、既存の概念を打ち破る新しい作品が生まれてくることを期待したいです。

MOE2月号では表紙&巻頭で「第18回MOE絵本屋さん大賞2025」を大特集!

MOE 2026年2月号

MOE 2026年2月号

■ 特別ふろく ヒグチユウコカレンダー2026
ヒグチユウコさんのカレンダーが手に入るのはMOEだけ!!
A4サイズ16ページの豪華仕様。壁かけタイプ。描きおろしの絵も収録!

■ 絵本ふろく キューライス「ダイコンコン」
「コンコン スココン ダイコンコン」楽しいリズムでやってくるのは、ダイコンコンとニャンコンコン……?

■ 巻頭特集 全国の絵本屋さん3000人に聞いた絵本ランキング
第18回MOE絵本屋さん大賞2025
全国の絵本屋さんに聞いた「2025年、もっともおすすめしたい絵本」が決定します! 2025年の絵本ランキングを1~30位まで一挙紹介。受賞作家へのインタビュー、全国の絵本屋さんから寄せられた推薦レビューを通して、受賞作品の魅力をたっぷりとお届けします。同時発表の「新人賞」、0・1・2歳向けの絵本を対象にした「ファーストブック賞」、MOE読者によるアンケートで選ばれた注目の絵本作品にもご注目ください。 一体どの絵本が選ばれるのか、お楽しみに!

■ 「ヨシタケシンスケ展かもしれない」高知会場
ヨシタケシンスケ×柴田ケイコ
展覧会で会いましょう
高知で子育てをしながら絵本を生み出す柴田ケイコさんと、高知で展覧会開催中のヨシタケシンスケさんが、現地で対談します。

■ SNSで大人気
はじめましてパペットスンスン
脱力感のあるパペットムービーが話題のパペットスンスン。その魅力を深掘りします。

■ 懐かしいあのコと再会!
平成レトログッズフォーエバー
20~30代を中心に平成女児グッズブームが巻き起こる昨今。あの日、夢中になって集めた愛しのモノたちに再会しましょう。

■ 生誕100年記念
武田百合子「富士日記」
日記エッセイが人気の古賀及子さんによる「富士日記」の魅力など、武田百合子の作品を紹介します。

■ 古代アンデスの天空都市
マチュピチュがやってきた!
東京のマチュピチュ展で観られる、古代インカやアンデスの不思議な文化・神話を紹介します。

■ 新人絵本作家の登竜門
第14回MOE創作絵本グランプリ審査結果発表
応募総数742点の中から選ばれた上位入賞作品を発表。

■ 連載第3回
メゾン・テリア「れっつごー! こいぬの たんけんたい」
お菓子でつくる、こいぬたちの冒険物語。

■ 好評連載
ワンワンちゃん 工藤ノリコ
アーティスト・インタビュー 成田美名子
注目の作家インタビュー  小川かなこ
MOEのおすすめ新刊絵本
今月の展覧会  「三浦太郎展 絵本とタブロー」
新刊読みもの
今月のおすすめ映画

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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