【子どもと作るレシピ】苦手から好きに変わる!?麺メニューでも野菜がたっぷり食べられる!なすのジャージャー麺とひんやりなすゼリー
暑い季節は調理するだけでもたくさん汗をかきます。できるだけ火を使わずに、レンジも活用して時短で美味しく料理したいですね!
また暑くて食欲が湧かない時にも麺類などのツルッとした食べ物なら、喉越しも良く食べやすいです。
今回は夏に美味しいなすがたっぷり入ったジャージャー麺とひんやりしたゼリーのレシピをご紹介します。
なすは夏から秋にかけて美味しい野菜
なすなどの夏野菜は、体を冷やす働きがあると言われおり、体にこもった熱をクールダウンしてくれます。また水分やカリウムが豊富に含まれているので、きちんと野菜を食べることで水分補給にもなります。カリウムは体の水分バランスを整えてくれるので脱水などを予防してくれます。
また、なすの紫色の皮に含まれるナスニンはアントシアニン系の色素でポリフェノールの一種です。ポリフェノールは抗酸化作用もありますので、暑さで免疫力が下がらないようにするためにも皮をむかずに食べるのがおすすめです!
レシピ【なすのジャージャー麺】
材料(2人分)
〈麺〉
◎蒸し中華麺・・・2玉
◎水・・・大さじ2
ごま油・・・小さじ1
〈あん〉
豚ひき肉・・・100g
なす・・・1本(約100〜120g)
長ねぎ・・・20g
しいたけ・・・20g
たけのこ水煮・・・40g
おろししょうが・・・少々
おろしにんにく・・・少々
ごま油・・・小さじ2
水・・・100ml
顆粒鶏がらスープの素・・・小さじ1
★砂糖・・・小さじ2
★しょう油・・・小さじ2
★みそ・・・大さじ1・1/2
★酒・・・大さじ2
●片栗粉・・・小さじ1
●水・・・小さじ1
きゅうり・・・20g
下準備
- ★を混ぜ合わせる
- ●を合わせ、水溶き片栗粉をつくる。
作り方
【1】なすはヘタをとり、1cm角に切る。10分程度水にさらし、水を切る。長ねぎ・しいたけ・たけのこは粗みじん切りにする。きゅうりは千切りにする。
【2】フライパンにごま油をひき、弱火にかける。おろししょうが・おろしにんにくを入れ、香りが出たら、豚ひき肉を加え中火で炒める。肉の色が変わったら、なすを加え炒める。
【3】【2】に長ねぎ・しいたけ・たけのこを加え軽く炒め、水・鶏がらスープの素を加え、3分程度煮る。
【4】【3】に★を加え、全体をよく混ぜ、1〜2分程度煮たら、水とき片栗粉を回し入れ、少しとろみをつけ、火を止める。
【5】蒸し中華麺を耐熱皿に入れ、水を回しかける。ふんわりラップをし、600wの電子レンジで3分加熱する。ラップをはずし、ごま油を麺全体にかけ、ほぐす。
【6】【5】を皿に盛り、【4】をかけ、きゅうりを添える。
レシピ【なすゼリー】
材料(4人分)
- なす・・・100g
- 砂糖・・・大さじ2
- 水・・・適量
- レモン汁・・・大さじ1
- ゼラチン・・・5g
- 湯・・・80g
作り方
【1】なすはヘタをとり、7㎜角に切る。10分程度水にさらし、水を切る。
【2】【1】を耐熱容器に入れ、砂糖をまぶし、全体に絡める。ふんわりラップをし600wの電子レンジで3分加熱する。一度取り出し混ぜたら、ラップを外し、再度600wの電子レンジで2分加熱する。(容器が小さいと水分が溢れてしまうので注意してください。)
【3】【2】にレモン汁を加え、混ぜる。全体量が150gになるように水を加える。
【4】ゼラチンを湯で溶かし、【3】に加え全体をよく混ぜる。
【5】【4】を別の容器に移し替え、あら熱をとり、冷蔵庫で冷やす。
お手伝のポイント
ポイント1 なすを観察して触ってみよう
なすは外側と中の色が違うので、観察してみると楽しいですよ。ヘタも帽子のようになっていてとてもキュートな野菜です♪
なすが苦手なお子さんは、食べられなくても触ったりするだけでも◎!
