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「第17回MOE絵本屋さん大賞2024」決定!第1位は、鈴木のりたけ/作『大ピンチずかん2』(小学館)!

「第17回MOE絵本屋さん大賞2024」決定!

https://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=242194 『大ピンチずかん2』鈴木のりたけ/小学館

白泉社が主催する「第17回MOE絵本屋さん大賞2024」の大賞および部門賞が決定しました。

 

「第17回MOE絵本屋さん大賞2024」(主催:白泉社/協力:朝日新聞社メディア事業本部、兵庫県神戸市、株式会社松屋)の栄えある第1位は、鈴木のりたけ/作『大ピンチずかん2』(小学館)が受賞。部門賞では、新人賞第1位を玉田美知子/作『ぎょうざが いなくなり さがしています』(講談社)、ファーストブック賞第1位を、瀧靖之/監修 あかいしゆみ/絵『きらきら ぴかぴか どうぶつ だいすき』(朝日新聞出版)が受賞しました。

 

2024年12月27日発売のMOE2月号では、第1位を受賞した鈴木のりたけさんのインタビューをはじめ、受賞作家の方々が寄せたコメントを掲載。

<MOE絵本屋さん大賞とは>

MOE絵本屋さん大賞とは月刊MOEが全国の絵本専門店・書店の児童書売り場担当者3000人にアンケートを実施し、最も支持された絵本30冊を決定する年間絵本ランキング。島田ゆかさんが描きおろした「ぶーちゃんとおにいちゃん」がシンボルキャラクターです。

「第17回MOE絵本屋さん大賞2024」受賞作を発表します!

第1位『大ピンチずかん2』鈴木のりたけ/作 小学館

大ピンチずかん2

大ピンチずかん2

大ピンチグラフ採用で大ピンチが丸わかり!

子どもが大ピンチに陥ってしまったとき、その大ピンチの理由がわかれば、そんなにおそれることはない。進化した『大ピンチずかん2』では、子どもが陥りやすい大ピンチを、大ピンチレベルの順に掲載するのはそのままに、新たに採用した「大ピンチグラフ」で、6つの要素からその理由を解明する。さてきみの大ピンチの原因はなんだろう?ドキドキ?イライラ?それともつらい?


【編集担当からのおすすめ情報】
ベストセラー絵本『大ピンチずかん』の第2弾が、満を持して登場。その名も『大ピンチずかん2』!・・・ふつうだ。しかし内容はやっぱり期待を裏切らない。親子で一緒に楽しめる、大爆笑に満ちている!
きみはごはんつぶをふんだことはあるかな?外でズボンのゴムが切れたことは?大ピンチは日常の生活の中で、ふとした拍子に突然やってくる。『大ピンチずかん』を知っているきみたちはもうあせったりしない。今回新たに採用された大ピンチグラフで、このピンチは何が原因か考える。そしてきみたちは気づくはずだ。そう、この時点でこれはもうピンチですらないことを。そんな『大ピンチずかん2』。いつも手元に置いて、突然の大ピンチに備えてほしい。

毎日の中で突然やってくる大ピンチも、理由を知ればもう怖くない! 

新採用の「大ピンチグラフ」で6つの理由から大ピンチを分析、解明します。

「第17回MOE絵本屋さん大賞2024」第1位受賞に際して 鈴木のりたけさんコメント
毎回、本を開いた人を驚かせたい、新しい気持ちにさせたいと意識して制作しているので、その思いが通じたようで、感謝の気持ちでいっぱいです。
(MOE2025年2月号より抜粋。インタビュー全文は誌面にて)

第2位『わすれていいから』大森裕子/作 KADOKAWA

わすれていいから

わすれていいから

「第15回リブロ絵本大賞」入賞
第5回TSUTAYAえほん大賞 第4位

絶賛の声、続々!!

