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子どもに由来を聞かれたときのおすすめ絵本

中秋の名月って何?と聞かれたら。子どもと一緒に、お月見を楽しむ絵本

秋の年中行事と言えば、「中秋の名月」です。

中秋の名月とは、旧暦の8月15日に出る月のこと。

昔から、秋の収穫を喜び感謝する祭りの日として、月見団子のように月にちなんだものや秋の収穫物を食べたり、お供えしたりしていました。

 

また、災いや邪気を遠ざけるために、「秋の七草」のひとつであるススキを供える風習もあります。

中秋の名月っていつ?<2020年~2027年中秋の名月カレンダー>

中秋の名月は、月の満ち欠けによって日にちが異なるので、毎年日付が異なります。2020年から2027年までの中秋の名月は次の通りです。

2020年→10月1日(木)

2021年→9月21日(火)
2022年→9月10日(土)
2023年→9月29日(金)
2024年→9月17日(火)
2025年→10月6日(月)
2026年→9月25日(金)
2027年→9月15日(水)

中秋の名月を、絵本で楽しもう

日本では、平安時代から続くこの風習。

ぜひ現代でも、絵本を通して楽しんでみませんか。

お月見を楽しめる絵本やお月さまを身近に感じられる絵本など、月にちなんだ絵本をご紹介します。

初めての「お月さま絵本」におすすめ、寝かしつけにも!

まずは、0、1歳から読めるお月さまの絵本をご紹介します。

しっとり楽しめるお月さまの絵本は、寝かしつけにもぴったり!

秋の夜長に、ぜひ読んでみてくださいね。

1986年発売、思わず笑顔になる超ロングセラ―絵本

おつきさまこんばんは

濃い紺色の夕闇の中で、三角屋根のおうちにあかりがつきます。
屋根の上に1匹、下に1匹のねこのシルエット。
「よるになったよ ほら おそらが くらい くらい」
「おや やねのうえが あかるくなった」
「おつきさまだ」
だんだん姿をあらわす、黄色くかがやくおつきさま。
もう1匹のねこも屋根にかけあがり、2匹の影はおつきさまを見あげます。
「おつきさま こんばんは」

目をふせて屋根の上に顔を半分だした、おつきさまの「いいおかお」といったら。
小さな絵本のまんなかに、本当に月がのぼったようです。
読んであげると、ページをめくるたびに、幼い子がいきいきと反応することにおどろきます。
雲に遮られおつきさまが泣きそうな顔をすれば、子どもも心配そう。
雲がいってしまえば、あーよかったとほっとします。
子どもは胸をときめかせて、おつきさまをながめ、「こんばんは」をするのでしょう。

今宵もまた、夜空を見あげれば、おつきさまに会える幸せ。
「こんばんは」「こんばんは」って互いにごあいさつする幸せ。
1986年発売以来、たくさんの子どもたちに支持されてきた本。
林明子さんの傑作の一つに数えられるあかちゃん絵本です。
裏表紙もかわいいですよ。

おつきさまこんばんは

■読者の声

この絵本がきっかけで絵本大好きっ子に!
ファーストブックはこの「おつきさまこんばんは」でした。
娘は0歳時代、絵本は全く興味を持ちませんでした。
かんだりなめたりと完全なるおもちゃと化してました。

それが、1歳過ぎたあたりからこの「おつきさまこんばんは」を読むと

とっても目をキラキラして
一緒にこんばんは!とお辞儀をしたり
ダメダメ雲さん!と首を振ったり
あーよかった!と笑顔振りまいたりで
娘がストーリーを理解してる!!と感激の絵本でした。

それからというものこの絵本が大好きで、朝から片手に持ち歩いては
「読んでー」とせがんきます。
ぐずって泣いてても、「おつきさまこんばんは!」とそっと耳打ちすると
泣き止んで、ダー!と絵本棚へ駆け寄りこの絵本を持ってきます。

あんなに興味なかったのが嘘のよう、いまでは絵本大好きっこになりました。
寝る前の絵本タイムは欠かせません。

すべてこの絵本のおかげです。
(ゆんちゃんママさん 30代・ママ 女の子1歳)

