【今週の今日の一冊】今日はパパと何して遊ぶ? パパと子のふれあいを描く絵本特集!
気がつけば6月も折り返し地点。カレンダーをめくると、今週末の21日は「父の日」ですね。
いつも家族のためにがんばってくれているパパ。その大きな背中や優しい手には、たくさんの愛が詰まっています。ママとはまた違った、パパだからこその安心感、包容力、そしてダイナミックな楽しさ……。
今週は、そんなパパと子のほっこりとしたふれあいを描いた絵本を特集します。
2026年6月15日から6月21日までの絵本「今日の一冊」をご紹介
6月15日 「ねえ とうさん、てを つないでも いい?」
読者の声より
とても良い親子関係だなと思いました。
お父さんに憧れる息子っていいですよね。
お父さんは偉大、お父さんにはかなわない。
お父さんがそんな存在であることは、とても良いことだと思います。
たまに帰ってくるというとうさんぐま。
人間の世界でいう単身赴任のような感じなのでしょうか。
お父さんにうんと甘えるこぐま、それに優しくこたえるとうさんぐま。いいなぁ。
(tori.madamさん 30代・ママ 女の子7歳、女の子4歳)
6月16日 お父さんと娘の楽しさいっぱいのかばごっこ
読者の声より
パパと電車にのって動物園へ かばを見に
寝ているかばを見て、「おとうさんみたい」
カバの親子の姿をじゅっくり みて あかちゃんかばとおとうさんかば?(おかあさん?)の仲良しぶりがとても心に残ったのですね
家に帰ってから お父さんとかばごっこ おとうさんは かばになりきってる!
ぶわあ~ かばの顔だ~ほほえましいかばごっこ
おなかすいて 机の下で ばなな リンゴを食べているみつことおとうさん ほんとうに 幸せですね~
おとうさんの愛情がたっぷり かばのおとうさんのむねにだっこされてじつに 安らかな 幸せなねむりですね~
お父さんがやさしくて 本当にステキデス!
こんなお父さんがいいな~
こどもは本当に幸せね~
(にぎりすしさん 50代・その他の方)
6月17日 だいすきなおとうさんにさわりたい!
水曜日は『かわいいおとうさん』
あっくんはやさしいお父さんがだいすき。
おとうさんのめがねは、ぴかぴかできれい。
めがねにさわりたい。
めがねをはずしたおとうさんのかおを、ぺちぺち。
ちいさな手のひらでさわります。
「かわいいよー かわいいよー おとうさんはかわいいよー」
おとうさんの鼻にかみつきたい。
ぐにゃぐにゃのお耳をさわるの、気持ちがいい。
髪の毛もざらざらのおひげも…。
子どもの目線で、おとうさんのことをこんなふうに愛しむ絵本が、これまであったかしら。
山崎ナオコーラさんが初めて絵本の文章を手がけ、ささめやゆきさんがだいすきなおとうさんに触れる子の、溢れるような思いを絵にして描いています。
抱きついてくる子どもを見つめるおとうさんも、しずかな愛情に満ちています。
「かわいい」と思われるお父さんは照れくさいかもしれないけど、きっとすごく嬉しいのではないでしょうか。
恥ずかしがらずに、最初はそっと小さな声で読んでみてください。
「おとうさんはかわいいよー」って。
幼い子のてらいのない愛情に、心がふっとほどけていく絵本です。
(大和田佳世 絵本ナビライター)
読者の声より
自分が小さい頃、お父さんのじょりじょりしたヒゲを触っていたなぁ、めがねを外したくて仕方がなかったなぁ、そんなことを思い出しながら読みました。
多分に漏れずうちの子もパパのメガネが気になります、おひげも気になります。この絵本を読んだらもっともっと気になりました。笑
かわいいおとうさん、それは子どもからすると愛おしくて大好きな存在。そんな父と子の姿が柔らかく描かれています。
(みいつけたさん 30代・ママ 女の子4歳)
6月18日 パパと一緒が楽しい! おふろの時間
木曜日は『パパおふろ』
んしょ んしょ んしょ んしょ
おようふくをぬいだら、
ぶく ぶく ぶく
ぶく ぶく ぶく
からだをあらって、 きれい きれい。
くまちゃんは、おふろが だいすき。
だって、とっておきのおたのしみが待っているから。
それはね・・・?
パパといっしょに入るおふろの幸せな時間。
体を使ったちょっとワイルドな遊びだって、パパならでは。
読んでいる子は、同じように遊びたくなること間違いなし!
作者は、『やまねこのおはなし』(イーストプレス)や『ゆき』(ほるぷ出版)など、数々の人気絵本を手がける、きくちちきさん。『しろねこくろねこ』(学研)で、ブラティスラヴァ世界絵本原画展「金のりんご賞」を受賞しています。
この絵本は、受賞と同じ日に誕生した息子さんとの日々から生まれたのだそう。
さいごは「パパ もう いっかい」。
あしたも遊ぼうね、くまちゃん。
のびのびと自由な筆のタッチが気持ちよい、
パパと子どものふれあい絵本です。
同時発売の『パパのぼり』も合わせてどうぞ。
(掛川晶子 絵本ナビ編集部)
読者の声より
絵がとってもかわいくて、筆遣いで水の流れやパパの動きなどの動きが表現されていて臨場感があります。
お話もとっても良くて、日常の中にあるお風呂がとても楽しそうに描かれているため、例えば泡に興味がでたり、頭が洗うのが好きになったりしてくれ、私も満足です。
パパと入ると言ってくれたのが何よりの収穫です。笑
(ミュさん 30代・ママ 男の子2歳)
6月19日 父から子へ受け継がれる特別なふれあいあそび
金曜日は『おとうさんのぼり』
転んでケガをして、元気のないじいちゃんに会いに行った、こうたろう。じいちゃんを励まそうと、学校で“昔の遊び”を調べた話をします。するとじいちゃんも、お父さんも、こうたろうと同じ遊びをしていたことがわかるんです。それは……「お父さんのぼり」!
