お月見を楽しむハヤシライス♪きのこが苦手でもペロッと完食!
秋のイベントといえばお月見!
お月見をする十五夜は「中秋の名月」とも呼ばれ、毎年日付が変わります。
2021年は、9月21日(火)です。
秋の味覚であるきのこがたっぷり入ったハヤシライスにお月様をイメージしたゆで卵をトッピングして、お子さんとお月見を楽しんでみませんか?
- 1. 秋になると食べたくなる「きのこ」
- 2. 【レシピ】お月見を楽しむハヤシライス
- 3. お手伝いポイント
- 4. さいごに
- 4.1. 今回教えてくれたのは…
秋になると食べたくなる「きのこ」
きのこは一年中スーパーで見かけることができますが、自然に育つきのこは秋に旬を迎えるものが多いようです。
秋の味覚というイメージがあり、秋になると食べたくなる食材の一つです。
おなかの調子を整えてくれる働きがある食物繊維が豊富なのも嬉しいところ。
積極的に食卓に取り入れたい食材ですね!
ハヤシライスはお子さんが食べやすい味付けなので、きのこが苦手なお子さんでもチャレンジしやすいですよ。
【レシピ】お月見を楽しむハヤシライス
材料<家族4人分>
- 牛こま切れ肉・・・200g
- 玉ねぎ・・・中1/2個(100g程度)
- ぶなしめじ・・・20g
- 舞茸・・・20g
- エリンギ・・・1/2本(25g程度)
- トマト・・・中1個(120g程度)
- 小麦粉・・・大さじ2
- バター・・・10g
- 水・・・200ml
- トマトケチャップ・・・大さじ3
- 中濃ソース・・・大さじ3
- 砂糖・・・小さじ2
- 醤油・・・小さじ2
- 塩・・・少々
- こしょう・・・少々
- 油・・・大さじ1
トッピング
- ゆで卵・・・1個
- スライスチーズ・・・2枚
- ご飯・・・適量
事前準備
- トマトは大きめのざく切りにする。
- エッグスライサー、星型の型抜きを用意する。
- ご飯を炊いておく。
作り方
- ぶなしめじは石づきを取る。ぶなしめじ、舞茸、エリンギを食べやすい大きさにする。
玉ねぎは薄切りにする。 - フライパンに油をひき、1 を入れ炒める。
玉ねぎが透き通ったら牛こま切れ肉を入れ、牛こま切れ肉の色が変わるまで炒める。 - 2 に小麦粉を入れ、全体になじむように炒める。
粉っぽさがなくなったらバター、トマトを入れさらに炒める。 - 3 に を加えよくかき混ぜる。一煮立ちしたら弱火にし、5分程煮込む。 とろみがついたら塩こしょうで味をととのえる。
- エッグスライサーでゆで卵を輪切りにする。
星型でスライスチーズを型抜きする。 - お皿にご飯を盛り、4 をかけ、5 をトッピングする。
フレッシュなトマトと牛肉・きのこの旨味が感じられる具だくさんハヤシライスです。
レシピではぶなしめじ、舞茸、エリンギを使いましたが、お好みのきのこでお作りいただけます。
きのこ類の汚れが気になる場合は、水で濡らしたキッチンペーパーで軽く拭き取ってください。
牛こま切れ肉が大きい場合は、食べやすい大きさに切ってください。
お好みによって味を調整していただけます。
ゆで卵やチーズのトッピングをお子さんと楽しんでください♪
お手伝いポイント
ポイント① ぶなしめじ、舞茸、エリンギを食べやすい大きさに!
ぶなしめじ、舞茸、エリンギは小さなお子さんでも簡単に手で裂くことができます。
きのこが苦手なお子さんには、「これくらいの大きさなら食べられそうかな?」とお子さんと話しながら大きさを決めるといいですね!
きのこというのは総称でたくさんの種類があります。
いろいろなきのこに触れ、お子さんと名前当てクイズをするのも楽しいですね!