『わすれていいから』は、7歳の頃に拾った猫を実家に置いて18歳で上京した店主が自分のことのように泣きながら読んだ、少年と猫の物語。
誰も死なないのに、忘れていいと言われても忘れられない、2024年の当店Top3入り間違いなしの猫絵本。(キャッツミャウブックス店主 安村正也)

「そんなに早く大きくならないで」と時々さみしくなってしまう私に、あたたかい勇気と自信をくれた絵本です。(40代女性)

今になって、だまって見送ってくれた親の気持ちを思いだしグッときました。(30代男性)

この猫のように思える日がくるのかな…。まだ赤ちゃんの我が子を見て、もう泣けちゃっています。(20代女性)



あるひ、いえにやってきた おれ。
そこには、うまれたばかりの おまえ がいた。

ここは、おれたちのなわばり。

嬉しいときも悲しいときも、子どものそばには猫がいっしょ。

二人とも隅っこが好きで、いつもくっついていたけど、
気がついたら隅っこに おまえ がいないことが多くなって――。


当たり前に過ごしている時間が愛しくなる、大切な人に贈りたい絵本です。

第3位『シカしかいない』キューライス/作 白泉社 

シカしかいない

シカしかいない

公園、銭湯、レストラン…どこをみてもシカしかいない!
探し絵のようにすみずみまで見入ってしまう、ちょっとシュールで不思議な魅力のシカ絵本が誕生!
でも本当に、シカしかいない?
2024年8月刊

第4位『いちごりら』麻生かづこ/作 かねこまき/絵 ポプラ社

いちごりら

いちごりら

いちごのすきな ごりらさん いっぱいいっぱい たべたらね いちごりらになっちゃった! リズミカルな展開とシュールなイラストで、見れば見るほどクセになる! ことばあそびと迫力ある絵変わりが楽しい、読み聞かせで大人気の絵本。

第5位『ちょっぴりながもち するそうです』ヨシタケシンスケ/作 白泉社

ちょっぴりながもち するそうです

ちょっぴりながもち するそうです

『あつかったら ぬげばいい』『かみはこんなに くちゃくちゃだけど』に続く「心がちょっぴり軽くなる絵本」シリーズ第3弾。
「こまめにストレッチすると ほとぼりがさめやすくなるそうです」「好きな本の間に一晩はさんでおいたハンカチは 心配事をすいとってくれるそうです」…。
効果があるかも!?
ヨシタケ流おまじない絵本。
多忙な大人が気分を変えたいときにもお勧めの1冊。
2024年6月刊

第6位『トドにおとどけ』大塚健太/作 かのうかりん/絵 パイ インターナショナル

トドにおとどけ

トドにおとどけ

見た目がそっくりな動物がいっぱい。トドさんはどこ!?

トドに誕生日ケーキを届けることになったカモメ。ところが、おうちから出てきたのはトドによく似たアシカ。次に出てきたのも、これまたよく似たアザラシ。なかなかトドまで辿り着きません。やっと会えたと思ったら…? 海の生き物の違いもわかるユーモア絵本。

第7位『火の鳥 いのちの物語』手塚治虫/原作 鈴木まもる/文・絵 金の星社

火の鳥 いのちの物語

火の鳥 いのちの物語

手塚治虫「火の鳥」初の絵本化!
鳥の巣研究家であり、子供時代から手塚作品に憧れてきた絵本作家・鈴木まもるが命の尊さを鮮やかに描く。

地球上には多くの生命が生きています。みな誰に教わることなく、それぞれの環境に暮らし新しい生命を生み出しています。生命はどこから来るのか? なぜ生きるのか? 火の鳥が今を生きる人たちへ生命の不思議、生きることの大切さを語ります。

第8位『おすしが あるひ たびにでた』田中達也/作 白泉社

おすしが あるひ たびにでた

おすしが あるひ たびにでた

マグロのおすしが山へ、海へ、砂漠へ、旅に出ます!
めざす目的地はおすシティ!
身近なものを見立ててつくられた砂浜や雪山、砂漠の遺跡を、マグロのおすしが大冒険。
大人気のみたて写真絵本「おすしが ふくを かいにきた」第2弾!
2024年2月刊

第9位『パンダのおさじと ふりかけパンダ』柴田ケイコ/作 ポプラ社

パンダのおさじと ふりかけパンダ

パンダのおさじと ふりかけパンダ

食べものの好き嫌いが多いぱこちゃん。ある日、スーパーでもらった「ふりかけパンダ」をごはんにかけると、もこ、もこ、もこ……ぽんっ! 小さなパンダの「おさじ」があらわれました。ふりかけを料理にかけて、おさじが教えた呪文を唱えると、いつもの料理がパンダ料理に大変身! でも、守らないといけない約束があって――。