お父さんの足から肩まで、子どもが手足をつかってよじ登る遊びで、なかなかスリルがあります。
じいちゃんの前で、お父さんによじ登るこうたろうを見ていたじいちゃんは、「わしも やってみるか」と言い出します。じいちゃんに背中にしがみつかれた、お父さんの複雑な表情。じいちゃんの笑顔。そして、こうたろうがじいちゃんと交わした約束は……?
おはなしを書いたのは、子どもの気持ちをテーマにした作品を多数手がけるくすのきしげのりさん。絵は『てのりにんじゃ』(ひさかたチャイルド)や『ゴリラさんは』(講談社)で子どもたちに人気の北村裕花さんです。本作品には、親子三代のふれあいが描かれています。
前後の見返しのページには、「お父さんのぼり」や「お母さんのぼり」を楽しむための参考ポーズや、注意点が描かれています。絵本を読んだあとは、親子でやってみるのもよいですね。
道具は何も必要なし。お互いの体と体だけで、いつでもできる。時代や世代を超えて、同じ親子遊びを楽しめるっていいなあと思える絵本です。
(大和田佳世 絵本ナビライター)
読者の声より
親子遊びの参考に、と手に取りましたが、
意外にも三世代の思いのいっぱい詰まったハートフルな展開に感動しました。
じいちゃんのけがをきっかけに、「おとうさんのぼり」が話題に。
こうすけは、じいちゃんを励ますために、「おとうさんのぼり」を披露したり、
東京タワーバージョンを練習したりするのですね。
「おとうさんのぼり」は、あまり本格的に知らなかったので、参考になりました。
なるほど、素敵なふれあい遊びですね。
もちろん、見返しに遊ぶ上の注意事項も完備されていて、嬉しいです。
じいちゃんとお父さんのエピソードも、よくある光景だけにジーンときました。
東京タワーとスカイツリーの世代間の感じ方の違いもいい塩梅です。
(レイラさん 50代・ママ 男の子29歳、男の子26歳)
6月20日 パパなりのアイデアでドキドキわくわく!
土曜日は『ねずくんとパパのおるすばん』
ねずくんとパパは、ふたりっきりで初めてのお留守番。ママそっくりにはできないパパは、ねずくんの好きな服や嫌いな遊びを知らなくて、最初は失敗ばかり…。でも、パパはママと同じことをする必要はないんだと気が付き、パパなりのアイデアで、ねずくんのハートをキャッチしていく。そのアイデアとは…?
「子どもあるある」「パパあるある」から「パパ、がんばれ!」へ。
そしてラストは、「パパと一緒は楽しいぞ。」
パパにもママにも子どもたちにも、世界中の親子に読んでほしいハートフルストーリー。
ボローニャ国際イラストレーション賞 受賞作家・刀根里衣(とねさとえ)が細部まで緻密に描き込んだ美しい絵で綴る。
読者の声より
とねさとえさんの新刊としり、楽しみによんでみました。今日はパパとおるすばんすることになったねずくん。でも、なかなかうまくいかなくて……。ねずくんの気持ちの変化が手に取るようにつたわってきて、ひきこまれました。パパとの楽しい一日に、よかったなと。とねさんのやさしい色合いの、かわいらしい絵がとても素敵でした! 父の日にもおすすめの絵本かと思います。
(あんじゅじゅさん 50代・その他の方)
6月21日 たいくつしているピートを見て、思いついたのは!?
日曜日は『ピッツァぼうや』
そとは雨。ピートはたいくつで、つまりません。
そこでおとうさんは、ピートでピッツァを作ることを思いつきました。
ピートのピザ生地をこねて、のばして、ぐをのせて……。絵本を読んだら、すぐにこのピザあそびがやりたくなっちゃうことまちがいなし!
読者の声より(旧版のレビューより抜粋)
有名な絵本ですよね。
タイトルは随分前から知っていましたが、
手にとったことがありませんでした。
「幸せの絵本」に紹介されていて今回初めて手にとりました。
想像していた内容と違った!というのが第一印象でした。
こんな素敵な作品ならもっと早く出会いたかったです。
退屈している息子をピザ生地に見立てて体全体で遊んでくれる
お父さん。
理想の親子像ですね。
一度私に読んでもらった息子は、すぐ主人のところに持っていき、
何度も何度も読んでもらっていました。
そして、今では毎週のように、ピッツァぼうやごっこをやっています。
「ピッツァが逃げ出した~」なんて言われると、
きゃあきゃあ言ってとても嬉しそうです。
親子(特に父親)とのふれあい遊びのヒントがいっぱい詰まった本。
ぜひお父さんに読んで欲しいです。
(とんちきさん 30代・ママ 男の子4歳)
他にもおすすめ。父と子のふれあいを描く絵本
いかがでしたか。
今年の「父の日」は、絵本をきっかけに親子でぎゅっとスキンシップを楽しんで、笑顔あふれる時間を過ごしてみませんか?
選書・文:秋山 朋恵(絵本ナビ副編集長)
|
この記事が気に入ったらいいね!しよう ※最近の情報をお届けします |
絵本・本・よみきかせ 















あそび