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3歳、4歳、5歳の誕生日に贈りたい絵本

お子さんの記念すべき誕生日の贈り物に、絵本が人気です。

特に、言葉が増え、心がどんどんが育っていく3歳以上のお子さんにとって、絵本は世界を広げるてくれる心の栄養です。

ぜひ年齢に合わせた絵本を贈りませんか?

3歳から5歳までのお誕生日にぴったりの絵本を、年齢ごとにご紹介します。

【3歳】のお誕生日に贈りたい絵本

言葉が豊かになり、感情や表現も少しずつ複雑になってくる3歳さん。

だからこそ、絵本のストーリーを楽しむ力もぐっと育っています。

世代を超えて愛されるロングセラー絵本など、物語の世界を楽しめる絵本をぜひお楽しみください。

また、お友だちと一緒に遊ぶ時間が増えたりと、人間関係も広がる時期です。

友だちって何だろう? どんな風に仲良くなるんだろう?

そんなお友だちとの関係に触れる絵本も、ぜひどうぞ。

3歳さんにぴったりのお誕生日の絵本

誕生日は素敵な日だということが実感できる温かい物語

3びきこりすのおたんじょうびケーキ

お誕生日ケーキってどんなケーキ?人気の3びきこりすのケーキ屋さんにお誕生日のケーキを作ってほしいというお手紙がきました。お誕生日ケーキをはじめてつくるのは、3びきこりすたち。依頼主は、元気なハリネズミの兄弟たちでした。誰にでも誕生日は素敵な日だということが改めて実感できる、暖かい視点で創られた作品。

■読者の声

美味しそうなケーキ!
可愛く柔らかいタッチの絵、とにかく美味しそうなケーキがでてくるので3歳の娘が好きそうだと思い購入したら見事にどハマりしました!
連日就寝前読み聞かせに選びます。
ハリネズミの家に着いた頃からどこかにいるオオカミを探しては 「あ!ここにいる!」と嬉しそう。
大人も夢中になる世界観。チョコマカロンのケーキ食べてみたいです♪

(konmakiさん 40代 ママ 静岡県)

家族の温かさが詰まったにぎやかな絵本

ピヨピヨ ハッピーバースデー

「ピヨピヨ」シリーズの第4弾。ケーキを買って、プレゼントは何だろう……? 
家族でお祝いする、あたたかな誕生日の1日を描きます。両親の愛情に包まれて、のびのびと成長するピヨピヨたち。
ハッピ バースデー トゥー ユー、ハッピ バースデー トゥー ユー
「おとうさん、おかあさん、ありがとう!
ぼくたち ぐんぐん おおきくなろう!」
幸福感あふれる1冊です。

ここがポイント
・ヒヨコたちがとにかくかわいい!
・細かく描きこんだシーンは何度読んでも楽しい!
・家族のあたたかさがいっぱいつまっています

<編集者から>
ピヨピヨたちのお誕生日を描いた、シリーズ第4弾。
大好評をいただいております、『ピヨピヨスーパーマーケット』以上に細かく描きこまれた、洋菓子屋さんとおもちゃ屋さんのシーンは、何度読んでもいろいろな発見があって、楽しいですよ! もちろん、毎回登場するお友だちとその家族も健在です。
お父さんとお母さんにあたたかく見守られて、すくすくと大きくなるピヨピヨたちの姿は、読む人を幸福感で満たしてくれます。
こんなあったかーい誕生日、みなさんも過ごしてみませんか?

■読者の声

誕生祝いに。

息子の3歳の誕生日プレゼントに購入しました。
ともかく絵がかわいい!お菓子やおもちゃの書き込みも楽しいですが、各所にある花や木もすてきなんです。(庭にバラが!)
子供たちの好みをわかっていて、お料理上手なおかあさん。うらやましい!
そして、ちゃんとお礼を言えるピヨピヨたちもかわいいのです。

息子はスーパーマーケットもクリスマスもゆうえんちも、ペンギンきょうだいも大好きだったため、もちろんこちらも開けたとたんに何度も何度も読みました。

読み聞かせの際には、ケーキ屋のシーンで「どれがいい?」「これ!(ショートケーキ)」「あむあむ(食べるまね)」のやりとりをするのが定番になり、ケーキを前にして歌をうたい、吹き消すところもいっしょにやるようになりました。

表紙右下のぜんまいを、息子はクリスマスにもらったきしゃぽっぽだと主張しているのですが、どうなのかな?

お誕生日に読むのによいと思いますが、メニューも再現するとなると大変ですね。。。
(マーさん 30代 ママ 愛知県 男の子3歳)

柔らかい色彩が素敵な、かわいい魅力いっぱいの絵本

ケーキがやけたら、ね

きょうは、あたしの誕生日。ケーキをやくの。にわとりさんに卵をもらって、くまくんにこむぎこもらって、ねこくんにはバターとミルク、ぶたちゃんにはしお。みんながてつだってくれて、やっとケーキができた! そして…。かわいい魅力いっぱいの絵本。

■読者の声

どんなに楽しいだろう!

3歳の娘と読みました。

我が家では私と娘がよくケーキを焼きます。
材料はもちろん自分達で調達するのですが、
この絵本のように、いろんな動物がちょっとずつ材料を
持ち寄ってくれて、
作るのを手伝ってくれて、
そして、一緒に食べて、お誕生日を祝ってくれたら、
どんなに楽しいだろうかと思いました。

娘はケーキ作りも動物も大好き!
そんな娘にぴったりの、
絵の色彩もやわらかい、とっても優しい素敵な一冊でした。

(ムスカンさん 30代 ママ 東京都 男の子8歳、女の子3歳)

世代を超えて愛されるロングセラーの物語を楽しんで

見開きいっぱいに描かれたユニークなパンの数々に大興奮!

からすのパンやさん

いずみがもりの木の上には、みんな、からすのうちがあり、
その中くらいの木に「からすのパンやさん」のお店がありました。

そして、その「からすのパンやさん」のうちに四羽のあかちゃんが生まれました。
オモチちゃん、レモンちゃん、リンゴちゃん、チョコちゃん。
お父さんとお母さんは、優しく大事に育てました。

でも、彼らのおうちはパンやさん。とにかく忙しいのです。
朝早くから起きて、パンを作り、お店の掃除をし、お客さんにパンを売り。
その合間にあかちゃん達をあやしたり、抱っこしたり。
おっぱいをあげたり、おしめをとりかえたり。
そのうちに、お店がちらかってきて、お客さんも減っていき…とうとう貧乏になってしまいました。

それでも、子どもたちは元気に育っていきます。
お店で売れなかったパンやこげたパンなどは、みんな子どもたちのおやつになります。
そのおやつパンが、まわりの子どもたちの間で評判になり、みんなが買いにくることに。
そこで、「からすのパンやさん」は一家総出で沢山のパンを作ります。
とっても素敵な、変わった形のパンばかり。
かにパン、うさぎパン、パンダパンにはじまり、バイオリンパン、テレビパン、じどうしゃパンまで、何と80種類以上!
香ばしいにおいが森いっぱいに広がり、パンやさんは…大フィーバーです!!

