小学生の読書感想文におすすめの本ベスト100冊! 小学1年生から6年生まで
夏休みの宿題の定番、読書感想文。今年は何を読む? こちらの記事では、読みやすくて書きやすい読書感想文におすすめの本100冊(+α)を学年別にご紹介します。登場人物への共感、ストーリーの面白さ、心に残るメッセージがあるかという点に注目し、ロングセラーから話題の新刊まで厳選しました(情報は随時更新しています)。
宿題用としてはもちろん、「小学生のうちに出会ってほしい良書」としても自信を持っておすすめできる本ばかりです。普段の読書選びにも、ぜひ参考にしてみてください。
※対象学年は目安ですので、それぞれの読めるレベルに合わせて、前後の対象学年の作品も候補として見てみて下さいね。
小学1年生(低学年)の読書感想文におすすめの本
みどころ
クマタは、『かいがらのおくりもの』という絵本が大好きでした。毎日毎日声に出して文を読み、 ゆっくり絵をながめ、うなずきながらページをめくります。絵本の中には、主人公のキツネの子が、仲良しのリスの子に、1番気に入っている貝がらを、悩んだ末にあげる場面が出てきます。クマタはキツネの子に、「キツネちゃん。きみは、えらいね。ぼくだったら、いくらなかよしでも、いちばんすきなものを あげたりはできないよ。」と話しかけます。
しかし、そんなクマタに、絵本と同じような場面が訪れます。3日3晩大雨が降り続いて山のむこうのふかみどり村が水びだしになり、大人たちが手伝いに行くのを見て、クマタのともだちが「ぼくたちの本もおくろう」とつぎつぎに自分の本を持ってきたのです。
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(秋山朋恵 絵本ナビ編集部)
読売童話コンテスト優秀賞受賞!
魔法のような自動販売機に出会った少年の成長ストーリー
こうへいが見つけた変わった自動販売機。ボタンを押すと、そのとき必要なものが何でも出てくる。しだいに販売機に頼っていくこうへいを心配したお母さんが、ボタンを押したことで、突然販売機が姿を消してしまった!
本当の気持ちを伝えるにはどうしたらいい?
言いたいことを我慢して「貝」になってしまう少女りん。学童のおやつ作りで、ついに本音が爆発! 自分の気持ちを声に出す勇気と、伝わったときの爽快感を生き生きと描きます。一歩踏み出したい人の背中を押す物語。
小学1年生(低学年)にはこちらもおすすめ!
小学2年生(低学年)の読書感想文におすすめの本
本の読み方は人それぞれ。本を読むことの楽しさと、誰かと本の話をすることの楽しさが伝わる一冊。
チーターのチッタちゃんとカバのヒッポくんは、本が大好き。でも、読み方がちょっと違います。はやく、たくさん読むチッタちゃんと、ゆっくりじっくり読むヒッポくん。正反対のふたりが本を通して友情を深める物語。
みどころ
表紙には、リレーのバトンを持って走る女の子。運動会でしょうか。タイトルが『しっぱいにかんぱい!』ですから、何か嫌な予感が…?
