【今週の今日の1冊】この絵本知ってる?憎めない鬼が活躍する新刊絵本
2月1日~2月7日までの絵本「今日の1冊」をご紹介
「節分」の時期には、毎年いろいろな鬼の絵本をご紹介しています。
節分の由来を小さな子どもたちが理解できるように、わかりやすく教えてくれるものや、鬼が主役として登場するユニークなものなど、実にバラエティに富んだたくさんの楽しい絵本が登場しています。今週ご紹介するのは、なんとも憎めない可愛らしい鬼が活躍する絵本。2021年1月に発売された新刊絵本を交えながら、子どもたちの想像力を刺激する印象的な鬼の絵本をご紹介します。
2月1日 鬼と相撲で勝負する!?楽しい鬼の幼年童話
2月2日 今日は節分の日。みんなで豆まき、頑張ろう!
火曜日は『まめまき できるかな』
出版社からの内容紹介
まこちゃんは、まだじょうずにボールが投げられません。お父さん、おばあちゃんと練習しますが、うまくいきません。そこで、お母さんが煎り豆の入った枡を持ってやってきて……。まこちゃん、豆まき、ちゃんとできるでしょうか? 鬼をはらえるでしょうか?鬼に見立てた厄を祓い健康を願う節分の豆まき。日本の伝統行事を、2、3歳児の発達に合わせて、シンプルな物語絵本にしました。巻末には、ミニ解説がついています。
読者の声より
小さい子にも行事のことがよくわかりやすい。
子どもが図書館で「これ読みたい!」と言って借りてきた絵本です。節分は豆をまいて、おにを追いはらう日。まこちゃんはまめをまく練習をしますが、なかなかうまくできません。どうしたらいいのかな?日本の行事をやさしく小さい子でもわかりやすく伝えてくれる絵本です。巻末に行事についての解説も載っていて、絵本を読んだ後その行事のことを親子で話題にするのにピッタリです。
すとうあさえさんの絵本は、季節をテーマにした絵本がたくさんあり、どれもオススメです。「だんごたべたい おつきさま」も親子共々お気に入りの絵本の一つで何度も読んでいます。イラストや色がはっきりしているので、惹きつけられます。
(ぼんぬさん 40代・ママ 女の子2歳)
2月3日 まるまる一冊「おに」だらけ!?
読者の声より
おにのおにいさん。
「おに」の文字の部分だけ少し太めに書かれています。
その他にも「おに」の文字の部分は同じように太めになっています。
おにく、おにんぎょう、オニオンスープ・・・。
おにのおにいさん、おにくが大好きで、人間に変装してレストランへ行くことに。
バレないように帽子まで被ります。
よりによってその日は節分。
絶対に見つからないようにしよう!
でもみんなの視線を気にしすぎでした。
誰も鬼だと気付いてないのに、「おに」とつくフレーズをきくと慌てて逃げてしまいます。
逃げてばかりでもうクタクタ。
結局家に帰りました。
おにのおにいさんにはオニールという名前の友達がいます。
節分の日は仕事が忙しくて会えなかったけど、お土産をもって次の日遊びに来てくれました。
お土産はきっと、アレでしょうね・・・。
(ジョージ大好きさん 40代・ママ 男の子11歳)
2月4日 電話と数字が好きな子へ
木曜日は『あかたろうの1・2・3の3・4・5 おにのこあかたろうのほん』
出版社からの内容紹介
あかたろうが外から帰ってくるとおかあさんがいません。おばあちゃんにはじまって、次から次へと電話でお母さんを追いかけます。
読者の声より
何度読んでも楽しいらしい。
息子が行く病院に置いてあって、毎月行くと必ずこれを読んで!とリクエストされます。
昔からある本なんですね。私が小さい頃は知らなかったなあ…
でも、このレトロテイストな絵とか雰囲気、とても素敵です。
おかあさんがいなくて、子供のおにさんが色々電話して…と言うお話。
電話をしていくうちに、お母さんが何を買いにいって、何を作ろうとしているのか徐々に分かっていくくだりが息子のツボらしいです。
(もももももさん 30代・ママ 男の子3歳、男の子0歳)
2月5日 「ぐらぐら わいて いいきもち~」
2月6日 パンツの持ち主を探して、たどり着いた相手は?
読者の声より
不思議な団地、夢の中をさまよっているみたい
全ページ、お試し読みで読みました。
端から端まで、力の入った絵の展開がすごいです。
読み始めると、男の子の謎解きに、くっついて歩いているような感覚で夢中になります。
それにしても、似たような雰囲気の色彩がどんどん出てきて、なるほど迷うよね。
不思議な団地、夢の中をさまよっているみたいでした。
いつもはごく普通の団地なのに、魔法がかかっていたのかな。
面白いです。
(capellaさん 70代以上・じいじ・ばあば )
2月7日 「わらっちゃまけよ あっぷっぷの~~~」(2021年1月発売の新刊)
- 2021.01.26【工作あそび】オニに負けるな!ばくだんボール&まと作り
選書:秋山朋恵(絵本ナビ編集部)
編集・文:富田直美(絵本ナビ編集部)
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