なすでとろみをつける実験のような『キーマカレー』
なすってどんな野菜?
夏から秋にかけて旬の『なす』
この時期、皮がパリッとしたみずみずしいなすがお店に並びます。
種類もさまざまで細長い長なすや丸い米なす、小なすなど日本には約200種類ものなすがあると言われてます。
また色も白に緑、紫色などがあり、見た目もとてもかわいいですね。
地元の直売所や道の駅などでお子さんとなすの種類や形など探究してみてはいかがでしょうか。
なすはむくみを防いでくれるカリウムやポリフェノールの一種であるアントシアニンが含まれ、免疫力の向上に効果があると言われています。
暑い夏には進んで摂りたい野菜ですね。
さて、なすはインドが原産地と言われています。
日本では夏の代表的な野菜の一つですが世界中で食べられているのでとてもポピュラーな野菜ですね。
どんなメニューにも合う万能な野菜ですが子ども達の中では苦手食材の一つでもあるのが残念です。
それではなすを美味しく変身させていきましょう。
【レシピ】とろとろなすでとろみをつける『キーマカレー』
材料(4人分)
なす・・・2本(約200g)
合いびき肉・・・200g
玉ねぎ・・・160g
トマト・・・1個(約200g)
にんにく・・・1/2片
しょうが・・・4g
●クミン・・・小さじ1/2
●ターメリック・・・小さじ1/2
塩・・・小さじ1/3
こしょう・・・少々
コンソメ・・・小さじ1/2
ケチャップ・・・小さじ1
サラダ油・・・大さじ1
作り方
- なすは皮をピーラーで全部剥きフォークで数ヶ所穴を開ける。
ラップをし3分レンジにかけ冷ます。冷めたら細かくたたく。 - 玉ねぎ、トマトは粗みじん切りしょうが、にんにくはみじん切りにする。
フライパンにサラダ油を入れ中火で玉ねぎ、にんにく、しょうがを炒める。
●を入れ炒める。香りが出たらトマトも加える。
トマトの水気が飛んだらひき肉を加えてしっかり炒める。
塩・こしょうをする。- なすも加えコンソメ・ケチャップで味を整える。
【レシピ】~ターメリックご飯も炊いてみましょう~
材料(4人分)
米・・・2カップ
水・・・2カップ
ターメリック・・・小さじ1/4
コンソメ・・・小さじ1
塩・・・ひとつまみ
バター・・・20g
作り方
- 米は洗って鍋に入れ分量の水、ターメリック、コンソメ、塩を入れ浸漬する。
- 蓋をしめ強火にかけ沸騰したら弱火にして8分、火を止め10分蒸らす。
- バターを加え混ぜる。
お手伝いポイント
ポイント① ピーラーやフォークを使ってお手伝い‼
なすをしっかり押さえてピーラーで皮をむいてみましょう。
幼児さんでしたらグラグラしないように縦半分に切ってあげてもいいですね。
皮が少し残っても大丈夫‼
皮がむけたらフォークで穴を数ヶ所開けてみましょう。
時間がかかっても最後まで見守ってあげたいですね。
ポイント② 色々な方法で潰すお手伝い‼
柔らかくなったなすをつぶしてみましょう。
フォークやスプーンを使って又は、包丁でトントンと叩いてもいいですね。
ポイント③ 香辛料合わせるお手伝い‼
今回は香りのスパイス“クミン”と色のスパイス“ターメリック”を使います。
『どんな香りがするかな?』
『どんな色のスパイスかな?』
『混ぜるとさてどんな色のスパイスになるかな?』
親子で確認してみてはいかがでしょう。
クイズのように楽しんでみてくださいね。
おわりに
今回はなすについてのお話と『とろとろなすで作るキーマカレー』をご紹介しました。
見た目やなすの食感で苦手なお子さんも多いと思います。
『キーマカレーのとろみをなすが応援してくれているんだよ』
感じ方で苦手克服に繋がるかもしれませんね。
また『この皮は捨てるの?』と聞かれたら是非なすの皮を揚げてみてください。
180℃の油で2分揚げましょう。
塩をパラパラと振って食感を楽しんでください。
さてどんな味がするかな?
今回はターメリックライスにしましたがこの時期とうもろこしご飯にしてもいいですね。
黄色のごはんが食欲をそそります。
今回教えてくれたのは…
髙井 智美(たかい ともみ)さん
キッズ食育トレーナー/調理師/フードコーディネーター
青空キッチン大阪富田林駅前スクール主宰/大人の料理教室Beans Kitchen主宰
男子3人の母
大手調理学校のアシスタントを経験し出産を機に退社。同時にフリーで活動する。
農家育ちから活動は地産地消のメニュー提案や市、企業などのイベント、メニュー提案など。
自身の子育てで経験した食の大切さを小さい時から学んでほしいという思いからキッズ食育を学び青空キッチンを開校。
1.幼児~小学生が料理を体験できる人気レシピ約81点を掲載!
2.料理の技術だけでなく、好き嫌いの解消のほか、箸使いや栄養バランス、季節の行事など、幅広い食の知恵が身につく。
3.レシピは読みがな付き。料理に慣れてきた子どもが自主的にチャレンジできる。
オープンサンド、チャーハン、揚げ出汁豆腐、お雑煮、ちらし寿司、唐揚げ、パエリア、酢豚、にんじんのポタージュ、おにぎらず、スイートポテト、ごま団子、オレンジジャム…
期待の食育レシピブック第2弾。子どもだって、「楽しく・おいしく・安全に」ここまでできる!!
3歳から小学校6年生までが対象の食育スクール「青空キッチン」。実際に料理を体験することで、子どもたちの自立心や協調性、想像力を養い、学習意欲を高めることができます。さらに、好き嫌いが減るという、うれしい効果も。
この本では、青空キッチンのレシピ82品をわかりやすく紹介しています。子どもにお願いできる作業を色分けして示しているので、3歳の子でもムリなく安心して料理に挑戦できます。さらに、「食育のポイント」や、興味をうながす言葉がけの例も載せているので、ご自宅にいながら青空キッチンのレッスンをおこなえますよ。
食は、人間を健康にし、生活を豊かにするうえで欠かせない要素。好奇心旺盛な子ども時代に料理を学べば、一生を通じての宝物になります。
お料理レッスンで楽しい親子の時間を過ごしましょう!
子どものための食育スクール「青空キッチン」生徒さん募集中です!
青空キッチンとは?
料理(調理)と教育の融合。
「さまざまな食材・料理に触れる」「素材から調理する」「自分でやってみる」「お友達と協力する」「新しい知識や発見」料理を通じて、五感を育てます。
考える力表現力、社会性をはぐくみ、子ども達の潜在能力を引き出すお手伝いをします。
「青空キッチン」のカリキュラムは料理をイベント的に体験するのではなく、日常の一コマとして、また、体作りや将来作りのすべての土台を築くための多面的な取り組みをしています。
全国に拡大中!詳しくはHPをご覧ください。
http://aozora-kitchen.com/school/
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