「おねえちゃんは、けさも牛乳をのんだだけでした。そのまんま口もきかずに自分の部屋へ、ひっこんでいってしまいました」
という始まりの文から、予想通り?何かショックな出来事がおねえちゃんの身に起こったことがうかがえます。ゆうべから何も食べていない、というおねえちゃん。このおねえちゃんこと6年生の加奈は、前日の運動会のリレーで失敗をしてしまったのです。落ち込んだ加奈には、おとうさんやおかあさんの慰めの言葉も全く届きません。弟の達也は心配でおろおろするばかりです。そこに、おじいちゃんから1本の電話が入ります。
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(秋山朋恵 絵本ナビ編集部)
「友だちって、親友ってなんだろう?」という問いをネコの学校の物語を通して考えるお話
みどころ
主人公のナッチは白と黒のぶちネコ。ネコの学校に通っています。ナッチには3匹の大切な友だちがいます。茶と白と黒の三毛猫、ミケ。トラのようなしまもようのあるマツゾウ。白とグレーのふわっふわのネコ、シオンです。
ある日、ナッチのクラスに転校生が来ました。名前はプリシラ。オレンジ色の長い毛が美しくて、女王様みたいです。プリシラはベストフレンドが欲しいと言い出します。ベストフレンドとは、親友のこと。いちばん仲良しのお友だちです。ナッチは他の友だちよりも特別な存在であるベストフレンドになりたいと思いますが、プリシラが選んだのは、自分ではなくミケで……。
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(出合聡美 絵本ナビライター)
子どもたちのこうだったらいいなという切なる願いがかなうような心温まる物語。
みどころ
ウエスト・ブルークの町には、マイヤーさんという犬の捕獲人がいます。のら犬をつかまえ、時には飼い犬でも、病気の犬、引っ越し先に連れていけなくなった犬、人にかみつくような犬などをどこかに連れていく仕事です。依頼を受けると、マイヤーさんは黒いトラックに乗ってやってきて、そのトラックに乗せられた犬は、二度と町に戻ることはありません。そんなマイヤーさんを、町の人たちは恐れていました。
ある日、ノディンさん一家に、小さくて白いかわいい子犬がやってきました。ノディンさん夫婦とふたりの子どものサラとトムは、子犬がとても気に入って「バターボール」と名づけてかわいがります。けれども子犬はみるみるノディンさんと同じぐらいまで大きくなり、力の強いいたずらっ子に。手に負えなくなった一家は、ついにマイヤーさんを呼ぶことにしてしまいます。はたしてバターボールの運命は、どうなってしまうのでしょうか。
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(秋山朋恵 絵本ナビ編集部)
小学2年生(低学年)にはこちらもおすすめ!
小学3年生(中学年)の読書感想文におすすめの本
しゅくだいをわすれたゆうすけ。しどろもどろに口からでまかせのウソでいいわけをしていると、えりこ先生が「だめだなあ、ウソをつくならもっと上手につかなくちゃ」「え?」「すぐばれるようなのはだめよ。それから、聞いた相手が楽しくなるようなのじゃなくちゃ」「楽しくなる?」「そう。聞いた人がウソとわかっても、はははってわらっちゃうようなのじゃなきゃ」「じゃあ、上手にウソがつけたら、しゅくだいやってなくてもしかられないってこと?」「そうねえ。だって、だまされちゃったらしかたないし」といって、えりこ先生はにやっとわらった。…次の日から子どもたちはしゅくだいができなかったわけを考えてきて発表することに…。
みどころ
長い間、小学校国語の教科書にも取り上げられているこちらのお話。大人の方にはあっと懐かしく感じられた方も多いのではないでしょうか?1982年に日本で初めて刊行された後、2008年に訳を新たに装丁も大きく変わり、さらに読みやすく手にとりやすくなりました。
土の中で暮らしているヒキガエルのきょうだい、ウォートンとモートン。ある日ウォートンはモートンが作った美味しい砂糖菓子をおばさんに届けるため、寒い雪道をスキーで出かけます。しかし途中で足をケガして、たちの悪いミミズクにつかまってしまうのでした。ミミズクは6日後の自分の誕生日の特別なごちそうとして、ウォートンを食べるといいます。けれどもウォートンとミミズクは毎晩、お茶を飲んでたくさんおしゃべりをするように。もしかしたらミミズクの気が変わるかも?と淡い期待を持つウォートンとともに読者である私たちもウォートンがどうか食べられませんように、と祈らずにはいられません。そうするうちにもミミズクは、カレンダーの日付を1日1日「×」で消していき、誕生日はどんどん近づいて…。果たしてウォートンは食べられてしまうのでしょうか?
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(秋山朋恵 絵本ナビ編集部)
小学3年生(中学年)にはこちらもおすすめ!
小学4年生(中学年)の読書感想文におすすめの本
ぼくんちで、一番いばっているのはかあちゃんです。今朝も朝からガミガミうるさくって、ぼくはハラがたちました。かあちゃんにいいたいのは、何日も同じごはんをつくらないでほしいです。さいごに、かあちゃんはすぐ「早く」っていうけれど、ぼくが「早く」っていうとおこるのは、やめてほしいと思います。
……ぼくの作文を読んだ父ちゃんは大笑いして「かあちゃんはほめるときげんがよくなるんだ。とにかくほめること。パソコンもビデオも扱い方をまちがえると動かないだろ、それと同じさ」
扱い方! そうか、扱い方さえまちがえなければ、かあちゃんなんてちょちょいのちょいだ!
