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やってみよう!読んでみよう!絵本ナビスタッフなんでも体験レポート

【聞いてみた】猫好きスタッフがお気に入りの「ねこの絵本」はどれ?第2弾

おうち時間で猫の存在が身近に!猫好きがはまる「ねこの絵本」

2月22日はねこの日。

絵本ナビにも、猫の魅力にすっかりメロメロになっている猫好きのスタッフが大勢います。

昨年、リモートワークに切り替えとなってからは、おうちにいる時間が増え、より猫との時間の大切さやありがたみを感じたスタッフも多かったようです。またこれを機に猫ちゃんをおうちの家族として迎えたスタッフもいました。そんないつもと違う状況で、改めてお気に入りの「ねこの絵本」を紹介してもらうことにしました。

 

選んでもらった絵本はどれも素敵な猫の魅力がつまっています。

みなさんの気になる「ねこの絵本」はありますか。

猫のしぐさや猫の模様をじっくり観察したくなる「ねこの絵本」

町田尚子さんの描く猫は、とてもリアルで、愛嬌たっぷり。
猫好きスタッフNTが選んだ絵本は、「ねことねこ」(こぐま社)。シンプルな構図で、猫と猫を比較して違うところ、同じところを見つけていきます。小さなお子さんと読むのも楽しい絵本。猫をじっくりと観察したくなります。

ねこは見ているだけであきない。ずっとずっと観察していられる。ステイホームになってから、ねこを見て癒されています。ねこはいろんな目の色、耳の形、顔の造作、鼻の色から、柄までみんなバラバラで不思議な生き物です。

個性的な猫がたくさん登場するくらべっこの「ねこの絵本」

ねことねこ

「ねことねこ おなじところ どこだ?」
猫とひと言でいっても、それぞれにバラエティあふれる個性と魅力がありますよね。そんな猫の姿態のおもしろさにフォーカスを当て、猫たちの同じところ、違うところ探しをしていく楽しい絵本です。
作はネコの絵を描かせたら当代随一の人気画家、町田尚子氏。
実在する猫たちをじっくり観察して生まれた、生き生きとした表情やユーモラスな仕草は息をのむほど。大人も子どももその魅力に引き込まれること間違いなしです。

猫のしぐさにくぎ付け!ずっとみていてもあきない「ねこの絵本」

ねこが教えてくれた大切なことを知る「ねこの絵本」

猫好きスタッフMTが選んだ猫の絵本は、「てつぞうはね」(ブロンズ新社)。

実は偶然にも同じ絵本を選んだスタッフがいました。猫の暮らしを考えていく中で、お別れや出会い。いろいろな体験をしていきます。そこで勇気をもらったり、一緒に生きる喜びや一緒に過ごしたかけがえのない時間を思い出として心に刻む。猫を飼うことを迷っていた人や、猫を看取る準備をしている人の心に寄り添う、とても心強い絵本です。

猫を飼い始め、あまりの可愛さにこの子が死んだら私は耐えられるのかなと心配になってた時、この本と出会いました。
内容はショックではありましたが、猫と暮らした幸せは続いていくんだなと感じ、
猫生活を楽しもう!を思えた作品です。
 

娘さんと一緒に2冊の絵本を選んでくれたのは猫を3匹飼っている猫好きスタッフHK。飼い猫の姿と絵本「てつぞうはね」の中の猫の姿が重なるのだそうです。おうちにいる時間が増えたからこそ、猫との時間がより一層愛おしく感じるスタッフが多かったようです。

もう1冊は、猫初心者にピッタリの猫の図鑑絵本。娘さんとも一緒に見ているのかな?眺めているだけで会話がこぼれる楽しい絵本を紹介してくれました。

『てつぞうはね』は、まさに今我が家のネコ(てんちゃん)が、お腹に大福大の腫瘍が見つかって&猫エイズからくるのか寒さから来るのかの鼻風邪をひいて、食事を自分からは一切取らず、強制給仕中なのです(涙)もしかしたら桜の時期を迎えられないかもしれないてんちゃんの姿がてつぞうにダブるのと(見た目は絵本にも登場するソトにそっくりなのですが)、てんちゃんの娘たちがソトとボウにダブりました。

 

『ねこのずかん』はネコについて知りたい!という方の入門にピッタリの1冊だと思います。ねこ好き&猫飼いとしても有名な(今も4匹くらい買っていらっしゃるはず)大森裕子さんの着眼点は本当に素晴らしく、模様とか肉球とかシッポとか、ねこ好きのポイントもしっかり抑えられています。

大好きな猫との大切な日々を綴った「ねこの絵本」

てつぞうはね

「情熱大陸」で大注目の絵本、いよいよ発売!

