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子どもと一緒に作りたい!旬を楽しむレシピ

柿がおかずに大変身!柿のカップ入り白和えレシピ

デザートだけじゃもったいない!柿をおかずで食べてみよう

今回は、柿の甘さを活かして白和えをもっとおいしく食べられるレシピのご紹介です。柿の甘味で全体がおいしく仕上がり、子ども達も食べやすい味付けに大変身します。

 

また、柿は丸くてつやつやして、とっても可愛いシルエットなので、子ども達が見た目も楽しくお野菜を食べることができるようにカップにしてみました。

柿には女性には嬉しいビタミンがたっぷり

果物の中でも特にビタミンが多いと言われる柿は、美肌効果や免疫力アップなどが期待でき、特に女性には嬉しい食材の一つです。

 

また、柿は大きく分けて甘柿と渋柿の2種類あると言われています。渋柿は名前の通りそのまま食べると渋いのですが、お店やスーパーでは、すでに「渋抜き」されたものや、「干し柿」になって販売されていたりと、どれも美味しく食べることができるので、この季節ならではのいろんな品種を楽しんで下さいね。

【レシピ】柿カップ入り白和え

材料 ※作りやすい分量

  • 柿・・・2個
  • 木綿豆腐(水切り前)・・・1パック(約300g)
  • ほうれん草・・・1把(わ)

【A】

  • 味噌・・・小さじ2
  • 砂糖・・・大さじ1
  • すりごま・・・大さじ4

作り方

  1. 豆腐はキッチンペーパーで包み、レンジ(600W)で約1分半加熱する。

  2. ほうれん草はさっと茹でて水気をしぼり、食べやすい大きさに切る。
  3. 柿はヘタの部分を切り落とし、スプーンを使って中を取り出し、約5mmの幅に切る。
    ※種があれば取り除きます。熟した柿は、切るときに崩れやすいですが、形が変わっても問題ありません。


  4. ボウルの中で1の豆腐を潰し【A】とよく混ぜ、、3と軽く和える。

お手伝いポイント

ポイント① 柿の中身を取り出してみよう!

柿がお皿になるのをイメージしながら、スプーンですくってみましょう。

※柔らかい柿がおすすめ

ポイント② 豆腐をつぶそう!

柔らかい豆腐は子ども達の力でも上手に細かく潰すことができます。手の感覚を養いながら、力の加減も学べますね。

ポイント③ 全体が混ざるように、和えてみよう!

白和えは、形が崩れても全く問題ないので、ここも子ども達にお任せしましょう。「おいしくなーれ!」と完成が楽しみになる声掛けもおすすめです。

ポイント④ 柿の器に盛りつけよう!

こぼれるのは当たり前。こぼれても大丈夫なように、下にバットやお皿を敷いておくと、ママも優しく見守れますよ。少しでも上手に入れることができたら、たくさん褒めて下さいね。子ども達が自分で作った柿の器は、世界で一つの最高の作品です!

お手伝いを頑張る子ども達へ、「すごいね!」「ありがとう!」とがんばりを認める声掛けもご一緒に!

おわりに

調理法や味付け、組み合わせをたくさん経験することで、好き嫌い克服への可能性が広がる!

柿は皮をむいてそのまま食べる機会が多い果物ですが、おかずとしても美味しく食べられる栄養たっぷりの食材です。

また、旬だからこそ作れるレシピのおかげで、子ども達は「かわいいー!」と言いながら柿はもちろん、普段はなかなか食べないほうれん草やお豆腐もたくさん食べてくれるので、柿の魔法はすごいです。

 

こんな風に、もしお子さんに苦手な食材があったとしても、「きらい」と決めつけるのはちょっと早いかもしれませんね。特に幼少期には、あの手この手でいろいろな調理方法や味付け、食材との組み合わせにチャレンジしてほしいと思います。すると、きっとどこかのタイミングで「好き!」に変わる瞬間に出会えるはずですよ。

 

そんな素敵なチャンスを、旬の食材と一緒にたくさん作っていきたいですね!

今回教えてくれたのは…

石動敬子(いしないけいこ)さん

 

キッズ食育マスタートレーナー

青空キッチン大分駅前スクール代表

 

静岡県在住。2児(4歳、9歳)の母。

「夜ご飯はお菓子が食べたい!」という娘の一言がきっかけで、

これから自分の意思で食を選び始める子ども達に、楽しみながら食の大切さを知ってほしいと考える。

 

子どもの食育スクール「青空キッチン」では

みんなが笑顔で楽しく食と関われるレッスンを日々心がけている。

 

また、静岡県・大分県を中心に食育イベントなども開催し、

子どもに特化した食育活動を行う。

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青空キッチンとは?

 

料理(調理)と教育の融合。

「さまざまな食材・料理に触れる」「素材から調理する」「自分でやってみる」「お友達と協力する」「新しい知識や発見」料理を通じて、五感を育てます。

考える力表現力、社会性をはぐくみ、子ども達の潜在能力を引き出すお手伝いをします。

「青空キッチン」のカリキュラムは料理をイベント的に体験するのではなく、日常の一コマとして、また、体作りや将来作りのすべての土台を築くための多面的な取り組みをしています。

 

全国に拡大中!詳しくはHPをご覧ください。

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 「本物の食は子ども達の未来を輝かせます」というスローガンの元、食に一番興味がある3歳から9歳の頃から食の大切さを感覚的に学べるのがキッズ食育です。

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