発売から40年以上。絵本作家かこさとしさんの代表作の一つと言えるこの絵本。
何と言っても圧巻は、見開きいっぱいに描かれたユニークなパンの数々。
子どもたちは、こうして並べたものを見るのが大好きなのです。
一つ一つを見ればどれも工夫された形になっていて、眺めていて飽きることがありません。
かこさんの絵本は、いつだって子どもたちの好奇心を刺激してくれるのです。

そして、かこさんの絵本はユニークなだけじゃありません。働く家族の姿を、ありのまま描きます。4人の子育てをしながら、自分たちのお店を切り盛りをしていくのは大変なこと。それでも一家は明るく力強く乗り切ります。読んでいるパパやママの方だって元気をもらっちゃいますよね。「からすのパンやさん」が大繁盛していく様子は、40年経った今でも決して古く感じることはありません。

さて、久々にこの絵本を開いたなら、ぜひ最後のかこさんの言葉を読んでみてくださいね。
この作品に込めた思いが述べられ、最後にこう言います。
「もう一度からすたちの表情をみて笑ってください。」

からすのパンやさん

■読者の声

うわぁ~♪
この絵本は、自分は数十年前にも読んだ絵本です(笑)

息子が2歳の時に読んだのですが、
文章が少し長かったせいかあまり興味を持ってくれませんでした。

3歳になって読んであげたら、
見開きいっぱいに色々なパンが描かれているページを開いたとたんに、
『うわぁ~♪』と興奮していました。
毎晩、寝る前に読んであげるのですが、
そのページに来ると、『今日は、これを食べるぅ~♪』と言って、
寝る前のお楽しみになっています。

カラスの子供達もパン作りのお手伝いをしていたりして、
3歳の子供には、とても刺激的な絵本のようでした♪
(べり~さん 30代 ママ 愛知県 男の子3歳)

ぬいるぐみとセットのギフトもどうぞ!

からすのパンやさん絵本&ぬいぐるみセット

絵本ナビショップスタッフセレクト!
絵本『からすのパンやさん』と、絵本の中から飛び出した「おとうさん」と「おかあさん」のぬいぐるみのセットです。

 

<セット内容>

絵本ナビショップスタッフセレクト!
絵本『からすのパンやさん』と、絵本の中から飛び出した「おとうさん」と「おかあさん」のぬいぐるみのセットです。

 

<セット内容>

子どもにとって身近で特別な「クレヨン」の物語

くれよんのくろくん

天晴れなラストシーンに、子どもの頃の懐かしい気持ちがよみがえります。

くれよんのなかまたちは、次々と箱を飛び出して、真っ白な画用紙に絵を描き始めます。きいろくんはちょうちょを、あかさんとピンクちゃんは花を・・・。だけどくろくんだけは、きれいに描いた絵を黒くされてはたまらないと、なかまにいれてもらえません。くろくんがさみしそうにしていると、シャープペンのお兄さんがやってきて、くろくんに秘策を授けます。

子どもにとってクレヨンは特別な存在。仲間はずれになってしまったくろくんのせつない気持ちに共感し、そして迎えるハッピーエンドに安堵することでしょう。
大人は子どもの頃の気持ちをちょっぴり思い出すことが出来る、そんな素敵な作品です。

■読者の声

やってみました!
3歳の息子と読みました。
真っ黒になってしまった紙からきれいな花火が出てくるということが
どうしても納得できなかったようで、「やってみよう」という
ことになりました。

2回しか読まずにやってみることになったのですが、
「最初はきいろ、ちょうちょ」「あかさんがお花」
「くろくんは入れてもらえないんだよ」などなど、断片的では
ありますが、ストーリーにそって進めていくのでびっくり。
子供は集中して聞いているんですね。。。

小さな紙でやりましたが、塗りつぶすのは意外と大変で、
「くろくん頑張ったんだね」と感心していました(笑)。
そして自分でシャープペンを使い線を引いた時には
「きれーーーーい」と一言。

絵本のテーマは仲間外れであったり、友情であったりと
深いと思いますが、それはどこまで理解できたかわかりませんが、
いつもとはすこし違う遊びができ、楽しさを共有できたので
おすすめしたいと思います!
(ぐーたれさん 30代 ママ 埼玉県 男の子3歳)

絵本とクレヨンがセットになったギフトもどうぞ

だいすき!クレヨンセット

絵本ナビショップスタッフセレクト♪
クレヨンをテーマにした絵本2冊と「蛍光くれよん 5色」をセットにしました!

 

<セット内容>

  • くれよんのくろくん

  • ぼくのくれよん
  • 蛍光くれよん 5色
    なめらかにするすると描くことができ、暗いところでブラックライトをあてると光る、不思議な半透明のクレヨンです。下絵の上から塗っても線がばっちり透けて見えます!
    鮮やかな蛍光色は重ねてグラデーションにしても素敵。大人も子どもも想像力豊かに楽しむことができます。
    5色セットにはあか・だいだい・き・きみどり・あおが入っています。プチギフトにおすすめです。蛍光くれよん 5色の商品画像3

絵本ナビショップスタッフセレクト♪
クレヨンをテーマにした絵本2冊と「蛍光くれよん 5色」をセットにしました!

 

<セット内容>

  • くれよんのくろくん

  • ぼくのくれよん
  • 蛍光くれよん 5色
    なめらかにするすると描くことができ、暗いところでブラックライトをあてると光る、不思議な半透明のクレヨンです。下絵の上から塗っても線がばっちり透けて見えます!
    鮮やかな蛍光色は重ねてグラデーションにしても素敵。大人も子どもも想像力豊かに楽しむことができます。
    5色セットにはあか・だいだい・き・きみどり・あおが入っています。プチギフトにおすすめです。蛍光くれよん 5色の商品画像3

1966年の発売以来愛され続けている名作

ぐるんぱのようちえん

ぐるんぱは、とっても大きなぞう。
でも、ずっとひとりぼっちでさみしく暮らしてきたのです。
からだもきたなくて、くさいにおいもして……時々涙を流したりして。

見るに見かねたジャングルのぞうたちが、会議をします。
「ぐるんぱを、はたらきに出そう」
「さんせーい」
みんなに全身を洗ってもらい、みちがえるほど立派になったぐるんぱ。
さあ、はりきって仕事探しです!

