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あなたも読みたくなる…!レビューコンテスト受賞者大推薦の絵本!

【受賞レビュー】イヤイヤ期には理由がある!子どもの気持ちがわかる絵本4選

悩んでいるママを励ます、親子で心がラクになる絵本4選

子どもの「イヤイヤ期」に悩まされているママ・パパたちのキモチを楽にしてくれる絵本をご紹介します。なんでもかんでもイヤ!もう本当に手におえない。でも、そんな「イヤイヤ期」は、成長期の子どもたちにとって、「心が育つ」ためのとても重要な過程なのです。もちろん、「イヤイヤ期」を脱しても「好き嫌い」が待っています。ご紹介する「好き嫌い」をテーマにした絵本も、子どもたちの気持ちに寄りそい、親子でその問題をもっと気楽に、より楽しく取り込めるよう、前向きに応援してくれます。レビュー大賞に輝いたレビューとともに4冊の絵本をご紹介いたします。

テレビで話題沸騰!イヤイヤ期は子どもの成長を実感できる愛おしい時間

「イヤイヤ期」の子どもたちが驚くほど素直になる絵本と評判の絵本です。

前からは「イヤイヤ!ブブタ」、後ろからは「すごいね~!ブブタ」の2つのおはなしが楽しめる仕組みになっています。イヤイヤ期の大変なエピソードを上回るほど、子どもたちのできたこと、成長を感じられたことが凝縮されたリアルな声をもとにした絵本だからこそ、ママたちの共感を呼びます。

「イヤイヤ期をたいせつに」


親には悩ましい「イヤイヤ期」ですが、子どもには必要な、たいせつな時期。
「イヤ! 」と言うことで「自分」を表し、それを受け止められると、安心して「自分らしく」育っていくのです。だから「イヤイヤ期」の卒業は、急がないで! 十分「イヤイヤ」した後に必ず、その時はやってきますから。

監修 文京区立お茶の水女子大学こども園園長 宮里暁美先生

http://www.ehonnavi.net/reviewcontest/reviewcontest.asp?uid=JN74Z レビューコンテスト対象作品「いるよね~!こんな こ」から

早くに出会いたかった!

 

まさに、「いるよね~」は娘のこと。2~3歳の頃のことを思い出しました。そしてその頃にこの絵本に出会いたかったと強く思いました。「あった!あった!この場面!」というものの連続でして、私はもう懐かしい気持ちいっぱいで読み聞かせをしたのですが、当の本人はすっかり忘れている。「○○ちゃん、こんな風じゃなかったよね」とまで。もう!忘れているんですかね。そして後ろから読む「すごい」の方は、「○○ちゃんみたいだね!」と。子供ってすごくポジティブですね(笑)。

 

りおらんらんさん 30代 ママ 東京都 女の子5歳、男の子1歳

    児童心理カウンセラーが教える、子どもたちの涙のひみつや好き嫌い克服法

    「この子、よく泣くんだけど、なぜ涙が出るのか自分でもわからなくて、よけい泣いちゃうみたい…」「うちの子は好き嫌いが多くて本当に困っちゃう…。野菜はぜんぶおいしくないと思ってるのよね」

     

    子育てのお悩みを抱えているママたちの多くは、子どもの気持ちがわからないというもの。子どもの感情ケアに長年たずさわってきた児童心理カウンセラーの著者イローナ・ラメルティンクさんが子どもに寄りそう視点で描いたという2冊の絵本。もっと早く読んでおけばよかった!というママからの声がたくさん寄せられました。すぐに役立つヒントがたくさんつまっている絵本。是非、参考にしてくださいね。

    http://www.ehonnavi.net/reviewcontest/reviewcontest.asp?uid=JGF95 レビューコンテスト対象作品「親子のためのおたすけ絵本」シリーズ『おたすけなみだとおじゃまなみだ』から

    【受賞レビュー】『おたすけなみだとおじゃまなみだ』から

    幼い子供だけでなく、思春期の子にもオススメです。  


    絵本といえば5歳程度の幼児をイメージするかもしれませんが、色々な気持ちが混ざり合う思春期の子供にとっても役に立つ本でした。悩み事があり、自分でも何に悩んでいるのか理解できない時などは幼児に後退してしまうこともあるので、10歳以上の思春期の子供でも絵本を読んであげることは効果的です。また、読み聞かせをすることで子供と自然にコミュニケーションを図ることも可能です。冒頭部分の「人は皆違う」という記述は、現代の社会を反映しており、国際化が進む中で生きていく子供達に求められる「違い」を受け入れる精神を子供に教えてくれます。子供の涙とは親にとっても理解し難いものですが、この絵本は分かりやすく説明しており私も学ばさせてもらいました。私は4人の子供の母親ですが、是非子供への読み聞かせをオススメします。もっと早く出会っていればさらに良い子育てができたのにと思います。