てつぞうはね、わたしのねこ
しろくて ふかふかのねこ
すわると おにぎりみたい
すっごく でっかいおにぎり

愛猫・てつぞうとの大切な日々をつづった、
ミロコマチコ、魂のこもった絵本!

ねこのずかん

大人気ずかんシリーズ第3弾。猫の種類、生態から「猫語」「猫と仲良くなるには?」まで、無類の猫好きが贈る、猫のすべて。

猫は何を考えているの?猫の気持ちがわかる「ねこの絵本」

産まれたときからひとりで生きてきた猫。

かすかに残る母の記憶と本能でこの世界を生き抜いています。外の世界で、たくましく生きる猫たちがどんなことを考えて暮らしているのか、気になります。猫好きスタッフがAKが選んだ絵本は、「ぼくはいしころ」(岩崎書店)。絵本の中の猫が、初めて飼い主と出会い、声をふりしぼって鳴く場面に心がギュッとなります。猫の本当の気持ちがわかったら、どんなにステキだろう。こんなに近くにいるのに、いまだに本心はやっぱりわからないままみたいです。

黒猫の、柔らかな毛並みと目の表情にひきこまれます。声を出さずに生きてきた子猫の小さな体から言葉が溢れ出した瞬間、涙が出ました。うるさいほど鳴く我が家の猫と重なって、好きなだけしゃべってね、と抱きしめたくなります。

美しい紙版画の中で生命力を放つねこの絵本

ぼくはいしころ

ぼくは街でひとり暮らす猫。だれもぼくのことを気にとめない。道端の石ころと同じ。でもある日「こんばんは」と声をかけてくる人間がいた。紙版画で描く、ある黒猫の物語。

自分が猫だったら...?猫の気持ちをかんがえる絵本

名前をたくさん持っている猫の秘密が気になる「ねこの絵本」

おはなし会でもよくとりあげて読むという「ねこのニャーロット」(徳間書店)を紹介してくれたのは、猫好きスタッフのTA。

ニャーロットの行動がたまならくおかしく可愛い絵本。この絵本の猫のように外でもたくさんの名前を持っている猫、実は多いようですよ。

いいお天気の日、散歩に出かけたニャーロットは、つぎつぎに美味しいものをもらってペロリ。「きょうは いい ひだにゃー」の繰り返しと、ニャーロットがみんなに愛されている様子に、幸せな気持ちになります。けれどもその後に起きる災難が、もうおかしくておかしくて。よくおはなし会で読んでいた絵本なのですが、最後の鳴き声はニャーロットと一緒に必死で叫んでしまいます。

愉快なふとっちょ猫のユーモラスな楽しい絵本

ニャーロットのおさんぽ

ある日、ねこのニャーロットが「きょうはいいひになりそうだにゃー」とでかけると、ギブソンさんから、にまめを一皿もらいました。つぎに、ジョーンズさんからポークパイを二つ、さらにバンベリーさんから肉のやいたのを三本もらいます。訪れる先々でごちそうをもらい、最後はとうとう…? どんどんふえるごちそうと、それをぺロリとたいらげていくニャーロットの姿が笑いを誘う、読み聞かせにもぴったりな、ユーモア絵本です。

いかがでしたか。

みなさんの知ってるお気に入りの「ねこの絵本」はありましたか。

ねこの絵本が毎年たくさん出版されていることを考えると、人間を魅了してやまない、とらえどころのない猫の可愛さ、可笑しさ、カッコよさと、まだまだたくさんの魅力があるようです。猫の日にたくさんのねこの絵本を読んで楽しんでくださいね。

 

 

写真・協力/富田直美 寺崎美穂 木村春子 掛川晶子 秋山朋恵

富田直美(絵本ナビ編集部)

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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