ところが……。
ビスケットやのびーさんにも、おさらつくりのさーさんにも、靴やのくーさんにも言われてしまうのです。
「もう けっこう」
ぴーさんにも、じーさんにも。
こんなにがんばっているのに、どうして?

1966年に発売されて以来、ずっと変わらず子どもたちに愛され続けているこの絵本。なかなか上手に自分の居場所を見つけられないぐるんぱを見ながら、子どもたちは知らぬ間に自分と重ね合わせているのかもしれません。だからこそ、最後の場面に出会った時、たくさんの子どもたちに囲まれて遊ぶぐるんぱの様子に心底ほっとため息をつき、嬉しそうな笑顔を見せるのでしょう。

さらに子どもたちの心に強烈な印象を残すのは、ぐるんぱの作った大きなビスケットであり、大きなおさらや靴であり、スポーツカーやピアノであり。あのワクワクするようちえんであり。そういった魅力的な絵の数々でもあります。そうやって、あらゆる感覚を刺激してくれる1冊だからこそ、ロングセラーとなっているのでしょうね。

失敗を繰り返しながらも前に進む健気ななぐるんぱ。その先でしっかりと自分の仕事を見つけるぐるんぱ。絵本を開くたびに出会うぐるんぱは、大人になった今でも、私にとって「ともだち」であり、「あこがれ」なのです。

ぐるんぱのようちえん

■読者の声

親子2代で大好き☆
子どもの頃に大好きだった本です。
3歳の長女も大好き☆「ようちえんの本読んで」と毎晩寝る前に持ってきます。
前半のぐるんぱが働きに出て失敗するところは、同じ文章が繰り返されるので娘も一緒になって「もうけっこう、と言いました!」「しょんぼり、しょんぼり!」「でていきました!」と声をあわせて読んでいます。何度か読み聞かせるうちに覚えてしまいました。
後半のようちえんの場面は、ぐるんぱの歌うところが特に大好き☆
適当に歌ってますが、「もう一回歌って♪」と大喜び
そして、みんながぐるんぱのようちえんで遊んでる場面では、とっても羨ましそうに見ています。きっと一緒に遊びたいんだろうな。
メリハリのきいた楽しい絵本です。
(ちーぽにょさん 30代 ママ 兵庫県 女の子3歳、女の子0歳)

ぐるんぱのぬいるぐみがセットになったギフトもどうぞ!

【3歳】男の子3000円セット

絵本ナビがおすすめするお子さまの成長にあわせて、その時期の興味・関心にみあった絵本とグッズを織りまぜたうれしい特別ギフトセットです。年に一度の誕生日祝いや入園・進級・入学などの節目のお祝い、クリスマスやお正月など季節のお祝いなど、きちんとした贈り物をご検討の際にはぜひ楽しみながらお選びください。

 

<セット内容>

絵本ナビがおすすめするお子さまの成長にあわせて、その時期の興味・関心にみあった絵本とグッズを織りまぜたうれしい特別ギフトセットです。年に一度の誕生日祝いや入園・進級・入学などの節目のお祝い、クリスマスやお正月など季節のお祝いなど、きちんとした贈り物をご検討の際にはぜひ楽しみながらお選びください。

 

<セット内容>

お友だちとの関係に触れる絵本

引込み思案の主人公は、どうやってお友だちと遊ぶ?

コッコさんのともだち

コッコさんは保育園で一人ぼっち。なかなかみんなと遊べません。でも、一人ぼっちの子が、もう一人いましたよ。引込み思案のコッコさんが、みんなと遊べるようになるまでのお話。

■読者の声

幼稚園に行く娘に・・・

はるのひよりさん 30代 ママ 埼玉県 男の子5歳、女の子3歳
3歳の娘 すごく恥ずかしがり屋。
幼稚園でどうなってしまうのかな・・・

そんな時 この本と出会った。

娘とコッコさんがダブってしまって印象深い本となった。

娘はどんな風に思ったかな?
まだ自分の気持ちを上手に言葉にできないけど
「コッコさん良かったね」とニコニコ顔。

きっと幼稚園も大丈夫って思えた。

「友だちって何だろう?」を考えるきっかけに

ともだちや

何だかおかしな格好をしたキツネがやってきましたよ。
両手にちょうちん、のぼりを立てて、彼は言うのです。

「えー、ともだちやです。
 ともだちは いりませんか。」

彼が思いついたのは「ともだちや」。
1時間で100円、2時間で200円…お金をもらってともだちになってあげるのです。
ひとりぼっちの人に、さびしい人に、ともだちや。
うーん、これはなかなか名案!? どうかしら。
200円もらってクマのともだちになったキツネは、とても疲れているように見えますが…。

そんな時、どこかから声がかかります。
「おい、キツネ」
こわごわと声のする方を覗き込むと、そこにいたのはオオカミ。
トランプの相手をしろ、と言うのです。
言われるままにひとりしきりトランプ遊びで盛り上がった後、キツネがお代をもらうために申し訳なさそうに手を差し出します。すると、オオカミは思わぬことを言うのです……。


「ともだち1時間100円」、なんて強烈なフレーズなのでしょう。だけどこれこそ、これから長く続くキツネとオオカミの関係の始まりの物語なのです。こんな事を思いつくのは一体どんな狡猾なキツネなのかと思いきや、憎めないどころか考えている事が全部が表情に出てしまうような、愛嬌たっぷり、一度見たらすぐに好きになってしまうようなキャラクターなのです。オオカミから「ほんとうのともだち」という言葉を聞いて、心の底から驚くキツネ。どうやら何も知らずに「ともだち」を欲しがっていたのは、キツネの方だったようです。

「なるほどねえ」

いつだって媚びることなく、思ったことだけをいうのはオオカミ。しびれますよね。この二人の「ともだち関係」はこれからどうなっていくのでしょう。内田麟太郎さんと降矢ななさんによる最高傑作シリーズ「おれたち、ともだち!」の記念すべき第1作目。この1冊ははずせませんね。

ともだちや

■読者の声

笑って笑って・・・2度ほろり
ともだちや・・・ともだち屋?
ともだちを売り買いするの??
ちょっと、ドキッとする題名ですよね。
息子に読み聞かせるのに、一瞬躊躇しました。

でも、そんなの杞憂に終わりました。
キツネの格好のなんと間抜けでおかしいこと。
張り切って呼び声を上げると、
静かにしてほしいと頼まれたり
小声で呼び声をあげると、
もっと大声で言えと言われたり
商売のためなら、苦手なイチゴもおいしそうに食べないといけない。
ああ、ともだちやって、結構大変!