パンダのおさじが、ハッピーと不思議なパンダ道具をお届け!
注目の絵本作家・柴田ケイコが描く、大人気絵本シリーズ第2作。

第10位(同時受賞)『そそそそ』たなかひかる/作 ポプラ社

そそそそ

そそそそ

●子どもたちが大笑い! 大人も癒される、たなかひかるワールド

木にしがみつくコアラの親子。よく見ると子どもがたくさん! 大丈夫かなと思ったらコアラの足が突然にゅーん!
そそそそと歩き出したコアラの親子、そこに次から次へと動物が出てきて、にゅーんとどこかが伸びていきます。
『ぱんつさん』『ねこいる!』『すしん』に続く、誰も想像できないたなかひかるの「頭は良くならない絵本シリーズ」です。

第10位(同時受賞)『くまたのびっくりだいさくせん』柴田ケイコ/作 白泉社

くまたのびっくりだいさくせん

くまたのびっくりだいさくせん

くまの男の子くまたは、ママをびっくりさせて「くーちゃん、さすがね!」と言われたい!
ママのお気に入りのカップを花とダンゴムシで飾ったり、冷蔵庫のたまごにお絵かきしたり。
でも、ママは全然驚いてくれなくて……。
ママを喜ばせるために頑張る、くまたの子ども心が可愛い!
親子の愛が伝わる絵本。
2024年7月刊

新人賞第1位『ぎょうざが いなくなり さがしています』玉田美知子/作(講談社)

ぎょうざが いなくなり さがしています

ぎょうざが いなくなり さがしています

第8回 未来屋えほん大賞受賞!
第15回 リブロ絵本大賞入賞!
第15回 ようちえん絵本大賞受賞!
第16回 MOE絵本屋さん大賞2023新人賞第3位!



「ほんじつ ごご2じごろ おおばまち にらやまの ぎょうざが いなくなり さがしています。とくちょうは……」町の放送を聞いたとしおくんはびっくり。
ぎょうざが消えた!? なにがあったの? ぎょうざ、どうしたの? 考えをめぐらせるとしおくんでしたが……。

第43回講談社絵本新人賞受賞作で、新人賞の選考会でも絶賛された餃子愛に包まれた玉田美知子さんのデビュー作。

「設定も緻密で、お話もおもしろい、作者の妄想力に感服。満場一致でごちそうさま!」(講談社絵本新人賞選考委員 絵本作家・三浦太郎さん)
 

お店から突然いなくなったぎょうざは今頃どこに!? 全国の書店からの長く熱い支持を受け、昨年の入賞に続き今年は堂々第1位を受賞!

ファーストブック賞第1位『きらきら ぴかぴか どうぶつ だいすき』瀧靖之/監修 あかいしゆみ/絵(朝日新聞出版)

きらきらぴかぴか どうぶつだいすき

きらきらぴかぴか どうぶつだいすき

好評既刊「きらきら ぴかぴか」の第2弾。赤ちゃんが大好きなどうぶつの絵で構成しました。きらきら光るホログラムは絵本の中でも、赤ちゃんに大人気。プレゼントにもおすすめです。脳科学の見地からも、東北大学の脳科学者瀧先生が効果を解説しています。

きらきらの全面ホログラムに、にこにこの動物たち。光るものが大好きな赤ちゃんの目をとらえて、脳の発達をうながします。

 

ファーストブック賞の結果は『kodomoe2月号』(1月7日発売)で詳しく紹介します。

kodomoe2025年2月号

kodomoe2025年2月号

【豪華3大付録】
1 別冊28P絵本 「ノラネコぐんだん はるなつあきふゆ」工藤ノリコ/原作
2 別冊24P絵本 「こだいのなぞとふしぎのずかん」五十嵐美和子/作 東京国立博物館/監修
3 とじこみ付録 『コジコジ』シール さくらももこ

【巻頭大特集】
育児に家事…私たち、毎日がんばりすぎてない?
「母」を休もう

●“私”時間のつくり方 藤本美貴/吉田恵里香/ツルリンゴスター/古賀及子
●育児の手放しライン
●ヨシタケシンスケさんインタビュー 父も母もしばらく休みますので
●読むと心が軽くなる本
●家事を減らす! ―わが家の場合―
●休息レシピ
●ただ今「母」を休憩中!
●召しませ!「ご自愛おやつ」