    こばなぎさん 40代 ママ 京都府 女の子18歳、男の子15歳、男の子13歳、女の子11歳

    http://www.ehonnavi.net/reviewcontest/reviewcontest.asp?uid=JGF95 レビューコンテスト対象作品「親子のためのおたすけ絵本」『すききらいとんでいけ!もぐもぐマシーン』シリーズから

    レナちゃん以上のうちの子へ  


    うちの子は食事の時間になると急にダラダラとし始めたり、今日のごはんは何かどうか見に来てはすぐに嫌そうな顔をして、なかなか食べようとしてくれません。食事に掛かる時間は1時間ほど、でもそれでも殆ど食べてくれていないので殆ど食事を出した時のままのお皿で戻って来ます。家でも毎日毎食そんな感じなのですが、休日に家族で遊びに行こうと思っても、レストラン等で食事を取るのも嫌がるほどで、じゃあハンバーガーとかは、と思っても全く食べてくれません。なので幼稚園でもお弁当とかおやつも殆ど毎日何も食べて帰って来てくれません。

     

    うちの子は食事に対して物凄く何か嫌な思い出でも有るのかな、とかいろいろ考えてはいるのですが、原因も分からず困っています。なので、どうしても「ちゃんと食べてね」とか「早く食べなさい」とか決まり文句を言ってしまって最後には子供を叱ってしまっていたのですが、この絵本を見て子供の好き嫌いをなくすための大きなヒントが得られた気がしました。うちの子に読んであげた時にはやっぱり自分とかぶる部分が多いのでそのせいか、あまり興味のない格好をしながら聞いていましたが、それでもちゃんと最後まで絵本が終わるまで隣で聞いていてくれたので、何か子供にも心に響くものが有ったのだと思います。食事は毎日の事だし、好き嫌いだけでなく、全く食べようとしてくれないと本当心配でもあるし、困ってしまいます。なので、私にとってこの絵本は本当に私がもっと早く参考にしたかった、そして子供にももっと早く読んであげたかった、そんな絵本です。毎日の事なので本当にお子さんの食事面に関して困っている方には、ぜひ読んで何かのヒントにしてもらいたいな、と思いました。

     

    ピンクちゃんさん 40代 ママ 広島県 女の子5歳

    「すききらい」いってもいいのよ~!開放感を味わえる斬新な楽しい絵本

    「すききらいを言ってはいけません。」

     

    そんなことばかり言われていたら、子どももストレスがたまります!大人だってそう。たまには、思いっきり、「嫌いなものは嫌いなの!!」って叫んでみませんか。開放感を味わえるこの絵本はスッキリするだけではありません。楽しく声に出し、嫌いなことに関心を寄せることで、その嫌いなものの魅力が見えてくるかもしれません。「嫌い」にはきっと理由がある。無視できないなにかがある。そう思うと、「好き嫌い」が個性にも見えてきます。ちょっと変わった視点で、「好き嫌い」に向き合ってみましょう。気持ちがきっと軽くなります。

    http://www.ehonnavi.net/reviewcontest/reviewcontest.asp?uid=D5GSF レビューコンテスト対象作品『きらいさ きらい』から

    【受賞レビュー】『きらいさ きらい』から

    すがすがしい  


    4歳の次男に読みました。あれもきらい、これもきらい。これでもかというくらい嫌い嫌いのオンパレードです。でも、こうもはっきり言われると却って清々しく感じてしまいます。息子は「嫌い」というのは言ってはいけない言葉だとなんとなく思っていたようで、新鮮だったようです。ニヤニヤしながら聞いていました。

     

    さみはさみさん 40代 ママ 東京都 男の子8歳、男の子4歳

    いかがでしたか。

    頭を抱えてしまう「イヤイヤ期」や「好き嫌い」の問題も、楽しい絵本と向き合えば、深刻になりすぎずにすみます。みなさんが投稿したレビューを読んでみてください。慰められるエピソードや共感できるエピソードがたくさん!勇気づけられますよ。

     

    ただ今、絵本ナビではレビューコンテストは絶賛開催中です!レビューを投稿してみましょう。自分の感想を自分の言葉で表現する楽しさを実感できるチャンス。気軽に投稿してみてくださいね。

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