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子どもと一緒に作りたい!旬を楽しむレシピ

甘さとホクホク感を味わえるこの時期に作りたい『えんどう豆のコロッケ』

5月に入り少しずつ初夏を感じますね。
二十四節気の立夏も過ぎこれから暑い夏が始まります。
このころからお店では色々な種類の豆が並ぶようになります。
今回はこの時期にしか味わえない取りたての『えんどう豆』を使った、ころころコロッケをご紹介します。
豆のホクホク感はもちろん、見た目の爽やかさも感じていただけますよ。

えんどう豆とグリンピースって一緒なの?

『えんどう豆』と『グリンピース』。

呼び名は違いますがどちらもさやから出した豆だけを食べます。『むきえんどう』や『実えんどう』とも言いますね。

さてどこが違うのでしょうか?

  • さやの中で実は未熟だけれど色がきれいで柔らかい状態で収穫するのが『グリンピース』
  • さやの中で実が大きくなり甘みが増して完熟したものを『えんどう豆』

なんですね。

ちなみにえんどう豆は秋に種まき→苗植えをします。
だいたいは畑で育てられますが、昔から稲刈りが終わった田んぼに苗を植え、田植え前に収穫してきました。
小学校で習う"二毛作"ですね。

寒い冬の中で成熟したえんどう豆は栄養が豊富!

えんどう豆はビタミンB1、B2、カロテン、たんぱく質も豊富です。
茹でると食物繊維も増して栄養たっぷりです。

 

それでは旬のえんどう豆を使って『えんどう豆のコロッケ』を作ってみましょう。

【レシピ】えんどう豆のコロッケ

材料(ひと口大6個~8個分)作りやすい分量

  • えんどう豆・・・さやから出して150g(さや付きで約300g)
  • ツナ缶・・・小1/2缶(70g)
  • 薄力粉、溶き卵、パン粉
  • 揚げ油
  • 塩(茹でる用)・・・小さじ1/2

作り方

1.えんどう豆を茹でる。

小鍋にえんどう豆と水300ml(浸るぐらい)と塩小さじ1/2を入れて強火で沸騰させる。
沸騰したら中火にして3分茹でる。
火を止めて粗熱が取れるまでそのまま置く。(約5分)
ザルに上げてしっかり水気を切る。

2.ボウルにえんどう豆を入れてマッシャ―やフォークで潰す。

3.ツナを混ぜてひと口大に丸める。

4.薄力粉→溶き卵→パン粉の順で衣を付ける。

5.180度に熱した油できつね色になるまで揚げる。

お手伝いポイント

  • えんどう豆をさやから出してみましょう!
    さやから出てくる豆にワクワク!!
    新鮮なえんどう豆はさやがしっかりしていて指が痛い!!と途中で断念してしまうこともあります。
    その時は「次は何個入ってるかな~?」「数を数えてみようか」と声かけしてみましょう。
    「次はどうかな?」と声掛けしているうちに終わってしまいます。
    計りで計量してみるのもいいですね。
  • 茹でたえんどう豆をつぶしましょう
    つぶす道具は何でも構いません。
    柔らかく茹でたえんどう豆は簡単につぶれそうに思えて丸くて手ごわくもあり楽しい作業です。
    少しずつでも出来たら褒めてあげてください。
  • 丸めて衣を付けてみましょう
    子ども達の大好きな丸め作業。色んな形があっても楽しいですね。
    少し大きなお子さんは同じ大きさに等分してみましょう。
    衣付け手に衣がついてしまうのでその都度手を洗いたくなりますが、スプーンやフォークを使って工夫してみましょう。
    取手のついたボウルを使うのもいいですね。
  • 揚げてみましょう
    揚げ物はついつい避けたくなりますが油はねの心配がない食材なので挑戦してみてはいかがでしょうか。
    揚げ網に乗せて揚げ油にそっと入れましょう。
    「そっと入れるのはなぜかな?」
    親子で考えてみるのもいいですね。
    揚げ物をするときは材料的には、はねないかもしれませんが、手や道具に水滴がついていないか確認して下さいね。

コロッケにはお手伝い要素がいっぱい!

今回はえんどう豆のコロッケをご紹介しましたが、この時期は新じゃがいもを加えてみるのもおすすめです。

コロッケには手先を使っての作業が沢山あります。

今回は具材は少なくても作業を楽しむ事を一番に考えました。

なんといっても揚げたて、手作りのコロッケは格別ですね。

今回教えてくれたのは…

髙井 智美(たかい ともみ)さん

 

キッズ食育トレーナー/調理師/フードコーディネーター
青空キッチン大阪富田林駅前校主宰/大人の料理教室Beans Kitichen主宰
男子3人の母

 

大手調理学校のアシスタントを経験し出産を機に退社。同時にフリーで活動する。
農家育ちから活動は地産地消のメニュー提案や市、企業などのイベントなど。
自身の子育てで経験した食の大切さを小さな時から学んでほしいという思いから青空キッチンを開校。

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料理(調理)と教育の融合。

「さまざまな食材・料理に触れる」「素材から調理する」「自分でやってみる」「お友達と協力する」「新しい知識や発見」料理を通じて、五感を育てます。

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