哲哉はこうして、かあちゃん取扱説明書を書きはじめたのだが…。
- 2020.04.23母の日におすすめ! 子どもが爆笑する1冊とは?

もし、自分にそっくりの分身があらわれたらどうする?
みどころ
もし、自分にそっくりの分身があらわれたら?
小学四年生の岡本栄太は、家族で出かけた未来科学研究所開催のイベント『未来科学ランド』で、来場十万人目のお客さまに選ばれます。館内でさまざまな優遇を受けた後、所長さんから小さな白い箱を渡されます。中には最新のAIロボットが入っていて、ひと月だけ貸してくれるというのです。ただし、親にはもちろん他のだれにも言っちゃだめという約束つきです。
家に帰って箱を開けてみると、小さなカップラーメンの容器みたいなものと、リモコンつきのイヤホン、説明書のような紙きれが入っていました。そこには「AI(人口知能)搭載 あなたの分身ロボットを作ろう」と書いてあります。説明に従って作業を進めると、カップから中身が飛び出てきてふくれだし、みるみるうちに栄太とそっくりに。
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(秋山朋恵 絵本ナビ編集部)
感想文に悩んだら、こんな本はいかが?
みどころ
「だって、書けないんだもん。」
「わたしには、感想文、むり!」
夏休みの登校日に、どうどうと訴えているのは、三年生のみずか。
みずかは本が決して嫌いなわけではないのです。夏休みに入ってから、友だちのあかねちゃんと三回も市民図書館に行きました。でもみずかにとって感想文を書ける本がなかったのです。面白くなかったわけではありません。
「おもしろい本を読むと、むねがいっぱいになるの。
ああ、よかったなあ、おもしろかったなあって」
「先生、なんで感想文って書かなくちゃいけないの? わたし、本は読んでるし、ちゃんとおもしろかったよ。ああ、よかったぁだけじゃだめなの?」
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(秋山朋恵 絵本ナビ編集部)
通知表って何であるんだろう? 通知表でぼくらの何が分かるの?
通知表って何であるんだろう? 通知表でぼくらの何が分かるの?
一年生のときからずーっと通知表は「よくできる」「できる」「もうすこし」のうち、「できる」ばかり。フツーなことにコンプレックスを感じている小学四年生の朝陽は、担任の橋本先生の通知表を作ることを思いつきます。そして少人数で作るのではなくクラス全員を巻き込んで作ることにしたのですが……。いざ通知表を作るとなったら、なんだか難しい。他の先生と比べてつけて良いものか? 通知表の評価項目はどうするのが良い? そもそも人が人を評価するのってどうなの? さまざまな疑問が湧きながら、通知表について調べて考え、答えを探していきます。
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(秋山朋恵 絵本ナビ編集部)
一人ひとりの意見は小さくても、集まれば大きな力に……
「わすれ物をしたら、おかわり禁止」「誕生日会禁止」 学校のへんなきまりについて、学級会で議論することにした春斗たち。一人ひとりの意見は小さくても、集まれば大きな力になる。きまりをなくすことは、できるのか?
小学四年生の友情と冒険といのちを謳歌するとびきりの夏休み!
みどころ
「四年生の夏休みを最高の夏休みにしようよ」
待ちにまった夏休み。山あいの村、天神集落で同じ小学校に通う山ちゃん、シューちゃん、かっちゃん、ぼく(あきら)の仲よし四人組は、早速かっちゃんの部屋に集まります。四年生の夏休みを最高の夏休みにしようと言ったのはかっちゃん。そうして四人の冒険の夏が始まります。
その冒険のひとつが天神橋からの川へのとびこみ。天神集落の子どもたちにとって、川へのとびこみは、ちょっと大人へと成長できた気がするような大切な儀式。そのとびこみにかっちゃんが今年の夏、挑戦したいと言います。けれどもぼくたちの気持ちは複雑です。それは、かっちゃんが筋ジストロフィーという病気で、けがや病気をすると、進行が早まってしまうと言われているから。けれどもかっちゃんのどうしてもの願いを聞いてあげたくて、ぼくたちは準備を万端にして見守るのですが……。
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(秋山朋恵 絵本ナビ編集部)
小学4年生にはこちらもおすすめ!