触れたね!すごいねと褒めてあげてくださいね!
ポイント2 レモン汁を入れてみよう
なすのゼリーを作る際、レンジで加熱が終わった後のレモン汁を加える工程をぜひ一緒にやってみてください。とっても綺麗なピンク色に変化しますよ!これはきっと不思議な体験になると思います。実験のようでワクワクしますし、調理への興味や関心がより湧いてくるかもしれませんね。
おわりに
夏は麺メニューが増えると思いますが、野菜もたっぷり食べて欲しいと思っている方にもぜひ作ってほしいメニューです!
なすのゼリーは『本当になす??』と思うくらい美味しいです。なすが苦手なお子さんでも好きになってくれるかもしれません。
まだまだ暑い季節が続きますが、たっぷりと旬の食べ物をいただいて、元気に楽しく過ごしてほしいです。
ぜひ楽しみながら作ってみてくださいね♪
今回教えてくれたのは…
菅野 礼(すがの あや)さん
キッズ食育トレーナー/管理栄養士
認可保育園で10年間、保育園栄養士として乳幼児の食育に携わる。幼い頃からの食育が大切であり、食の楽しさを伝えていきたいという思いで日々取り組んでいく中で、保護者様からの食の悩み相談にのったり、保育園での自身の食育に悩んだりすることも多く、スキルアップを目指し日本キッズ食育協会でキッズ食育トレーナーの資格を取得。2022年から3歳から通える『青空キッチン 柏の葉スクール』講師、みんなで子育てキッズサロンJoiaの管理栄養士として、0歳からの子どもたちと日々の食育を楽しんでいる。
3歳から始めるお料理レッスン(2)
1.幼児~小学生が料理を体験できる人気レシピ約81点を掲載!
2.料理の技術だけでなく、好き嫌いの解消のほか、箸使いや栄養バランス、季節の行事など、幅広い食の知恵が身につく。
3.レシピは読みがな付き。料理に慣れてきた子どもが自主的にチャレンジできる。
オープンサンド、チャーハン、揚げ出汁豆腐、お雑煮、ちらし寿司、唐揚げ、パエリア、酢豚、にんじんのポタージュ、おにぎらず、スイートポテト、ごま団子、オレンジジャム…
期待の食育レシピブック第2弾。子どもだって、「楽しく・おいしく・安全に」ここまでできる!!
3歳から始めるお料理レッスン
3歳から小学校6年生までが対象の食育スクール「青空キッチン」。実際に料理を体験することで、子どもたちの自立心や協調性、想像力を養い、学習意欲を高めることができます。さらに、好き嫌いが減るという、うれしい効果も。
この本では、青空キッチンのレシピ82品をわかりやすく紹介しています。子どもにお願いできる作業を色分けして示しているので、3歳の子でもムリなく安心して料理に挑戦できます。さらに、「食育のポイント」や、興味をうながす言葉がけの例も載せているので、ご自宅にいながら青空キッチンのレッスンをおこなえますよ。
食は、人間を健康にし、生活を豊かにするうえで欠かせない要素。好奇心旺盛な子ども時代に料理を学べば、一生を通じての宝物になります。
お料理レッスンで楽しい親子の時間を過ごしましょう!
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青空キッチンとは?
料理(調理)と教育の融合。
「さまざまな食材・料理に触れる」「素材から調理する」「自分でやってみる」「お友達と協力する」「新しい知識や発見」料理を通じて、五感を育てます。
考える力表現力、社会性をはぐくみ、子ども達の潜在能力を引き出すお手伝いをします。
「青空キッチン」のカリキュラムは料理をイベント的に体験するのではなく、日常の一コマとして、また、体作りや将来作りのすべての土台を築くための多面的な取り組みをしています。
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