【今週の今日の1冊】ゾクゾクする夏に読みたい怖いおばけの絵本

おばけの赤ちゃんがやってきた！

町いちばんのこわがり、ブルブルさん。
こわいときにものすごい悲鳴をあげることで有名です。
そんなブルブルさんのもとに、おばけのママがやってきました。
町の噂を聞きつけて、赤ちゃんを預かってほしいと頼んだのです。
じつはおばけの赤ちゃんは、人間の悲鳴を食べて大きくなるのでした。
ブルブルさんがいやがってもどこかでママが見張っています。
もっと怖い思いをすることになるでしょう！
しかたなく預かることにしたブルブルさん。
それからというもの、ブルブルさんはおばけの赤ちゃんを見るたびにとびきりの悲鳴をあげて、
赤ちゃんはその悲鳴を食べてすくすくと育っていきます。
ある日のこと、赤ちゃんはバスケットのなかから転がり落ちてしまいました。
まだ自分ではよく動けません。
ブルブルさん、どうしましょう…？

誰もが歌ったことのある童謡「オバケなんてないさ」が、せなけいこのユーモアあふれる貼り絵で楽しい絵本になりました。楽譜つき。

ようこそ。これより皆さまを恐ろしい絵本の肝試しにご案内……。ページをめくるとお化けが飛び出す、夏にぴったりのしかけ絵本！

おばけの３きょうだい、ポンタ、ピョンコ、チビタ。お母さんにおつかいを頼まれて、ごちそうの森に出かけます。でも、どろどろどろ〜んと、食べ物に変身するかくれんぼに夢中になってしまい……。ラスボスのように現れる恐ろしーい肉おばけが、実は誰だったのか……は読んでみてのお楽しみ！　人気の「おべんとう」シリーズの第５弾です。

学校に夜いってはいけません。もし、いくとね…。「トイレの花子さん」他おなじみの学校の怪談に創作怪談を加えた７編のショートショート絵本。

いえでもまちでも、見ない日はないかがみ。少女とかがみをめぐるふしぎなお話。恩田陸と樋口佳絵が描く身近にひそむ恐怖の世界。かがみを見るたびにこわさがよみがえる。

行ってみたいな！ おばけたちのおかしな遠足

今日はおばけ保育園の遠足です。闇シロップを集めながら、みんなで夜空を飛んで行きます。浜辺に着くと、お鍋岩にシロップを入れて、おばけ風闇鍋作り。へそもち、毒キノコ、ぼちぼち豆など、それぞれ持ってきたものを入れてみんなで食べます。最後は、海坊主の子どもたちも一緒になって、昆布つなひきで盛り上がります。人気のおばけかぞくのシリーズの５作目です。