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“耳で絵本を読む”ように楽しむポッドキャスト番組「五味太郎 絵本の時間」

ポッドキャスト番組【五味太郎 絵本の時間】~番外編~

日本を代表する絵本作家の一人、五味太郎さん。1973 年に『みち』(福音館書店)でデビューしてから 50 年以上、これまで350 冊以上の絵本を手がけ、そのうち 100 点以上の作品が世界 30 カ国以上で翻訳出版されています。
いまも新しい作品を生み出し続ける五味太郎さんが、その創作の背景や絵本への思いに加え、普段の考えから本音の話まで本人の語りで届けるポッドキャスト番組「五味太郎 絵本の時間」がスタートしました。(放送は全9回を予定)

 

本記事では、2月20日(金)の「番外編」配信で取り上げた絵本を紹介します。

番組内で紹介された絵本『すてきなひらがな』『ステキナカタカナ』『素敵な漢字』

全9回の配信に加えて、なんと番外編として、『五味太郎 絵本出版年代記展 ON THE TABLE』(現在は会期終了)の会場・代官山ルーフギャラリーにて公開収録が行われました。お客様を交えたにぎやかなお話が、前編と後編に分かれて配信されています。

 

前編で取り上げた絵本は、『すてきなひらがな』と『ステキナカタカナ』、『素敵な漢字』の3冊(すべて講談社)。
制作を振り返り、「作業としてはめちゃくちゃおもしろかった世界」と言う五味さん。刊行1冊目の『すてきなひらがな』は、アメリカ人のマイケルさんが五味さんを突然訪問してきたことが誕生のきっかけだったそう。マイケルさんに「ひらがなっておもしろい。ひらがなの絵本はありますか?」と聞かれた五味さんは、瞬間的に「もう(絵本の)風景が見えていた」のだとか。その後、自然に「カタカナ」と「漢字」も制作することになり、3部作になったのだそうです。

 

後編では、お客様からの質問コーナーの模様を配信。質問されていた方は様々な立場でありながらも、共通するのは“五味さんのファン”であるということ。どの質問も「五味さんの回答が聞いてみたい!」と思う興味深いものばかりで、私も会場にいるような気持ちで聞き入ってしまいました。
そしてなんと最後は大合唱!? 会場の様子がおもしろおかしく伝わってくるのと同時に、なんだかちょっと涙ぐんでしまいそうなエンディングでした。

 

12月から始まったポッドキャスト番組も、これで本当の最終回です。絵本を中心とした五味さんの様々なお話は、時には驚き、時には感動し、時にはつい笑ってしまい……。“週末のごほうび”のようなひと時でした。

番組を通して「五味太郎さんをもっと大好きになった!」という方が、きっとたくさんいることでしょう。五味さんの絵本が、そして五味さんご自身のご活躍が、これからも楽しみで仕方ありません。

『すてきなひらがな』

すてきなひらがな

「そう来るか!」連発のあいうえお絵本。
五味太郎初のユニークな手法で“ひらがな”を描きます。
50音+濁音・半濁音+小さい「っ」「ゃ」「ゅ」「ょ」まですべてをカバー。かんたんな英単語も学べます。
自由な発想と卓越したデザインワークで子どもも大人も楽しめる1冊。

『ステキナカタカナ』

ステキナカタカナ

 

Fun with Katakana
ファン ウィズ カタカナ

ことばのおもしろさをビジュアルで表現したシリーズ。アイウエオで始まるカタカナ世界が絵の力をかりて広がっていきます。

※この本に掲載されている国旗は2011年10月現在、日本が承認している国家と、国際連合が正式に国家として承認している国をあわせた196か国のものです。
カタカナによるアクセント表記は、『講談社ハウディ英和辞典』に準拠しています。

『素敵な漢字』

素敵な漢字

Fun with Kanji
ファン ウィズ カンジ

ことばのおもしろさをビジュアルで表現したシリーズです。漢字のおもしろさが絵の力をかりて、どんどん世界が広がっていきます。

※本書では、音訓とも代表的なものだけを表記しました。
漢字の逐字訳は、『講談社漢英学習字典』を参考にしました。カタカナによるアクセント表記は、『講談社ハウディ英和辞典』に準拠しています。

配信は以下【「五味太郎 絵本の時間」を視聴する】より視聴可能です。ぜひ五味太郎さんの生の声で、改めて絵本を味わってみてくださいね。

ポッドキャスト番組「五味太郎 絵本の時間」について

本企画は、五味太郎さんの作品を刊行する複数の出版社(福音館書店、偕成社、岩崎書店、絵本館、ブロンズ新社、文化出版局)の協力により制作されています。
デビューから半世紀以上、今なお第一線で活躍している五味太郎さんの魅力を絵本ファンのみならず多くの方に知ってほしいとの思いで、出版社の垣根を越えて実現しました。
番組では、それぞれの出版社が刊行する代表作を通して、五味太郎という作家の多面的な魅力を紹介し、聴き手が “耳で絵本を読む” ように楽しめる番組を目指しています。

  • 番組名:五味太郎 絵本の時間
  • パーソナリティ:五味太郎(絵本作家)/堀井美香(フリーアナウンサー)
  • 配信開始日:2025年12月12日(金)10:00スタート ※毎週金曜日10:00頃~ 配信
  • 配信プラットフォーム:Spotify/Apple Podcasts/Amazon Music/YouTube Music ほか
  • 配信回数:全9回(予定)
  • 企画:福音館書店、偕成社、岩崎書店、絵本館、ブロンズ新社、文化出版局
  • 制作:TBSラジオ
  • 協力:絵本ナビ

五味太郎(ごみたろう)さんプロフィール

1945 年生まれ。工業デザイナーを経て絵本の世界へ。著作は 350 冊を超える。サンケイ児童出版文化賞、ボローニャ国際絵本原画展などで数多くの賞を受賞。絵本に『きんぎょが にげた』『ひよこは にげます』『みち』『みんなうんち』(以上、福音館書店)『かくしたのだあれ』『たべたの だあれ』(ともに文化出版局)『さる・るるる』(絵本館)「ことわざ絵本」シリーズ(岩崎書店)『まどから おくりもの』「言葉図鑑」シリーズ(ともに偕成社)「らくがき絵本」シリーズ(ブロンズ新社)など多数。絵本論『絵本をよんでみる』(平凡社)、絵本の仕事をまとめた『五味太郎 絵本図録』(青幻舎)がある。海外翻訳も多数。2025 年『ぼくは ふね』(福音館書店)で第 30回日本絵本賞大賞を受賞。

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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