ポイント② ゆで卵の殻をむく
幼児さんの手は大人が軍手を2枚はめたくらいの感覚と言われています。
ゆで卵は生卵と違い多少強く卵を割っても大丈夫!
殻にひびを入れたり殻をむく感触を楽しみながら手先の感覚を豊かにしましょう。
ゆで卵は茹で終わったらすぐに氷水につけて冷やすとつるっとむきやすくなりますよ。
つるっとしたゆで卵が現れるときっとニコニコに!
「できた!」と達成感も味わえます。
ポイント③ エッグスライサーでゆで卵を輪切りにする
我が家で人気のエッグスライサー!
子ども達にとってキレイな輪切りができる魔法のような道具です。
卵をカットする中線に触らないという点に気をつければ小さなお子さんでも簡単に使えます。
「キレイな○がたくさんできたね!」とお子さんと観察して気づいたことを話すのもいいですね。
ポイント④ 星型でスライスチーズを型抜きする
子ども達は型抜きが大好き!
星型から型抜きしたチーズを取るには指先の力を加減する必要があり、お子さんの手先の感覚を豊かにするチャンスです。
必要に応じて取りやすいようにサポートしながら親子でチャレンジしてみましょう。
幼児さんなら「1枚のスライスチーズから何個のお星様が出来るかな?」、小学生なら「たくさんのお星様を作るにはどうやって型抜きしたらいいかな?」と声をかけることで、図形や数、余白について考えることができます。
ポイント⑤ ハヤシライスにゆで卵、チーズをトッピングする
お皿に盛り付けたハヤシライスの上にゆで卵をお月様、チーズをお星様に見立ててトッピングします。
お子さんの自由な発想でトッピングを楽しんでください!
我が家には小2と年中の元気な兄弟がいます。
実は兄はきのこが少し苦手なのですが、このハヤシライスは「おいしい!」「きのこも食べられるよ!」とペロッと完食してくれました。
子どもの食べやすい味付けにしたこと、いろいろなきのこに触れきのこに親しみがわいたこと、エッグスライサーや型抜きでお月様やお星様を作りトッピングしたことでわくわく楽しい気持ちになれたことが好き嫌いを克服するポイントになったと思っています。
お子さんの好き嫌い克服には楽しい雰囲気作りが大事!
エッグスライサーや型抜きといった子どもが大好きなアイテムでお手伝いを楽しみ、好き嫌い克服にも繋がるといいですよね。
さいごに
ハヤシライスは市販のルーを使わなくてもご家庭にある調味料で簡単に作ることができます。
油の量や味を調整できるのでおすすめです!
お月見には、「きれいな月を眺めて楽しむ」「秋の収穫を感謝する」という意味があるそう。
お子さんとお月見ハヤシライスを作って今年のお月見を楽しんでいただけると嬉しいです。
お天気に恵まれ秋の夜空にキレイなお月様を眺めることが出来るといいですね♪
子どものときから食べ物に親しみ、いろいろな味を知り、食べることを楽しむ。
きっとそれが将来自分で食を選べる力に繋がると思っています。
今回教えてくれたのは…
かわしま ゆみ さん
キッズ食育トレーナー/米粉プロフェッショナルトレーナー/青空キッチン本部柏の葉スクール講師。
千葉県柏市在住。元気な男児2人(小2・年中)の母。
「正しい食は子どもの未来を輝かせる」という協会理念に共感し、キッズ食育トレーナー資格を取得。「生きる上での基礎となる食の大切さ、食を通した学び・気づき・楽しさを子ども達に伝えたい」「子どもの発達を知り、自身を含む子育てに悩むお母さん達のサポートをしたい」と思い、2020年5月キッズ食育トレーナーとして活動を開始。青空キッチン講師、保育園での出張食育講座を行う。地域の親子向けワークショップや米粉レッスンも順次開催予定。
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一般社団法人 日本キッズ食育協会とは?
「本物の食は子ども達の未来を輝かせます」というスローガンの元、食に一番興味がある3歳から9歳の頃から食の大切さを感覚的に学べるのがキッズ食育です。
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