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「絵本であったまろう!冬のおはなし会おすすめ絵本」人気ランキング1位~10位

「絵本であったまろう!冬のおはなし会おすすめ絵本」絵本ナビで売れている人気絵本10選

冬のおはなし会。あたたかい部屋でみんなで集まって読むなら、どんな絵本がいいでしょう?

 

・てぶくろやセーター、ストーブにお風呂、寒い冬だからこそのあたたかさを味わえる絵本
・雪や雪遊びをテーマにした絵本
・お正月の行事や、お餅をテーマにした絵本
 

みんなで読むのにおすすめの、冬の楽しさがつまった絵本がたくさんあります。ここでは、絵本ナビが独自に集計した、テーマ「絵本であったまろう!冬のおはなし会おすすめ絵本」の人気ランキング10位から1位まで発表します!
ぜひ、おはなし会の絵本選びの参考にしてみてくださいね。

 

10位 『ゆきのひ』(偕成社 )

雪の中に立った主人公ピーターのわくわくした気持ち、とめられない好奇心が画面から伝わってきます。貼り絵の美しい色彩も心に残る絵本です。

雪で遊んだ一日の、新鮮な感動と素朴な喜びを描く絵本

ゆきのひ

雪がつもった朝、ピーターは外へ飛びだした。雪で遊んだ一日の、新鮮な感動と素朴な喜びを貼り絵で描いた、心に余韻の残る絵本。

雪の日のおはなし会で・・・
1月のおはなし会は2、3日前から雪が降り、当日もやっぱり寒い朝でした。真っ赤なホッペで来てくださった親子さんに感謝しつつ・・・「ゆきのひ」を紹介しました。
なんてこどもの心を美しく表しているのだろう!と感動してしまって自分でもビックリ。ページをめくるたびに、わたしはピーターと雪の日を楽しんでいました。そうして息子が小さいとき、やっぱり雪玉を誇らしげに家に持って帰ったことや、それが溶けたときの悲しげな眼差しや、その晩私とお風呂の中で、雪はどこに行ったのかと話したことなどを思い出しました。いろんな感慨を胸に抱いて、おはなし会で読んでみました。この絵本の素敵なところが、少しでも届いていたらうれしいな。
(ふぇるとさん 40代)抜粋

9位 『おかしなゆき ふしぎなこおり』(ポプラ社 )

様々なゆきやこおりの風景が、迫力たっぷりに写真で切り取られています。

冬の身近な景色から、見たこともない不思議な風景まで、いきいきとした写真に釘付けになります。

迫力あふれる冬の写真絵本

おかしなゆき ふしぎなこおり

冬の日。外へ出かけてみると、雪や氷の、おかしな、ふしぎなかたちが見つかります。きれいで、迫力あふれる冬の写真絵本です。

合成写真かと思うほどの迫力!
4年生の読み聞かせで聞きました。雪や氷のきれいな写真がたくさん載っていて、言葉は詩のようなものが入っています。
みんなが目をみはったのは雪。ものすごい分厚さで積もっている雪や、木にへばりついてモンスターのようになっている雪や、 それはそれはおもしろい形になっているものが盛りだくさん! 合成写真かと思うようなものも全部本物です。
ちょうど雪が降るくらい寒くなってきたところだったので、みんな興味津々で見ていました。
(はっしゅぱぴーさん 30代・ママ)

8位 『くまのこの としこし』(講談社)

大掃除に、買い出しに飾りつけ。新しい年を迎える準備のあれこれや、ワクワクする気持ちがくまのこを通して描かれます。お正月を迎える日本の風習を楽しく味わえる絵本です。

「来年」はどんなふうに来るのでしょう?

くまのこの としこし

12月も終わりに近づき、「もうすぐ来年がくるよ」とお母さんから教えてもらったくまのこ。「『来年』ってどんなものなのかな?」ととっても気になります。お父さんやお母さんは、「来年」のために、大掃除をしたり、お節料理を作ったり、お正月飾りをつけたり、大忙し。さあ、大晦日。「来年」はどんなふうに来るのでしょう?