さて、オオカミのトランプの相手をしたキツネ。
お代を請求する段になって、突然オオカミが逆ギレ!?
やっぱりオオカミって悪いヤツ!
・・・かと思うと、なんともしみじみ、ほろりとさせる
ステキな結末が待っているのですよね。

「がんがらごえ」や「おだいだって?」といった言葉にのみ
良く反応してケラケラ笑っていた息子。
理解するにはちょっと早かったかな、と思っていました。
ところが、ふと、真顔になって
「おかあちゃん、ぼく(おもちゃの)メガネを、だれかおともだちにあげたいんだけど」
と、言い出しました。
今まで、ものを欲しがることはあっても、人にあげようという気持ちになることは無かったのに、と、驚きました。

大切なものをあげてもいいと思えるのは、本当のともだちだからですよね。
息子なりにそう理解してくれたのだな、と思うと、またほろりとしてしまいました。
(けいぼんさん 40代 ママ 兵庫県 男の子3歳)

【4歳】の誕生日に贈りたい絵本

心も体も急速に成長する4歳児。

「ドキドキ」「ワクワク」「ハラハラ」など、いろんな種類の感情に触れて、感性を磨いていくのにぴったりな時期です。

また、あらゆることに「なぜ?」「どうして?」と疑問を持つ時期なので、「知りたい気持ち」を刺激する絵本を読むと、知的好奇心がどんどん育っていきます。

4歳さんにぴったりのお誕生日の絵本

たくさんの動物たちが奮闘する、かわいいスイスの絵本

たんじょうび

 マウリ、ルリ、べロの仲良し3匹と動物たちがリゼッテおばあちゃんのお誕生日のために奮闘するかわいいスイスの絵本。エプロンをかけ、キッチンをちらかしながらケーキ作りに励む3匹の姿がほほ笑ましいです。家の外ではおんどりやめんどり、ヤギ、うさぎたちが、自分たちもお手伝いしようと大騒ぎ。みんな一生懸命な様子が軽やかなペン画に表現され、躍動感いっぱいの作品に仕上がっています。後半は、笑いと共に心のあたたまる場面が続々と登場。やさしいおばあちゃんと愉快な動物たちが愛しくなる作品です。

■読者の声

動物たちにかこまれて
他のブッククラブなんかでもリストに入っていたりして、気になったので読んでみました。
こちらは、2匹の猫マウリとルリ、犬のベロと動物たちが、リゼッテおばあちゃんのお誕生日をお祝いするお話です。
おばあちゃんを驚かせようと奮闘する動物たちが見ものです。動物たちの思いついたサプライズは、どんなことだったでしょう
お話にでてくる人間はおばあちゃんだけですが、たくさんの動物たちと暮らす、幸せに満ちたおばあちゃんが印象的な絵本です。
(イヨイヨさん 30代 ママ 山口県 男の子4歳、女の子2歳)

ユニークなしかけが実に見事な、お誕生日のしかけ絵本

たんじょうびの おくりもの

ムナーリのしかけ絵本シリーズ第2巻。ぼうやのプレゼントを抱え家路を急ぐお父さん。あと10キロのところで車が故障して…。次々変わる乗りもの、家までの時間や距離の変化が巧みにしかけとマッチした名作。

たんじょうびの おくりもの

 

たんじょうびの おくりもの

 

 

たんじょうびの おくりもの

■読者の声

おもしろい
4歳の娘と読みました。
しかけ絵本です。息子のために誕生日プレゼントを届けようとする必死なパパ。でもその気持ちとは裏腹に急いでいるのに次々に乗り物が壊れていきます。最後は裸足であるいて無事に家に到着します。しかけがとてもユニークで面白いなと思いました。また絵がシンプルながら無駄がなくてよかったです。
(ホンタナコさん 30代 ママ 京都府 女の子4歳)

「毎日誕生日だったらいいのに」と願う4歳のいっこちゃんの物語

まいにちまいにちたんじょうび

「毎日、誕生日して!」と言い出したいっこちゃんは、願い通りバースデーケーキとプレゼントで毎日誕生日会を開きますが…。

■読者の声

だれでもいちどは思うこと
毎日誕生日だったらいいなぁ
誰もがいちどは思いますよね。

うちの娘も、4歳になった誕生日、次の誕生日のケーキやプレゼントの話してました。
娘に『毎日誕生日したい』って言われたら、
そうやったら良いのになぁ~ってわたしだったらそれで終わり。
でも、この絵本のお母さんは素敵。
ケーキを自分でつくるという条件付で毎日誕生日をすることにしました。
5歳の子でもできるように、お母さんもお手伝いしながら
これならうちの子でもできるかもと思うようなケーキが出てきて、つくってみようかなと思いました。

最後のおかあさんの言葉がまた素敵です。

料理の手伝いをしたがるうちの娘にはドンピシャな絵本でした。
(みいここさん 30代 ママ 兵庫県 女の子3歳)

「ドキドキ」「ハラハラ」色んな感情を体験しよう

空想の世界をどんどん広げる絵本

ねえ、どれがいい?

 この絵本は、たくさんある質問の中から自分自身の答えを選ぶ絵本。この質問が、とっても愉快なのです。幼少時代は、空想で遊ぶまっただなかの時代。この作品に登場する巻き毛の小さな子供も、奇想天外な質問をたくさん投げかけて、おもしろおかしいイマジネーションの世界で遊んでいます。住むところから、食べるもの、バケーションの過ごし方から、お金のもらい方まで、それはそれはさまざまな質問が登場し、読者はいつの間にかどれにしようかと選択作業に夢中。この迷う間に、読者の頭の中にもイマジネーションが広がり、場面を想像してしまっているから、これはイマジネーションのカタログのような絵本ですね。動物がたくさん登場して、質問内容を盛り上げますよ。親子みんなで楽しめます。

■読者の声

絵とのギャップ!!
やわらかい感じの絵とタイトル「ねえ、どれがいい?」に惹かれ読んでみました。

が・・・・・

こんな選択肢から選ぶの~~~!!!っと子ども達と目が点・てん・テン・・・
それでも、4歳の息子は自分なりに考え、「ジャムだらけになる。だって甘いから食べちゃえば楽しいじゃない!」なんて無邪気な答えが聞けました。

どれも選べないって選択肢の時もあります。
それはそれでワァーーーと盛り上がります。

そして何より読んだあとに「もしも・・・ごっこ」が出来たのが楽しかったです。
また一つ遊びを覚えたな~と嬉しくなりました。

会話が弾む親子で楽しめる絵本だと思います。
(はるのひよりさん 30代 ママ 埼玉県 男の子4歳、女の子2歳)

初めての大冒険のドキドキが伝わる絵本

はじめてのおつかい

小さなみいちゃんが、手に百円玉を二つにぎりしめ、道を歩いていきます。あれれ、ちょっと緊張しているみたい? そう。ママにおつかいを頼まれて牛乳を買いに行くのです。しかもひとりで!