【第2特集】
整理のしかた、お片づけのしやすさ、手に取りやすさ……
みんなの絵本棚、見せて! 横山だいすけ ほか

【親子時間が楽しくなる記事がいっぱい】
◆日々迷える私たちの、“ココロの処方箋”になる言葉がいっぱい!
『コジコジ』からママパパに贈る「生きるヒント」
◆あったかさもかわいさも、重ね着でプラスする!
 おしゃれ上手になれる、レイヤードLESSON
◆ちょっとの工夫で、簡単にかわいく!
 手づくり作家さんのお名前つけアイディア
◆育児雑誌6誌が選ぶ、今年の育児トレンド
 ペアレンティングアワード
Interview シルクロード(フィッシャーズ)&ゆん
◆ロングインタビュー 金原ひとみ
◆盲点をつぶして毎日きれい!
 トイレ掃除革命
◆今年こそふるさと納税を始めよう!
 寄附で被災地の復興支援!
◆第17回MOE絵本屋さん大賞部門賞
 ファーストブック賞 発表!
Interview あかいしゆみ

【好評連載】
<新連載>今井亮の毎日のりきりレシピ
<新連載>ボーネルンドのきせつとあそぼ!
◆ 機嫌のいいママになりたい! 杉浦さやか
◆ 食べたいときにすぐ作れる こどもおやつ 福田淳子
◆ 季節の絵本ノート
◆ 書店員さんおすすめ新刊絵本 ほか

MOE2月号では、表紙&巻頭で「第17回MOE絵本屋さん大賞2024」を大特集!

MOE 2025年2月号

MOE 2025年2月号

■ 特別ふろく ヒグチユウコカレンダー2025
ヒグチユウコさんのカレンダーが手に入るのはMOEだけ!!
A4サイズ16ページの豪華仕様。壁かけタイプ。描きおろしの絵も収録!

■ 巻頭特集 全国の絵本屋さん3000人に聞いた絵本ランキング
第17回MOE絵本屋さん大賞2024
全国の絵本屋さん3000人に聞いた「2024年、もっともおすすめしたい絵本」が決定! 2024年の絵本ランキングを1~30位まで一挙ご紹介。受賞作家へのインタビュー、全国の絵本屋さんから寄せられた推薦レビューを通して、受賞作品の魅力をたっぷりとお届けします。
同時発表の「新人賞」、0・1・2歳向けの絵本を対象にした「ファーストブック賞」、MOE読者によるアンケートで選ばれた注目の絵本作品にもご注目ください。

■ヒグチユウコ最新ニュース

■連載第8回
ヨシタケシンスケのおなやみそうだん そんなこともアラーナ
ヨシタケさんと助手のアラーナちゃんが読者のおなやみにお答えします。

■ デビュー50周年
林明子 子どもへのまなざし
子どもの気持ちに優しく寄り添う林明子さんの絵本。絵本作家の酒井駒子さんとの絵手紙、復刊された名作、名場面集などを特集します。

■ 東京子ども図書館50周年記念
松岡享子からの贈り物
東京で開催中の展覧会を記念して、松岡享子さんの子どもの本の仕事を振り返ります。

■ 注目の海外絵本作家インタビュー
ソフィー・ブラッコール
今は廃屋となった農場から巣立っていった12人の子どもと家族に思いを馳せ、その豊かな日々を緻密に描いた絵本に注目します。

■2025年は巳年
ヘビの絵本
2025年の干支にちなみ、ちょっぴり怖いけどかわいらしいヘビの絵本を集めました。

■追悼特集
中川李枝子 子どもの本を語る
2024年10月に逝去された中川李枝子さんの生前の貴重なインタビューなどを紹介します。

■ 新人絵本作家の登竜門
第13回MOE創作絵本グランプリ審査結果発表
応募総数682点の中から選ばれた上位入賞作品を発表します。

■ 連載第3回
たなかひかる「プロフェッショナルズ ~プロフェッショナルで勝手に空想タイム~」
テーマは「プロフェッショナルの活用術」今回は……、「バーテンダー」!

■ 好評連載
ワンワンちゃん 工藤ノリコ

アーティスト・インタビュー 尾上右近
注目の作家インタビュー アニー・レオーニ
MOEのおすすめ新刊絵本
今月の展覧会
新刊読みもの
今月のおすすめ映画

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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