米粉でぐるぐる！「甘夏パウンドケーキ」を作ろう！
たべる 
連載
暦の上では5月は夏を迎える季節となります。
まだ本格的な暑さではありませんが、さっぱりとした甘夏を使った米粉のパウンドケーキをご紹介します。
米粉を使ってみましょう
お米を粉状にした米粉は、グルテンが含まれていません。
そのため、ケーキやマフィンを作る際にぐるぐると混ぜることが出来るので、お子さまにも作りやすいです。
5月が旬の甘夏
甘夏は夏みかんの仲間です。
品種名は、川野夏橙（かわのなつだいだい）といいます。
夏みかんよりも酸味が少ないことから「甘夏」と呼ばれているそうです。
ビタミンC、クエン酸、カリウムなどが豊富に含まれていると言われています。
【レシピ】米粉の甘夏パウンドケーキ
材料（17cm×8㎝×6㎝のパウンド型）
〇 米粉（製菓用米粉）・・・120g
〇 アーモンドプードル・・・40g
〇 片栗粉・・・30g
〇 ベーキングパウダー・・・5g
● 無調整豆乳（または牛乳）・・・90g
● 砂糖・・・45g
● 植物油・・・40g
● 塩・・・ひとつまみ
甘夏・・・1個
下準備
- 甘夏の外皮と薄皮を剥き、種を取り除く。
- オーブンを170℃に予熱する。
作り方
- ポリ袋に 〇 を入れ、振り混ぜる。
- ●をボウルに入れ、泡だて器で混ぜる。
- 2に甘夏を入れ、泡だて器で混ぜる。
- 3に1を入れ、粉っぽさがなくなるまで混ぜる。
- パウンド型に流し入れ、オーブンで30～35分焼く。
※竹串で刺し、生地が付かなければ取り出してください。粗熱が取れたらラップで包み、冷ましてください。
お手伝いポイント
ポイント① 甘夏をむいてみよう！
甘夏の皮は厚みがありますので、十字に切り込みを入れて剥いてください。
1～2房に分け、種のある方を包丁で切り落としてから薄皮を剥くと
お子さんも作業しやすいです。
生地に混ぜるので、形は崩れても大丈夫！
綺麗な色だね。種は何個あるかな？と声かけをしながら一緒にやってみましょう。
ポイント② 材料を混ぜよう！
ポリ袋に入れた材料をシャカシャカ振って混ぜましょう。
中に空気を入れるようにし、こぼれないようしっかりとポリ袋の上を持ちましょう。
ポイント③ 生地を混ぜよう！
ボウルに入れた生地を泡だて器でぐるぐる混ぜましょう。
粉を入れた後は、泡だて器かゴムベラを使っても良いです。
粉が飛び散らないように、最初は優しくね、と声をかけてあげましょう。
使う米粉によって水分量が変わります。
粉っぽさがなくならないようでしたら、豆乳を調整してくださいね。
おわりに
おうちの方と作ったおやつは格別に美味しいです。
我が家の子どもたちも、焼き上がりが楽しみで、何度もオーブンの中を覗いていました。
米粉のパウンドケーキは、冷めたらカットしてください。
カットしたものを一つずつラップで包み、ジップ袋に入れて冷凍保存もできます。
ぜひ作ってみてくださいね。
今回教えてくれたのは…
青鹿 ちひろ（あおしか ちひろ）さん
マスター米粉プロフェッショナルトレーナー。
子どもの食物アレルギーをきっかけに、米粉を使った料理やおやつを作り始める。
失敗と学びを繰り返し、美味しくて簡単に作れる米粉のおやつを広めたい！と思うようになり、埼玉県や東京都内のイベントに出店。
現在は米粉パン＆米粉スイーツブランドkomeko storyのメンバーとして米粉のおやつを販売。
- Instagram: https://www.instagram.com/chihi.ao/
- Instagram（komeko story）: https://www.instagram.com/komeko.story/
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