「車に気を付けること、お釣りを忘れないこと」

ママとの約束を思い出しながら、みいちゃんが向かうのは、坂のてっぺんにあるお店。いつもママと公園に行く時に通る場所だけれど、自転車のベルに驚いたり、坂道で転んでお金を落としてしまったり、ドキドキとハプニングの連続です。やっとお店に着くと、今度は誰もいません。深く息を吸い込んでから、「ぎゅうにゅう くださあい」と叫ぶみいちゃんだけれども……!?


みいちゃんと一緒になって手に汗をかき、不安な気持ちになっているのは子どもも大人も一緒。だって、「はじめて」っていうのは、子ども時代に誰もが経験することですから。それはどんなに日常のささいなことであったとしても、子どもたちにとっては一大事。丁寧に描かれたみいちゃんの表情ひとつひとつから伝わってきます。いつもの道がこんなに遠く感じたり、優しいはずの大人がこんなに大きく見えてきたり、ほっとしてぽろりと涙がおっこってしまったり。

後に『あさえとちいさいいもうと』『いもうとのにゅういん』『とん ことり』などなど、名作を次々に生み出してきた筒井頼子さんと林明子さんの黄金コンビのはじめての作品が、この『はじめてのおつかい』なのだそう! 素朴な雰囲気はあるけれど、ダイナミックな構図や臨場感あふれる人物の動き、味わい深く隅々まで描かれたお店の小道具たち。何より愛情深く描かれるみいちゃんとそれを見守る大人たち。今見ても、長く読み継がれていく要素がたっぷり詰まっていることを感じずにはいられません。

今まで、どれだけの子どもたちがこの作品に励まされ、勇気をもらってきたのでしょう。そして、これからもきっと、ずっと。これこそ「小さな子どもたちの心に寄りそう絵本」なのでしょうね。

はじめてのおつかい

■読者の声

自分もおつかいにいくはなしをしてほしがります
子供が大好きです。
下に1歳の妹がいる4歳の娘は
このお話を何度も読んで欲しがります。
そして、布団に入ると自分がお使いに行ってお肉屋さんでお肉を買って、おやつにコロッケを買って公園で食べるお話をしてほしがります。

3歳の時に読んでも反応が薄かったので
4歳(年少)くらいの、自分でいろんなことがわかるようになってからだと
とても楽しいのだと思います。
(はらぺこひつじさん 30代 ママ 富山県 女の子4歳、女の子1歳)

「なぜ?」「どうして?」に寄り添う絵本

新感覚の「科学・はじめのいっぽ絵本」

ねえ、おつきさまどうしてぼくについてくるの?

みんなは、お月様が自分についてきてるんじゃないかって、思ったことはない?僕はとっても不思議なんだ。
この絵本はそんなみんなが感じる身近な疑問や不思議ないろいろを分かりやすく楽しいお話にして
好奇心に応える、新感覚の「科学・はじめのいっぽ絵本」だよ!
理科ばなれ、なんて言われているけど、本当は「理科」や「科学」ってみんなのとても身近にあるんだよ!

ねえ、おつきさまどうしてぼくについてくるの?

■読者の声

分かりやすくて仕掛けもあって。
4歳の息子のチョイスで、図書館で借りて来ました。
ワタシも昔、これを疑問に思ってたなあ…

「何故、月がずーっと付いて来るのか!」

たまに夜、出かけたときとか、ドキドキしながら車の中から見える月を見ていたものです。


息子も「へー!」とか楽しいリアクションをしながら聞いてくれました。
何故そう見えるのか、分かりやすく可愛らしいクマの3兄弟が教えてくれます。
でも読んだ後に、
「月は、ぼくの事大好きだからついてくるんだね!」

と言う結果に落ち着いた息子がかわいいやら困ったやらです…
(もももももさん 30代・ママ 男の子3歳、男の子0歳)

子どもにとっても身近な「水」の不思議がわかる絵本

しずくのぼうけん

 水の性質を物語風に解説する楽しい科学絵本。太陽が現れ、温度が上がり、蒸発して、雲となり、雨になり、凍りつき……と、わかりやすいイラストと共に、水の変化が描かれます。笑ったり、微笑んだり、困った顔をしたり、小さなしずくの表情がかわいらしい。お話がユーモラスなので、物知りになりながら、同時に展開も楽しめる一石二鳥効果が期待できます。読後は満足感でいっぱいでしょう。水っていろんな形があるんだね、と印象に残る作品です。

■読者の声

科学絵本だけどオシャレで楽しい!
水の性質を理解できる絵本ということで、水が蒸発したり、凍ったり色々な姿に変わる様を冒険の旅形式で描いてくれています。
所々難しい部分もあって、4歳の息子には分かるのかなーと思いながら読み聞かせてましたが、時々読んでと持ってくるので、意外と分かってるのか、とにかく面白いみたいです。
楽しく絵本を見ながら勉強できるって一石二鳥で親的には嬉しいですよね。
絵もオシャレで、全然科学絵本っぽくないです。
むしろ、普通の可愛い絵本っぽいので、読むとすこーし難しくてびっくりしちゃうかも。
(たっちママさん 30代 ママ 大阪府 男の子4歳、女の子1歳)

おへそから生命を学ぶ絵本

おへそのひみつ

「おへそ」ってなんだろう? おなかのかざりかな? どうしてみんなにひとつづつあるの? おへその役目と母から子へ受け継がれる生命のすばらしさを愉快に温かく伝えます。