ほのぼのと読める1冊
新年を迎えるための準備の中で、『らいねん』に想いを馳せるくまのこの姿がとっても可愛らしいです。
おしょうがつって らいねんの おたんじょうかいみたい
この言葉が本当にピッタリだなぁと思いました
。 大掃除・年賀状・お正月飾り・おせちなど、お正月をイメージするものがたくさん出てくるので、子ども達にも読みやすい1冊だと思います!
(☆だ~なさん 30代・ママ)

7位 『もうすぐおしょうがつ』(福音館書店)

家族みんなで迎えるお正月。餅つき、大掃除、市場へ買い出し……、古き良き日本の年越しがページのすみずみまで風情たっぷりに描かれています。

隅々までじっくり見て、楽しみたいお正月絵本

もうすぐおしょうがつ

冬休み、おじいさん、おばあさんの家でお正月を迎える、ある家族のおはなしです。
 久しぶりに訪れた、おじいさん、おばあさんの家で、家族はお正月を迎える準備を手伝います。まずは、ガラス磨きに、障子張り、大掃除と大忙しです。翌日はおじさん、おばさん、いとこもやってきて、みんなでお餅つきをします。つきたてのお餅のおいしいこと! 大晦日は、朝から市場へ買い出しにでかけます。お正月料理の材料や、お正月ならではのおもちゃも売っていて、市場は大賑わいです。家に帰ってからも、お餅をお供えしたり、しめかざりを飾ったり・・・・・・。終い湯に入ってからは、年越しそばを食べて、お寺におまいりに出かけます。
 お正月を迎える前の、日本ならではの年末のせわしない様子、こまごまとした準備の様子、新しい年を心待ちにしている家族の様子が楽しく描かれた絵本です。絵本に書いてある文章以外のドラマもいっぱい。

伝統行事としてのお正月
昔ながらの、暮れからお正月にかけての、素朴で、温かな、日本の原風景が描かれた絵本です。
大みそかには、家族みんなで大掃除、お節をつくって、お年玉、初もうで…
日本ならではの、伝統行事。
子どもたちにも伝えていきたいですね。
(ミャーさん 50代)

6位 『あけましておめでとう』(童心社)

「いちがつ ついたち いちねんの はじまりの ひ だから あけましておめでとう」 

「げんかんに おかざり もんに かどまつ だから あけましておめでとう」

やさしい言葉で、子どもたちに身近なお正月を伝えてくれます。

お正月ってどんな日?

あけましておめでとう

今日はお正月。一年のはじまりの日。初詣にでかけて、いい年でありますようにお願いしたよ。

身近に感じるお正月がいっぱい!
『お正月ってどんな日??』 というのが、子どもの立場から描かれていてとってもよく分かります。
『玄関に飾り。門に門松、だからあけましておめでとう』
『新聞も厚くって・・・』
などなど、子ども達が身近に感じるお正月が本当にいっぱい!!
読み聞かせをした時には、ページをめくるたび、『ぼくもお雑煮食べた~!』『お参りに行ったよ♪』と子ども達から声がたくさん出た読み聞かせになりました☆
(☆だ~なさん 20代・ママ)

5位 『14ひきのさむいふゆ』(童心社)

外は雪。けれども家族みんなで過ごす時間の、なんとあたたかく楽しそうなこと! 思い切り冬を楽しみたくなる絵本です。

あたたかい冬

14ひきのさむいふゆ

森は雪にうもれています。ねずみたちは、部屋の中でゲーム遊び。おじいさんは、そりを作って……。

部屋のぬくもりが伝わってくる
14ひきシリーズの中でも特に大好きな1冊です。
ストーブの燃えている暖かい部屋で、おじいさんとはそり作り、お父さんとはボードゲーム作り、台所では、おばあさんやお母さんとおまんじゅう作り・・・
何とも言えないあたたかくゆったりとした時間、部屋のぬくもりまでもが絵から伝わってきて、他では味わえない感覚です。
また、後半は外の冷たい風を切ってみんなでそり滑りを楽しみます。冬の魅力が詰まった一冊で、何度も読みたくなります。
(ゆきっこさん 30代・ママ)

4位 『14ひきのもちつき』(童心社)

「14ひきの」シリーズが連続ランクイン! 朝早くから準備が始まって、一日かけておもちを味わうまでが丁寧に描かれます。14ひきそれぞれの様子を眺めているうちに、気分はすっかり家族の一員。もちつきの1日をみんなで楽しみましょう!