小学5年生(高学年)の読書感想文におすすめの本
日記に書くと、ふしぎなことにその願いごとが叶って…。光平の夏の成長物語。
「望みはこれに書いておくといいよ。きっとかなうから」亡くなったおばあちゃんからもらった日記に、願いごとを書いた光平。もう一度おばあちゃんに会いたい、のぞみ号にまた乗りたい、お父さんとお母さんが仲直りしてほしい……。日記に書くと、ふしぎなことにその願いごとがかなっていく。
小学校三年生のときに水泳教室でおぼれてから、「オボレンジャー」というあだ名がついた光平は、今年こそは泳げるようになりたいと願う。そこで日記に書き、自分なりに練習をして夏休みの水泳教室に挑んだ。ところが、練習の成果はなく1メートルも泳げなかった。
そんなある日、公民館で家族と離れて暮らしているというおじさんに出会った。光平はおじさんの「ふるさとに帰る」という願いも日記に書いてあげることにした。
そして、光平にはどうしてもかなえたいある一つの願いがあった……。
日記を通じて大切なこと学び、成長していく少年の姿を描いた夏の物語。
もし、お気に入りの本が図書室から消えてしまったら!?
ある日、わたしの大好きな本が図書室から消えたのが、このお話のはじまりだった――小学4年生のエイミー・アン・オリンジャーは、放課後に図書室でゆっくり本を読んですごすのが唯一の楽しみ。でもある日、お気に入りの本、『クローディアの秘密』が、図書室の棚から消えていた。この本が、「子どもにふさわしくない本」として、貸出禁止なったのだ。でも、ある本が子どもに「ふさわしい」「ふさわしくない」って、どういうこと? いったい誰が、どうやって決めるの?
――内気で、いつでもいいたいことをいえずにいたエイミー・アンだったが、貸出禁止騒動をきっかけに、友だちの助けを借りながら行動をおこしはじめる。やがて、その行動が大きな問題となってしまい……。
クラスに難民の子が転校してきたら? 身近なところから難民問題について考える一冊
主人公のクラスに、男の子が転入してきました。ライオンのような瞳を持つ彼は、しゃべらないし、笑わないし、だれとも遊びません。彼がイギリスの学校にやってきたのには、理由があったのです…。難民問題を通してえがかれる、友情と勇気と冒険の物語。
壁にぶち当たった時に、自分の力でどう乗り越えていけば良いか、あきらめずにどう行動していけば良いかを教えてくれる物語。
野球から世界が見えてくる、少女の成長物語です。
10歳にしてインテリの剛腕K.C.ゴードンは、独自の魔球を編み出し、草野球では無敵のピッチャーとして活躍していました。
ある日、その実力がリトルリーグのコーチの目にとまり、すすめられるがままにトライアウトを受けてみたところ、みごと合格!
ゴードンはメジャーリーグへと続く新たな世界に心躍らせるのですが、その扉は密告によって、鼻先で閉ざされてしまいます。
ゴードンのフルネームは、キャスリン・キュリー・ゴードン。
女の子だったからです。
でも、ゴードンは泣き寝入りしませんでした。
リトルリーグの規定、第3条G項「女子は対象外とする」は不当であること、女子にも野球はできるということを証明すべく、調査を開始。
図書館に走り、女子野球について調べるうちに、思いもかけない真実が……!
1957年、スプートニクが宇宙へ飛び立ち、公民権運動が盛り上がりつつあるこの時代の空気が、いきいきと伝わってくる物語です。
小学5年生(高学年)にはこちらもおすすめ!
小学6年生(高学年)の読書感想文におすすめの本
みどころ
赤ちゃんからお年寄りまで、すべての人間が平等に持っている24時間。自分の時間を自由に使えるのは当たり前? でも、もし、あなたの時間が、知らないあいだに盗まれていたとしたら……?
どこからともなくやって来て、町の円形劇場の廃墟に住みついたモモ。みすぼらしい服装に、ぼさぼさの巻き毛をした小さな女の子モモは、豊かな想像力と、特別な力を持っていました。モモに話を聞いてもらうと、ふしぎなことに悩みがたちどころに解決してしまうのです。
ある日、町に灰色の男たちが現われてから、すべてが変わりはじめます。「時間貯蓄銀行」からやって来た彼らの目的は、人間の時間を盗むこと。人々は時間を節約するため、せかせかと生活をするようになり、人生を楽しむことを忘れてしまいます。節約した時間は盗まれているとも知らず……。異変に気づいたモモは、みんなに注意をしようとしますが、灰色の男たちに狙われるはめになります。
不気味で恐ろしい灰色の男たちに、たったひとりで立ち向かうモモ。彼女をひとりぼっちにしようとする時間泥棒たちのずるがしこい作戦の数々! いったいどうなっちゃうの?