■読者の声

妊娠中に、上のお子さんにおすすめ!
「おへそって何であるか知ってる?」と聞くと、「分からない」と言う娘。じゃあ、教えてあげようということで、この絵本を読んであげました。
4歳の娘には難しいかなと思ったのですが、最後まで真剣に聞いてくれました。
ちょうど、2人目を妊娠している私のお腹と比べながら、考えていたのかもしれません。妊娠している今、読んであげられたのが、よかったのかもしれません。
これから、赤ちゃんが生まれ、へその緒がつながっている様子を実際に見ることがあると思います。そうしたら、このお話とつながってくれるのではないかと期待しています。

娘は、2人目ができて、「赤ちゃんはいいな~。ママと一緒にいつもいられて…」とよく言います。この絵本を読んであげて、あなたもママとずっと一緒にいて、赤ちゃんと同じようにずっと大事に、ママから守られていたんだよということを伝えてあげました。どのくらい理解してくれたかは分かりませんが、自分も同じように大切にお腹にいたことを知らせてあげるには、いい絵本だなと思いました。

もちろん、おへそについて、とても分かりやすくまとめてあるので、小さい子にも分かりやすいと思います。
(さわこさん 30代 ママ 新潟県 女の子4歳)

【5歳】の誕生日に贈りたい絵本

年長さんになって言葉と心がグッと成長し、物語の世界へ深く入り込むことができるようになる5歳児さん。

空想の世界にどっぷりと入り込める時期なので、心の冒険に出るような想像力をかきたてる物語の絵本がお勧めです。

また、自分でも文字を読んだりと言葉の面白さにも関心が高い時期なので、絵本ならではの言葉の楽しさが詰まった作品もぜひどうぞ。

5歳さんにぴったりのお誕生日の絵本

5歳の誕生日にみんなで盛り上がる楽しい絵本!

いま、なんさい?

きょうは、ゆきちゃんの5さいのたんじょうびです。
「わたしは いま なんさい でしょうか?」
ゆきちゃんは、みんなにきいてみることにしました。
でも、みんなのこたえは……。 読み聞かせにぴったり!
みんなで盛り上がる笑い満載の楽しい絵本。
注目の絵本作家、ひがしちからさんの新作です。

■読者の声

姉妹お気に入り
5歳の誕生日に長女に絵本ナビさんで購入しました。表紙で気に入って長女が選びました。

この絵本は5歳になった女の子ゆきちゃんのお話なので、長女の5歳の誕生日プレゼントにはドンピシャでした。そしてとっても面白い!「なんさいでしょうか」というゆきちゃんの質問に先生たちが「おやさい」など答えていくのですが、すごく楽しい。そして絵も可愛い。3歳次女もお気に入りで2人に何回も読んであげています。そして毎回爆笑です。
(きーちゃんママさん 30代 ママ 石川県 女の子5歳、女の子3歳)

『はらぺこあおむし』のエリック・カールさんが贈るとっておきの誕生日絵本

たんじょうびのふしぎなてがみ

チムは誕生日の前の日に、★や▲や■が書かれたふしぎな手紙を見つけました。子どもの誕生日を、いっそう楽しくしてくれる絵本。

たんじょうびのふしぎなてがみ

■読者の声

ワクワク、感動、そして・・・!
エリック・カールさんの絵本が大好きな5歳の娘と読みました。

お誕生日前にこの絵本読めてよかったー!と思うほど、
本当に素敵な絵本!

お誕生日にもらった地図を頼りに、
宝探しをするワクワク。
この地図がまた△☆□等の図形がふんだんにつかってあって、
なんだろうなんだろうと推理しながら読んでいくのもまた楽しく、

あー!これはドアだったね!
これはやっぱり階段か!

といいながら、
ついにお宝に辿りついたときの感動、

そして、
最後の最後でタネあかしされる、
今まで冒険してきた地図はいったいどこであったのか。

これが分かったときには大爆笑でした!

やっぱりエリック・カールさんの絵本っていいな!
来月の娘のお誕生日には、
是非、真似をさせてもらおうと思いました☆
(ムスカンさん 30代 ママ 東京都 男の子10歳、女の子5歳)

プレゼントを開ける時のドキドキ感が伝わる絵本

1ねんに365のたんじょう日プレゼントをもらったベンジャミンのおはなし

誕生日のプレゼントをもらったベンジャミンはうれしくってたまりません。そこで、毎日プレゼントをもらえる名案を考えました?。

■読者の声

プレゼントのドキドキ♪
この作者の別の絵本が面白かったので図書館から借りて読みました。
お誕生日のプレゼントを開ける瞬間のドキドキをもう一度味わいたくて、ベンジャミンくんは家にあるものを包装紙で包んで開けて…。
すると家の中にあるものすべてがプレゼントになっちゃう。
本当に子供のような発想!
考え方次第では毎日がお誕生日なんですね。
プレゼントを開ける時のドキドキ感が伝わってきました。
(りえちゃんママさん 30代 ママ 東京都 女の子5歳)

ちょっと不思議な世界に、冒険しよう

ちょっぴり不思議な、おやすみ前の絵本

シルクハットぞくはよなかのいちじにやってくる

みんなが寝静まった夜中の一時。一体何が始まるというのでしょう。
大きな黒い山高帽とマントをはおった「シルクハットぞく」が、続々と集まってきて一斉に空へ飛び立ちます。
星の輝く美しい夜空のもと、ちょっと馬鹿ばかしいほどの大げさな演出。更に目配せなんかして、笑っちゃうほど格好良いふるまいの彼ら。
そんな「シルクハットぞく」が行う大事な大事な仕事の瞬間、とてつもなくささやかな事を行うその場面!
究極なユーモアを感じて笑おうと思っていたら、なぜか涙が出てきます。
世界中あちこちで行われているシルクハットぞくの、どこまでもさり気ない仕事の事を思うと泣けてきちゃうんです。
このほんのちょっとした心遣い、誰かの事を思ってする行為を見ながら、夜安心してぐっすり眠れるというのは、何よりも一番の平和を感じられる瞬間なんだという事に気が付かされるのです。

絵は自由でのびのびと、どんな時にもユーモア感覚を忘れずに、それでいて、誰かの幸せを願う気持ちを強く持っている・・・作者の資質が存分に伝わってくるこの作品は、私にとっても大好きな絵本になりそうです。

シルクハットぞくはよなかのいちじにやってくる

■読者の声

ちょっとだけ。にククク

5歳の娘のお気に入りです。最近、夜寝る前に必ず読んでいます。
はじめて読んだ時は、「夜中にやってくるシルクハットぞく?」と、ちょっと警戒してしまったのですが、予想を良い意味で大きく外して、とってもやさしい人たちでした。子どもたちは、夜中の1時の出来事など想像すらできないといった様子で、「ほんとにいるの?」と半信半疑です。
シルクハット族が4人がかりでお布団の四隅をもってかけ直すシーン。3歳の息子は、「ぜんぶかければいいのに!」と言いますが、娘は「ちょっとだけ、ちょっとだけ」のセリフに、クククと声を立てて笑います。この絶妙な感覚が分かるなんて、5歳は侮れないなと思いました。

(クッチーナママさん 30代 ママ 東京都 女の子8歳、女の子5歳、男の子3歳)

5歳男児は必読!?いつもの道も、大冒険になる!

