【3歳~6歳】非認知能力が育つ!親子のあそび図鑑が登場!
今一番子どもに必要な力を育てるために親ができることは遊ぶこと
最近よく耳にする「非認知能力」。
子どもが自分で考える力、やり抜く力をどうやって身につけるのか?実は、難しいことではないようなのです。KANSAIこども研究所所長の原坂一郎先生によると「非認知能力」とは、
- 自分の感情をコントロールする力
- 人とうまく関わる力
- 目標に向かってがんばる力
- 苦難を乗り越える力
これらの4つの能力のことをいい、この能力をしっかりと身につけるには、幼児期の「遊び」が非常に重要なのだそうです。でも、そのような非認知能力を具体的に育てる「遊び」って何をしたらいいのでしょう。親子がおうちでできる簡単な遊びはあるのでしょうか。
そんな疑問に答えくれたのが、ここでご紹介する『非認知能力が育つ 3~6歳児のあそび図鑑』(池田書店)です!この本で紹介されている遊びはどれも難しいものではありません。すぐにご家庭で取り組める、内遊び、外遊びばかりです。しかも、大人も一緒に遊べる楽しいものばかり!それでは、少しだけその遊びをご紹介いたしましょう。
遊びから育つ5つの基本的「非認知能力」
いろいろな非認知能力がある中で、遊びを通じて育てることができる基本的な「非認知能力」は5つあります。
その5つとは、表現力、身体的な力、創造力、想像力、考える力です。そこにはさまざまな遊び方の種類があります。本書では、「動的遊びと静的遊び」「能動的遊びと受動的遊び」「想像(創造)的遊びと破壊的遊び」「ひとり遊びと複数遊び」「なにかを用いる遊びとなにも用いない遊び」など具体的な遊びをいろいろな角度からその意味や子どもに与える影響などをとても分かりやすく解説してくれています。保育園や幼稚園で行われている遊びや何気なしにご家庭で子どもと遊んでいた遊びにもこのような効果が隠されていたのか!と大変驚かされました。
そして、このあそび図鑑には、それぞれの力を育む遊びが、可愛いイラストと共になんと100種類以上も収録されているんです。遊びのバリエーションに困っている親御さんにはなんとも心強い指南書となるのではないでしょうか。
ハンカチやタオル、ものを使った身体能力を養う遊び
遊びを通して、子どもたちがさまざまな「身体的能力」をアップできることも忘れてはいけません!頭や心と同じように、身体のいろいろな部分を鍛えましょう。たくさんある中の遊びを一部ご紹介します。
ダンゴムシやどんぐり!創造力を育む外遊びと内遊び
外にいるダンゴムシをつかまえて、観察してみたり、拾ってきたどんぐりでカレンダーを作ってみたり!ちょっとしたアイデアで子どもたちの創造力がどんどん育っていきます。親子でも楽しんで取り組めそうな遊びばかりです。
これは頭を使います!考える力を養う遊び
ひと時、話題になった「ちりめんモンスター」!こちらも簡単に手に入るもの。実際に触れることができる身近な海の生き物たち。いろいろな姿を知ることで、命の不思議も感じることができますね。また、「なくなったのは?」では集中力も養います。教材などを購入しなくてもご家庭にあるものを使って取り組めるのがとてもうれしいですよね。子どもに準備させて、大人がやったら案外答えられなかったりして?
編集者からの言葉
今回、この本をご紹介するにあたり、担当編集者の方からコメントをいただきました。実際にすべての遊びを5歳のお子さんと体験したという編集者さん。実体験をもとに厳選された面白かった遊びはどれも納得する気になる遊びばかりです。親子のために作れた愛情がたっぷり
つまったこの本から、たくさんの新しいオリジナルの遊びも派生する気がしています。みなさんに手に取っていただき、是非その遊びの世界を通して、子どもと一緒に親子で成長できるそんな時間を共有してくださいね。素晴らしい本だと思います。
コロナにより在宅勤務が始まったときに
本書の編集作業をしていました。
在宅で仕事をしながら娘(5歳)とどう過ごすか?本書に掲載されているあそびはそんな中、
娘と実際にやってみて、
本当に楽しんでくれたものを掲載しました。
中には何度もせがまれたあそびがたくさんあります。
ぜひお子様と本書のあそびで楽しんでほしいと思います。
大注目!「遊び」がつまった最強の親子のあそび大全集
今、世界が注目する「非認知能力」が育つ遊びを100以上、紹介! 子供の「意欲」「粘り強さ」「社交性」「自制心」などを伸ばしたい 親のための最高の教科書ができました。 もう「子どもの能力伸びているのかな」? 「今日子供と何して遊ぼう…」と迷うことはありません。 インスタでフォロワー18万人超の人気イラストレーター・モチコさん のイラストがとにかくキュートで笑えます。 遊びの内容は ・工作遊び ・からだ遊び ・ごっこ遊び ・言葉遊び ・室内遊び・室内遊び ・海遊び・山遊び などなど。 各遊びで育つ能力(遊びの効力)もすぐにわかるようになっています。
目次
PART1 表現力を養う遊び
PART2 身体能力を養う遊び
PART3 創造力を養う遊び
PART4 想像力を養う遊び
PART5 考える力を養う遊び
いかがでしょうか。
おうち遊びや家族と過ごす時間がより大切に感じられる今、子どもたちと過ごす時間をより有意義に楽しく素敵な時間にしていただきたいなと思います。
富田直美(絵本ナビ編集部)
この記事が気に入ったらいいね!しよう ※最近の情報をお届けします |