【子どもと作るレシピ】5月5日はこれに決まり!春巻の皮で見た目もかわいい行事食「新じゃがいもとグリンピースの兜サモサ」
今回はこどもの日にぴったりな旬の新じゃがいもとグリンピースを使って、簡単でかわいい兜の形のサモサをご紹介します。
揚げずにオーブンで焼くので手軽にできるのも嬉しいポイントです!
サモサはインド料理の軽食のひとつです。じゃがいもや玉ねぎ、豆などをスパイスで味付けし、小麦粉で作った皮で三角形に包み油でさっくりと揚げた料理です。
新じゃがいもとグリンピースが旬です!
新じゃがいもはビタミンCの含有量が普通のじゃがいもの4倍もあると言われています。ビタミンCは水に溶けやすかったり、熱に弱かったりしますが、じゃがいもはでんぷんに包まれているので壊れにくいのが特徴です。
グリンピースは缶詰や冷凍食品として1年を通して流通していますが、春から初夏にかけての旬の味わいは格別です!グリンピースが苦手なお子さんも好きになるチャンスです!たんぱく質や食物繊維などの栄養も豊富な栄養価の高い食材です。
【レシピ】新じゃがいもとグリンピースの兜サモサ
材料(5個分)
・新じゃがいも・・・100g
・グリンピース・・・25g
・玉ねぎ・・・50g
・豚ひき肉・・・50g
・油・・・小さじ1
☆ケチャップ・・・小さじ2
☆カレー粉・・・小さじ1/2
☆塩こしょう・・・少々
・春巻きの皮・・・5枚
●小麦粉・・・小さじ1
●水・・・小さじ1
下準備
・グリンピースは鞘から出し、沸騰した湯で2〜3分茹で、ザルにあげておく
・春巻きの皮を兜型に折る
作り方
【1】 カブトを折る
<カブトの折り方>
① 春巻きの皮を1枚皿におき、三角に折る。
② 左右の両端の角を中央の角に集めるように折る。
③ 上下を逆さにし、下から上へさらに半分に折る。反対も同様。
④ 先をサイドに折り返す。この時に水溶き小麦粉でとめる。反対も同様。
⑤ 下部の2枚重ねになっている部分を1枚だけ上から1/3辺りのところに折り上げ、水溶き小麦粉でとめる。
⑥ 余っている部分も上へ折り、水溶き小麦粉でとめる。
【2】玉ねぎはみじん切りにする。
【3】じゃがいもは皮をむき1cm角程度に切る。水でさっとさらし耐熱容器に入れ、ふんわりラップをし電子レンジ600wで5分加熱する。電子レンジから取り出し滑らかになるまでつぶす。オーブンを200℃に予熱する。
【4】フライパンに油を熱し、豚ひき肉を炒める。色が変わったら玉ねぎを加え炒め、ゆでたグリンピースと☆を入れ調味する。
【5】【3】に【4】を入れ混ぜ合わせ、5個に分ける。
【6】兜型の春巻きの皮に【5】の具を詰め、水溶き小麦粉をぬり閉じる。天板にクッキングシートを敷き並べる、表面に油(分量外)をぬりオーブンで10〜15分焼く。
お手伝いポイント
ポイント① グリンピースを鞘から出してみよう!
鞘つきのグリンピースはこの時期にしかありませんよね。鞘から出す作業は子どもたちにとってとても楽しい作業です。ひとつの鞘の中に何個グリンピースが入っているかな?数えてみても楽しいですね。食材に触れることで楽しい経験になり、食べてみよう!と言う気持ちが芽生えるかもしれません。
ポイント② じゃがいもをつぶしてみよう!
じゃがいもをつぶす事も子どもにとっては力のいる作業です。今回は小さく切って加熱しているので比較的潰しやすいです。マッシャーやフォークを使ってつぶしてみてください♪出来た!という達成感を感じることができますね。
電子レンジから出したばかりの器は熱くなっていますので火傷には気をつけてくださいね。
兜を折ってみよう!
折り紙のように折ってみてください。三角をたくさん折ると完成するので、形を覚えながら手先の感覚を豊かにしてくれますよ!
おわりに
こどもの日は五節句のひとつで男の子の健康を祝う行事です。
兜の形に作ることで、行事らしく食卓も華やかになりますね。ぜひお子さんと楽しみながら作ってみてください!
旬の食材に触れたり、見たり、食べたり・・・たくさんの食経験を通して、食べることや、作ることが好きになってくれるととても嬉しく思います。
いろいろな事にチャレンジしながら、健やかに育って欲しいですね。
今回教えてくれたのは…
菅野 礼(すがの あや)さん
キッズ食育トレーナー/管理栄養士
認可保育園で10年間、保育園栄養士として乳幼児の食育に携わる。幼い頃からの食育が大切であり、食の楽しさを伝えていきたいという思いで日々取り組んでいく中で、保護者様からの食の悩み相談にのったり、保育園での自身の食育に悩んだりすることも多く、スキルアップを目指し日本キッズ食育協会でキッズ食育トレーナーの資格を取得。2022年から3歳から通える『青空キッチン 柏の葉スクール』講師、みんなで子育てキッズサロンJoiaの管理栄養士として、0歳からの子どもたちと日々の食育を楽しんでいる。
1.幼児~小学生が料理を体験できる人気レシピ約81点を掲載!
2.料理の技術だけでなく、好き嫌いの解消のほか、箸使いや栄養バランス、季節の行事など、幅広い食の知恵が身につく。
3.レシピは読みがな付き。料理に慣れてきた子どもが自主的にチャレンジできる。
オープンサンド、チャーハン、揚げ出汁豆腐、お雑煮、ちらし寿司、唐揚げ、パエリア、酢豚、にんじんのポタージュ、おにぎらず、スイートポテト、ごま団子、オレンジジャム…
期待の食育レシピブック第2弾。子どもだって、「楽しく・おいしく・安全に」ここまでできる!!
3歳から小学校6年生までが対象の食育スクール「青空キッチン」。実際に料理を体験することで、子どもたちの自立心や協調性、想像力を養い、学習意欲を高めることができます。さらに、好き嫌いが減るという、うれしい効果も。
この本では、青空キッチンのレシピ82品をわかりやすく紹介しています。子どもにお願いできる作業を色分けして示しているので、3歳の子でもムリなく安心して料理に挑戦できます。さらに、「食育のポイント」や、興味をうながす言葉がけの例も載せているので、ご自宅にいながら青空キッチンのレッスンをおこなえますよ。
食は、人間を健康にし、生活を豊かにするうえで欠かせない要素。好奇心旺盛な子ども時代に料理を学べば、一生を通じての宝物になります。
お料理レッスンで楽しい親子の時間を過ごしましょう!
子どものための食育スクール「青空キッチン」生徒さん募集中です!
青空キッチンとは?
料理(調理)と教育の融合。
「さまざまな食材・料理に触れる」「素材から調理する」「自分でやってみる」「お友達と協力する」「新しい知識や発見」料理を通じて、五感を育てます。
考える力表現力、社会性をはぐくみ、子ども達の潜在能力を引き出すお手伝いをします。
「青空キッチン」のカリキュラムは料理をイベント的に体験するのではなく、日常の一コマとして、また、体作りや将来作りのすべての土台を築くための多面的な取り組みをしています。
全国に拡大中!詳しくはHPをご覧ください。
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