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- 2019.08.01名作に挑戦! エンデの『モモ』読書案内と感想文の書き方

みどころ
10歳のオーガスト・プルマンは、どこにでもいるふつうの少年。
スター・ウォーズにくわしくて、ゲームが好きで、寝る前には本を読み、飼い犬のデイジーと大の仲良し。
でもひとつだけ、彼には他の人とちがうところがありました。
「ぼくの名前はオーガスト。外見については説明しない。きみがどう想像したって、きっとそれよりひどいから」
遺伝的にとても特殊な症状を持って生まれたオーガストは、顔のつくりがふつうとは大きく異なっています。
オーガストが町を行けば、ある人は悲鳴をあげ、ある人はぎょっとして目を逸らし、ある人は声をひそめてよからぬ話をはじめ……
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(堀井拓馬 小説家)
300年前に書かれた『ガリバー旅行記』と現在の難民問題が結びついて展開する冒険物語
難民少年が見つけた幸せとは?
もうだめだ。
刻一刻とボートは海に沈んでいく。
ひとり、またひとりと、ボートから海に投げ出されて、
まもなく自分の番が来る。
―――海に投げ出された難民少年オマールが、目をさましてみると
そこは、ガリバーが流れついた小人の国リリパット国でした。
リリパット国の住人は、少年をガリバーの息子と思い歓待します。時間が経つにつれ、少年オマールはリリパット国で、友情をはぐくみます。
一方で、オマールは、離ればなれになってしまった家族が恋しく、毎晩、夜空に浮かぶ星を見ながら、お母さんに話しかけていました。
少年オマールは、このままリリパット国で、平和に暮らすことができるのでしょうか?
お母さんとは再会できるのでしょうか・・・。
だれもが自分らしく生きるため、平和に生きるための力と知恵が詰まった一冊。
牛や豚のお肉はどこから、どうやって、やってくるの? お肉がぼくらのご飯になるまでをくわしくレポート。
おいしいものを食べられるのは、数えきれない「だれか」がいるから。だから、ぼくらの生活は続いている。
差別の歴史や、戦争がなくならない理由など、だれも教えてくれない「世界のヒミツ」をやさしく教えてくれる本。
ウクライナ戦争、ガザ、イランについてや、戦争をなくすためにできることを知ることができる。
だれもが自分らしく生きるため、ぼくたちが平和に生きるため、力と知恵が、この本につまっている。
“知って自ら考える”ことの大切さを伝える、ベストセラー&ロングセラーの名作。
単行本、角川文庫版から大はばに加筆。子どもから大人まで読んでほしい一冊。
小学6年生(高学年)にはこちらもおすすめ!
- 2023.06.09【2023年版】小学6年生の夏の読書を応援! 読書感想文にも。

- 2023.07.13【夏休み特別編】読書感想文を”絵本”で書いてみよう!

- 2024.07.18【興味関心別】小学生におすすめのノンフィクション読み物20選!

いかがでしたか? 読んでみたいと思う本は見つかったでしょうか。
読書感想文を楽しく書くためには、まず自分が面白そうと思う本から選ぶことが一番! でも実際に読んでみて、思っていたお話と違ったとか自分とはなんだか合わないな、と思ったら、最後まで読まなきゃいけないということはありません。
「この本なら感想文を書けそう!」 と思える本が見つかるまで、いろいろ読み比べて選んでみてくださいね。
秋山朋恵(あきやま ともえ)
絵本ナビ 副編集長・児童書主担当。書店の児童書担当、小学校の図書室司書を経て、2013年より絵本情報サイト「絵本ナビ」に勤務。子どもたちが本に苦手意識を持たずに、本って楽しい!と感じられるように、子どもたち目線に立って本を選び、さまざまな切り口で紹介している。編著書に「つぎ、なにをよむ?」シリーズ(全3冊)(偕成社)がある。
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