みんなで作ってみんなで食べる、つきたてのおもち!

14ひきのもちつき

薪をわるおとうさん。かまどに火を入れたおじいさん。おばあさんとおかあさんは、お米の準備。子どもたちも起きてきて、お手伝いします。さあ、いよいよおもちつき。ぺったんとったん、どんなおもちができたかな?

お正月を前にオススメ!
お父さんがまきを割り、おじいさんがかまどに火を入れ、おばあさんがお米の水をきり、それをさっちゃんがせいろに入れる。みんなで力を合わせてもちつきの準備。さあ、どんなおもちができるかな。14ひきのシリーズは我が家必須のシリーズです。家族が1つの目的のために協力する姿は令和の時代には珍しい光景かも知れませんね。
だからこそ、子どもに読み聞かせたい絵本でもあります。
(ぼんぬさん 40代 ママ)

3位 『おもちのきもち』(講談社)

おもちの絵本が続きます。年末年始の時期になると、おはなし会でも引っ張りだこになるこの絵本。堂々たる立派なかがみもちが主人公です。だけどなんだか浮かない顔。かがみもちの悩みとは、いったい……?

子どもたちは大爆笑、スカッとした気持ちで新年を迎えられそうな絵本です。

「もう、たいへんなんです」

おもちのきもち

「もう、たいへんなんです」
お正月、“かがみもち”は、とある決心を……。

単純で面白い
かがくいひろしさんのお話はいつもわかりやすく、そして出てくるキャラクターがとても魅力的。
この本での主役は「かがみもち」。そのかがみもちのキュートなこと!!逃げ出したかがみもちの行く末はっっ。
笑える擬音満載の一冊。読み聞かせで爆笑なのは、間違いなしです。

(やこちんさん 40代・ママ)

2位 『バムとケロのさむいあさ』(文溪堂)

大人気「バムとケロ」シリーズの冬のおはなし。どんなに寒くても、こんなお風呂場が待っていれば、こんなに可愛いコートや長靴を着ていたら。今すぐはりきって外遊びに行きたくなっちゃいます!

凍った池で見つけたのは……?

バムとケロのさむいあさ

はなが凍りそうな火曜日の寒い朝,こんな日は池も凍っているはず。そこで見つけたのは,池と一緒に凍っているあひるのかいちゃん。

笑いどころ満載
7歳と4歳の子供たちに読みました。
「かようびのあさ めがさめると はなが つめたかった」 この冒頭の文章だけで私たちは大爆笑。
ケロちゃんはお風呂でおならしちゃうし、静かすぎたら皆寝ちゃうし、かいちゃんは池で凍り付いちゃうし、笑いどころ満載です。
(土筆さん 30代・ママ)抜粋

1位 『てぶくろ』(福音館書店)

「絵本であったまろう!冬のおはなし会おすすめ絵本」人気ランキング第1位は、『てぶくろ』! ウクライナ民話から生まれた絵本で、日本でも1965年に内田莉莎子さんの翻訳で発売され、今でも変らず子どもたちに読み継がれている傑作です。

「いれて」「どうぞ」

てぶくろ

雪の上に落ちていた手袋にネズミが住みこみました。そこへ、カエルやウサギやキツネが次つぎやってきて、とうとう手袋ははじけそう……。個性ある動物の表情が特にすばらしい傑作です。

素敵な絵が誘い込む
本当に素晴らしい絵で、この絵本の中に入り込みたい気分になります。子供たちもじいっと、本に釘付けです。
くいしんぼねずみ、ぴょんぴょんがえる、はやあしうさぎ、おしゃれぎつね、はいいろおおかみ、きばもちいのしし、のっそりぐま
ネーミングもまたかわいくて、笑ってしまいました。寒くなって、てぶくろが欲しくなる季節に、繰り返し、繰り返し、何度でも読みたい1冊です。
(クッチーナママさん 30代 ママ)

 

いかがでしたか。寒い冬には楽しいおはなしをみんなで読んで、心までポカポカあたたかくなりましょう! 

 

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絵本ナビ編集部
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