トマトが大好きになる!甘酒とヨーグルトの心も体も嬉しいアイス
好き嫌い克服のチャンスはおやつの時間に
好き嫌いを克服する時間を、子どもたちが大好きなおやつ時間に設けて、ママの気分もすっきりしましょう!
自分で食べられる大きさに切ったり、一口食べたら褒められた!という嬉しい食の経験を夏休みに体験しましょう!
みじん切りでトマトが大好きになる秘密
夏野菜代表のトマト、6月のコラムにも美味しいトマトのアレンジレシピが掲載されています。野菜の観察もとても素敵な食育活動です。
観察のように料理をしなくても「食育」はできますが、今回は自分で食べられる大きさにトマトを切ることを楽しみましょう。
みじん切りは上級者向けに感じますが、実は包丁の持ち方さえ伝えれば一番安全な切り方かもしれません。
ポイントは、包丁を持っていない手を包丁の刃の上にのせることです。
包丁の下に手が入らなければ怪我をすることはないので安心してくださいね。
数を数えながら、自分が食べられると思う大きさまで切りましょう!
混ぜるときは「美味しくなあれ」と魔法をかけましょうね。
自分で作ったものはいつも以上に美味しく感じますし、自分で食べられる大きさに切ることで、これなら大丈夫!と食べる意欲にもつながります。トマトだけでなく、そのほかの野菜でも試してみてくださいね。
アイスは心が喜ぶおやつですが、甘酒とヨーグルトで体にも嬉しいおやつです。
トマトが大好きなお子さんも、トマトがちょっぴり苦手なお子さんも、トマトが大好きになる手作りアイスクリームのレシピをご紹介します。
【レシピ】心を込めて混ぜるだけ!トマトと甘酒のアイスクリーム
材料 ※作りやすい分量
- トマト・・・1個(約150g)
- 甘酒・・・100ml
- ヨーグルト・・・100g
- レモン汁・・・小さじ2
- はちみつ・・・お好みで
(*1歳未満のお子様は避けてくださいね。)
作り方
- トマトをみじん切りにする
(トマトが苦手なお子さんは皮を湯むきしてください)
- 保存容器に1、甘酒、ヨーグルト、レモン汁を入れよく混ぜる。
- 冷凍庫で固まるまで1時間以上冷やす。
途中でかき混ぜるとより口当たりの良い食感になります。
お手伝いPoint
- 材料を計ろう!
甘酒を計量カップで量るときは100の印を最初に見て確認しましょう。
ここが100だね、こっちは200だね、など数字についても学びましょう!
小学生の理科の授業では、ビーカーで計る時には真横からみましょうと習います。
ぜひ食育を通して、学びのきっかけにしてくださいね。 - トマトを切ろう!
トマトを切るときはある程度大人が切った後にバトンタッチ!
まずは、包丁の持ち方を伝えましょう。
包丁を持っていない方の手は刃の上を持ち両手で楽しくみじん切りにします。
自分で食べられる大きさに切ることで、自信につながります。 - 心を込めてよく混ぜよう!
料理をするときは心を込めましょう。
食への感謝というのは当たり前に身についていることではありません。
自分が作り手になったときにも心を込めることでより感謝の気持ちが高まります。
【レシピ】盛り付けを楽しめるトロピカルアイス
材料 ※作りやすい分量
- 甘酒・・・100ml
- ヨーグルト・・・100g
- レモン汁・・・小さじ2
- キウイ、オレンジ、などの果物・・・適量
製氷器があるとよりワクワクします!
作り方
1、果物を好きな大きさに切る。
1、 をまぜ、保存容器に入れ果物を飾る。
3、冷凍庫で固まるまで1時間以上冷やす。
*果物を綺麗に見せたい場合は、 を半量入れ30分ほど冷凍庫で冷やしトッピングをすると綺麗に見えます。
★ポイント アートな作品を作ろう!
- 果物の形や、大きさをよくみて、どこに飾りたいか自分で考え世界に一つのアイスを作りましょう。
アイスを食べて褒められる!
おやつの時間ではなく、食卓に出てくる方が多いトマトですが、おやつに姿を変えるだけで、食べられるようになるかもしれません。
一口でも食べられたら花丸です!
好き嫌いを克服して欲しい、野菜を食べて欲しい、というご相談はよく受けます。
野菜や果物、全部を一切食べないのは少し心配ですが、まずは、一口でも食べられたら一緒に喜んでくださいね。
お家の方が喜んでる姿が嬉しく、もう一口トライできるかもしれません。
夏にとりたいビタミンやミネラルは、果物からももちろん摂取できます。
トマトが食べられなくて悩んでしまう時間はもったいないので、果物でアートを楽しむ時間に変えましょう。
どこに置こうかなと考えるだけでも思考力アップです。
手作りのおやつは、好き嫌いの克服や、思考力のアップなど、心に嬉しい瞬間がたくさんありますね。
ぜひ夏の暑さも好き嫌いも吹き飛ぶアイスを作ってみてくださいね。
今回教えてくれたのは…
爲我井 あゆみ(ためがい あゆみ)さん
(社)日本キッズ食育協会 理事
キッズ食育チーフトレーナー
幼稚園教諭を経たのち、子どものための食育スクール青空キッチンを代表の榊原とともに立ち上げ、2014年6月本部スクールがオープン。
現在全国に約50店舗あり、子どもの頃からの食の大切さを伝え、食を通して学校、家庭に次ぐ第三の教育の場を提供している。
保育園での出張食育レッスンやイベント登壇、青空キッチンカリキュラム制作、キッズ食育トレーナー養成講座開講など、子どもと食のプロとして子どもの頃からの食育=キッズ食育の普及に励んでいる。
Blog: https://ameblo.jp/shokukids
Instaglam: https://www.instagram.com/aozora.kitchen/
食育スクール「青空キッチン」からのレシピ本販売中!
3歳から小学校6年生までが対象の食育スクール「青空キッチン」。実際に料理を体験することで、子どもたちの自立心や協調性、想像力を養い、学習意欲を高めることができます。さらに、好き嫌いが減るという、うれしい効果も。
この本では、青空キッチンのレシピ82品をわかりやすく紹介しています。子どもにお願いできる作業を色分けして示しているので、3歳の子でもムリなく安心して料理に挑戦できます。さらに、「食育のポイント」や、興味をうながす言葉がけの例も載せているので、ご自宅にいながら青空キッチンのレッスンをおこなえますよ。
食は、人間を健康にし、生活を豊かにするうえで欠かせない要素。好奇心旺盛な子ども時代に料理を学べば、一生を通じての宝物になります。
お料理レッスンで楽しい親子の時間を過ごしましょう!
子どものための食育スクール「青空キッチン」生徒さん募集中です!
青空キッチンとは?
料理(調理)と教育の融合。
「さまざまな食材・料理に触れる」「素材から調理する」「自分でやってみる」「お友達と協力する」「新しい知識や発見」料理を通じて、五感を育てます。
考える力表現力、社会性をはぐくみ、子ども達の潜在能力を引き出すお手伝いをします。
「青空キッチン」のカリキュラムは料理をイベント的に体験するのではなく、日常の一コマとして、また、体作りや将来作りのすべての土台を築くための多面的な取り組みをしています。
全国に拡大中!詳しくはHPをご覧ください。
http://aozora-kitchen.com/school/
一般社団法人 日本キッズ食育協会とは?
「本物の食は子ども達の未来を輝かせます」というスローガンの元、食に一番興味がある3歳から9歳の頃から食の大切さを感覚的に学べるのがキッズ食育です。
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