アブナイかえりみち

学校のかえりみち。本部での会議を終えた、ぼくたち「ほうかごスペシャル探検隊」は目的地目指して出発だ!
冒険の始まりは校門前の商店…ではなくて「ンラズスとりで」。凶暴な部族に襲われないように無事に通り抜ければ、今度は「地獄の平均台」。左に落ちれば激しい川に流され、右に落ちればジャングルに。「ひゃあーー!!」4号が落ちてしまった。慌てて駆けつける隊員たち。「チマンホいちば」では2号がオババーンぞくに囚われた。そして、みんなは逃げ出して…!
きみたち、こんな感じでちゃんと目的地「チンダ・ダラハ」に到着できるの?

突然何を言っているのか理解不能に陥っているお母さま方。
これが小学生男子の妄想ワールドなのだそう。
男子の手にかかれば、退屈な帰り道なんて存在しません。どう猛な怪獣や敵がいつ襲ってくるかわからない危険な道を進みながら、時には仲間を助け、裏切り(?)、みんなで目的地へ向かうのです。
最近読んだ本の影響?テレビ?漫画?
なんだって構いません。男子の妄想力はこんなところでたくましく育っていくのかもしれません。
真剣な顔、泣きそうになっている顔、いよいよって時の顔。男子らしく生き生きとした表情を見せてくれています。
探検が終わった後の一言「さあ かえろう」が、やけにかっこよく響いています。

こんなハチャメチな世界を、男子の頭の中に忠実に描き出しているのは、人気絵本作家山本孝さん。
実際の帰り道と、大冒険の世界を見比べれば見比べるほど笑ってしまいます。
見立て方はダイナミック、そして細かい。山本さんも男子ですからね、熱さが伝わってきます。
一体「チンダ・ダラハ」とはどこだったのでしょうか。

そういえば、毎朝「すごい夢をみた…」と呆然とした顔で起きてくる我が家の息子。
夢の中でこんな冒険を繰り返しているのか。忙しいはずです(笑)。
今度詳しく聞いてみよう!

アブナイかえりみち

★作者の山本孝さんが直筆メッセージを描いてくださいました!

アブナイかえりみち

■読者の声

男の子の楽しい日常

あんまりに楽しそうに目的地にむかうから、てっきり秘密基地に向かうのかと思いきや、ハラダ団地が自分の家だとは…。
男の子の目を通してみると、世の中こんなに楽しいのか!って感動できる絵本でした。
息子は、どの道がどう描かれていたのか、何度も繰り返し比べて楽しんでいました。
それにしても、男の子っておもしろい!

(みっとーさん 30代 ママ 滋賀県 男の子5歳、女の子4歳)

お姫様になりたい子にぜひ贈りたい絵本

のはらひめ おひめさま城のひみつ

おひめさまになりたいと思っている女の子。
きっとたくさんいるよね。
そんな女の子のところに、もし「おひめさま城」からのお迎えの馬車がやってきたら?

こんなドキドキな始まり方をするのが、なかがわちひろさんの絵本デビュー作『のはらひめ』。
主人公まりの夢は、女の子たちみんなの夢。
まりを乗せた金色の馬車は、丘の上にたつお城へと向かいます。
そこでまりは言われるのです。
「ここが、おひめさま城です。このお城では、いまもむかしも、世界じゅうのおひめさまをおそだてしております。しかしながら、おべんきょうは、ちと、きつうございますよ。」

世界中のおひめさまの見たことないほど素敵なドレスが並んでいる部屋で、うすいピンクのドレスを選び、6人のお付きの人が髪を結って冠をかぶせてくれます。
「そうそう、これこれ!」
読んでいるみんながうっとり。好きなおひめさまになれるんだったら、どんなにつらくたってがんばれちゃうよね。
でもその後は少し大変。笑い方、言葉づかい、優雅な食事の仕方。
化けている王子の見分け方、高いりっぱなベッドから落っこちずに寝る勉強。
ガラスのくつをはいて階段を駆け降りたり、リュウと戦うけいこまで!?
そういえば、聞いたことのある世界のおひめさまたちは、なかなか大変な経験をしていたような。
でも、まりは立派にやってのけます。最後にまりが選んだおひめさまは・・・?

画面のすみからすみまで丁寧に美しく描かれた水彩画は、読者を憧れの世界へと連れていってくれます。まりの可愛らしい表情には、作者の全ての女の子たちへの愛情が感じられます。
子どもから大人まで、全ての女の子にこの絵本をおすすめします。

のはらひめ おひめさま城のひみつ

■読者の声

お姫様になるのって大変!
普段からお姫様願望のある5歳の娘と読みました。

普段からちょっと上から目線の娘は、
「笑い方なんて簡単でしょ!おほほほほって上品にできるよ!」

なぁんて言いながら読んでいたものの・・・、

次第に、
「各国の言葉を覚える」
「ベッドの下のおまめ」
「お食事の仕方」

と次から次に現れるハードルをクリアできずに、
結局おひめさまになるのをあきらめた模様でした。

おひめさま をこんな視点でとらえた絵本は初めてで、
なかなかユニークで面白い。

広いのはらに飛び出していったのはらひめの表情がとっても素敵!!

おひめさま願望のある女の子、是非読んでみてください!
(ムスカンさん 30代 ママ 東京都 男の子9歳、女の子4歳)

言葉の面白さを楽しもう

身近な食べ物屋さんが繰り広げる楽しいしりとり大会!

たべものやさん しりとりたいかい かいさいします

ずらりと並んだお店屋さん。「やお八」「もくもくベーカリー」「みなとずし」に「フルーツバスケット」……まだまだ続きます。どうやらみんな、たべもの屋さん。どうしてこんなに大集合をしているかと言えば、お手紙が届いたのです。

「たべものやさん しりとりたいかい かいさいします!」

ルールは簡単、みんなの名前でしりとりをながーーく続けるだけ。優勝チームには……なんでも欲しいものをプレゼント!!これは大変な大会です。

当日の朝、それぞれのお店から続々とたべものたちが集まってきます。どのチームの選手も目がキラキラ、熱気ムンムン、ホカホカでフレッシュ!ああ、これは豪華です。なんてワクワクする光景なのでしょう。なにしろ、まちじゅうのたべもの屋さんのメニューが実物で揃っちゃっているわけですから。

でも、見とれている場合ではありません。いよいよ「たべものやさん しりとりたいかい」の始まりです。

「さいしょは“あ”がつく たべものから はじめます!
 どなたかいませんか?」
「はーい!」

出てきたのは……?
さて、この熱気のある大会の様子の続きは絵本でたっぷり楽しんでくださいね。結構、大変なことが起きちゃっているようですよ。

「たべもの」だけで「しりとり」をする。そんな“しばり”のあるテーマで大笑いできる絵本をつくってしまうのは、ご存知シゲタサヤカさん。表紙にもチラッと登場しているイクラくんを見て、すぐにピンときた方も多いかもしれませんね。ママになってから初めて手がけられたというこの作品、安心してください、ユーモアセンスはちっとも丸くなっていません。磨きがかかっています。親子で真剣に楽しんでくださいね。

たべものやさん しりとりたいかい かいさいします

■読者の声

子供が熱中した絵本!
今週7冊読んだ新刊絵本の中で一番子供が熱中した絵本!

食べ物屋さんの食べ物たちがしりとり大会に参加する。
お寿司やラーメンやケーキやパンたちが元気よく大会にさんかします。
シガタサヤカさんの絵と爽快なテンポですすむ物語に子供がどんどん引き込まれて行きました。

5才になるとひらがななら読めるので自分で読みながら、
「ラーメン、みんな”ん”がつくからだめじゃん。」
と言いながらページをめくり楽しんでいました。
(えがだいさん 30代 パパ 和歌山県 女の子5歳)

日本語ならではの「付けたし言葉」を楽しもう

おっと合点承知之助

おじいちゃんと子どもたちが、「驚き桃の木山椒の木」「その手は桑名の焼蛤」など、
楽しい言葉あそびをくりひろげます。『声に出して読みたい日本語』(草思社)で
子どもたちに大人気だった付けたし言葉が、楽しい絵本になりました。

■読者の声

自然と笑顔がこぼれる
子供が年中さんだった頃、
保育園より帰宅すると何か言葉遣いが
違うようになってきていました。
頼みごとをすると「おっと合点承知の助!」、
「おはようごんざえもん」、「その手は桑名の焼き蛤」…。 
使っている様子を観察すると、ちゃあんと意味が分かって
これらの言葉を使っている様子。

訳を聞いてみると保育園の先生が
この「おっと合点承知の助」を持ってきて
毎日読んで下さるとのこと。
子供達は、この本が大好きで、事あるごとに
読んで読んでとせがんでいたようです。

そんな様子を知ってか?その冬のお楽しみ会は
「忍者」になる事になりました。
(おじいちゃんが実は忍者だったくだりがあるのです。)

赤忍者、青忍者etcとグループを作り、
それぞれ与えられたミッションを達成すると
巻物を最後に貰えます。その巻物に免許皆伝として秘密の合言葉が、
この本の言葉達。
合言葉が「し~らんぺったんゴリラ」そこで観客がドッと爆笑。

子供たちにとって日頃聞かない面白い言葉に受け取られるようですが、私にとっては消えては淋しいとても懐かしい言葉達。
聞いているだけで楽しくなるこれらの愛らしい言葉達、
これからも大切にしていって欲しいです。

(かわゆいゆいさん 40代 ママ 東京都 女の子5歳)

言葉の魔法使い・石津ちひろさんが繰り広げる楽しいなぞなぞの絵本!

なぞなぞのみせ

子どもたちはなぞなぞが大好き。とは言え、言葉から答えを導き出すのって、意外と難しい!?
そこで「なぞなぞ絵本」っていうのが大活躍してくれるんです。だって、子どもたちは絵の中に隠れているものを探し出すのは大得意だから!!ひらめきを助けてくれます。そのうち、答えどころか問題に出てこないものまで探しだしてきちゃうかもしれませんけどね(笑)。
『なぞなぞのみせ』は、商店街にあるお店、文房具屋さん、本屋さん、ケーキ屋さんなど、女の子とおばあちゃんが次々と立ち寄るお店の中の様子が事細かに描かれていて、その中からなぞなぞの答えをさがしていきます。石津ちひろさんの軽やかな文体も楽しいなぞなぞの絵本です。
発売と同時に大人気となったこの作品。その秘密は・・・?
なんといっても、懐かしい雰囲気の漂う商店街が魅力的。一歩お店の中に入ると品物がぎっしりあって見飽きる事がないし、活気を感じることもできます。この作品でデビューとなるなかざわくみこさんの絵には、さり気ないユーモアと人や物への深い愛着が感じられますよね。子どもたちがワクワクするのは当然のこと、大人にとっては、その感覚が子どもの頃の記憶を断片的に蘇らせるのかもしれません。
家族の前で買ってきたものをずらりと並べている最後のページも大好きです。また最初のページから確認したくなっちゃいますよね。なぞなぞだけでなく、自分なりの楽しみ方を見つけられる、なかなか不思議な味わいを持っている一冊なのです。

■読者の声

絵だけでも楽しめます
最近、なぞなぞをやっと理解できるようになってきた5歳の娘に、図書館で新刊が入ったので借りました。
おもちゃやさん、おかしやさん、手芸やさんなど、お店の中にあるものが答えとなるなぞなぞがでてきます。文だけで答えがわかるものもあれば、答えがわからず絵の中から一生懸命探していたり、楽しんでいます。難易度としては簡単なのかなと思います。小学校低学年くらいまでなら楽しめるかな。
絵が細かく、ページいっぱいいっぱいに描かれていて、絵を見てお話を広げるのも楽しいかもしれません。身近なお店ばかりなので親しみやすいです。

(みいここさん 30代 ママ 兵庫県 女の子4歳)

子どもの心にずっと残る絵本を、お誕生日にぜひどうぞ

絵本は、子どもの心にずっと残るもの。

だから、誕生日の贈り物に最適です。

一生に一度のお誕生日を彩るプレゼントとして、年齢に合わせた絵本をぜひどうぞ。

編集協力・執筆:洪愛舜(ほんえすん/ライター・編集者・絵本作家)

掲載されている情報は公開当時のものです。
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