心安らぐ静かなおやすみ絵本

おつきさまのかぞえうた

よるのおそらで おつきさまがうたっているよ

おつきさまがうたう かぞえうたで
ぶたさん、あひるさん、
いっしょにあそんだ おもちゃたち
まちじゅうみんな ねむりにつきます


こころやすらぐ しずかなしずかな おやすみ絵本

おつきさまのかぞえうた

■読者の声

おやすみ前の子守唄
優しいおつきさまが空の上からみんなを見守りながら、歌っています。
優しく、ゆっくり、静かに読んでいく感じです。
昼間に娘に読んでしまったのですが、最後には、おやすみなさいで終わるので、おやすみ前の子守唄のような感じだなと思いました。
数を覚え始めた娘には、数の勉強にもなって良いです。
数え歌なので、ひとつ、ふたつ、みっつという数え方なので、いち、に、さんとは違った数え方を覚えられるのもいいですね。

(ピーホーさん 30代 ママ 埼玉県 女の子2歳、女の子0歳)

お月さまが次々と食べものに見えてくる楽しい絵本

まんまるおつきさん

黄色くてまんまるでおいしそうなおつきさま。つぎつぎに大好きな食べ物に見えてくるからふしぎです。

まんまるおつきさん

■読者の声

おいしそう♪
おつきさまがいろいろな食べ物に変身
してしまいます!!
まんまるのかたちを見ていたら・・・、
おせんべいになったり、メロンパンになったり。
その絵がとてもおいしそうで、私もまんまる
おつきさまを見て、いろいろな食べ物を
想像しちゃいました。
娘もまるいかたちにはよく反応するので、
楽しそうに見ていました♪
(スケボウさん 30代・ママ 女の子1歳)

せなけいこさんが描く、優しいおばけちゃんの絵本

おつきみおばけ

森の中にいる小さなおばけちゃん。

「あーん あーん、ママが いないよー。
 あーん あーん……」

あれあれ、だれかの泣き声が聞こえてきましたよ。
うさぎちゃんが、ママとはぐれてしまったようです。
おばけちゃんは、なぐさめてあげようと、きれいなお月さまを見せてあげながら、おさんぼうやすすきを飾って、お月見のしたくをします。

「あーん、おだんごがなくちゃ いやだ!あーん……」

親切なおばけちゃんは、おだんごに化けてあげます。
ところが、うさぎちゃんが喜んでかじったから大変!!

「きゃあ!いたいよー。あーん あーん あーん……」

あらあら、今度はおばけちゃんが泣いてしまいましたよ。
そこへ、うさぎちゃんのママが帰ってきて……。

小さな小さなうさぎちゃんの面倒を見てあげようと、小さなおばけちゃんが奮闘している姿は本当に可愛らしいですね。お兄さんになったような気持ちだったのかもしれません。
だけど本当に嬉しかったのは、きっとうさぎちゃんのママでしょうね。うさぎちゃんには、おばけちゃんがおだんごに化けたことがわからなかったのですが、きっとその優しい心はうさぎちゃん親子に伝わったはずです。

せなけいこさんの最新作は、夜空にぽっかり浮かんだお月さまみたいに、まあるくて優しいお話です。

■読者の声

優しいおばけちゃん
せなさんのおばけの出てくる本が好きでいろいろ読んでいたので、この本も読んでみました。
泣いているうさぎちゃんをなぐさめようと一生懸命なおばけちゃんがとっても可愛らしいです。
最近、上の子がお姉ちゃんらしくなってきて、妹が泣いていると「大丈夫よ。泣かないで。」と優しく撫でてあげている姿を見て成長を嬉しく思っていたので、なんだかおばけちゃんも愛おしく思えました。
娘は、十五夜の時に、すすきを飾って、おばあちゃんとお団子作ったのですが、残念ながら曇って肝心のお月様が見られませんでした。
また来年、この本や月の出てくる本を読んで、十五夜の日を楽しみに待とうと思いました。
(ピーホーさん 30代・ママ 女の子2歳、女の子0歳)

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しかけ絵本でお月見しよう

続いては、お月さまと遊べるしかけ絵本をご紹介します。

しかけをめくりながら月の満ち欠けを体験したり、月への旅行を楽しんだりと、月を身近に感じられる楽しいしかけ絵本です。

月の満ち欠けがわかる、アイデアあふれるしかけ絵本

うそ・つき

お月さまが欠けてだんだん小さくなるのはなぜ?うさぎが小鳥に尋ねると…。月が欠けていくさまを穴あきしかけで表現。絵が変化していくアイデアあふれるしかけ絵本。

■読者の声

しかけ絵本
全ページ試し読みで読みました。

うさぎのみみたが、「なぜ あの まるい おつきさまが   

かけて、あんなに ちいさくなるのかなあ。」

と、不思議に思っていると、小鳥が得意そうに教えて

くれました。

まるい おつきさまが、

ちょこっと かけるのはねえ・・・・・

はなのながい ぞうさんが ホースのような

はなを なばして、

そーっと すいとったからさ。

きりん・きつつき・ふくろう・からす・ねこ・たぬき・へび・かば・

わに・どんどんしかけ絵本で、月がかけていのは面白かったです

うそをついた小鳥の名前が、「うそ」というのは、本当みたいでした
(笑)
(押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )

謎解きをしながら、変わりゆく月の姿を楽しめるしかけ絵本

おつきみっておいしいね

なぞとききをしながら、数々のしかけでお月様のかわりゆく姿が楽しめます。
澄んだ空気・・・ お月見の頃にどうぞ。

■読者の声

しかけ絵本です
しかけ絵本です。

穴あきやめくりタイプのしかけではなく

一ページずつめくっていくことで

最後に絵が変わるといったしかけです。

なので大人なすぐ分かるしかけですが、

子どもは最後まで気付かないで楽しんでくれるので

よかったと思います。

おつきみという意味は分かっていません。

でも物語は理解できているので問題ありません。
(ジョージ大好きさん 30代・ママ 男の子3歳)

エリック・カールさんが贈る、ダイナミックなしかけ絵本

パパ、お月さまとって!

今夜はお月さまがとても近くに見える。お月さまと遊びたくなったモニカは、手をのばすけれど、とても届きません。そこで、言うのです。

「パパ、お月さま とって!」

さあ、愛する娘からこんなお願いをされたパパ。一体どうするのでしょう。子どもはワクワク、大人はちょっぴりドキドキしながらページをめくると……?

パパは、絵本を大きくはみ出すほどの(!?)ながーいながいはしごを持ってきて、たかーいたかい山へ運んでいき、またまた絵本を大きく突き抜けるほど(!?)上へ上へとのぼっていき、とうとう着いたのは、大きな大きなお月さまのところ。だけど、こんなに大きくては持って帰ることなんてできません。すると、お月さまは言います。

「わたしは、毎晩少しずつちいさくなっていくんですよ」

さて、パパは無事にお月さまを持って帰ることができたのでしょうか。モニカは思う存分お月さまと遊ぶことができたのでしょうか。

この、ユニークすぎる仕上がりの絵本の作者は『はらぺこあおむし』でお馴染みの絵本作家エリック・カール。なるほど納得ですよね。どうしてこんなに自由に大胆に絵本作りを楽しむことができるのでしょう。何回読んでも、ながーいはしごが登場する前の矢印にドキドキしてしまいますし、大きな大きなお月さまとの対面に驚いてしまうのです。大人になった今でも……です!

カールならではの素敵な色彩で描かれた夜空の絵や、アイデア満載のしかけを満喫しつつ、この絵本を読み終えた時に感じるのは父親としての深い愛情。どうやったら願いがかなえられるのか、どうしたらお月さまのその大きさを教えてあげられるのか。そんなところから生まれたこの解決策は、誰だって嬉しくなってしまいますよね。娘さんとの実際にあったやり取りも、この絵本の誕生の大きなきっかけとなっているのだそうですよ。

パパ、お月さまとって!

■読者の声

スケールの大きな仕掛け絵本
絵本クラブから届きました。
夜空に浮かぶ月に手を伸ばし、「お月さまと遊びたいな」と言う
娘のために、お父さんが高い山に長いハシゴをかけて、
お月さまを取りに行く、というお話です。

ページが拡大し、長いハシゴや大きなお月さまが現れると
大人でも思わず「うわ~っ、大きいね!」と驚きの声を上げて
しまうほど迫力満点です。

また、エリックカールさんが、よく考えて絵本を作っているなー
と関心するのは、この絵本を通じて、物の長さや高さ、大きさ、
月の満ち欠けなどを子供達にしっかり伝えている点です。
息子(1歳8カ月)はこの絵本をきっかけに「おーきい」と
言うようになりました。
また最近は、ハシゴが出てくると大急ぎで消防車のおもちゃを
取りに行きます。どうやら消防車のハシゴで月まで昇るつもり
らしいです。

本屋ではなかなか手に取らない種類の本なので、
絵本クラブに入っていなかったら、この絵本とは出会って
いなっかった!絵本クラブに感謝です。
(kyuさん 30代・ママ 男の子1歳)

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エリック・カールの世界観がベストセラー「はらぺこあおむし」が、絵本から飛び出しました!色鮮やかな色彩が魅力です。

動物たちとお月さま

日本では、「月」といえば「うさぎ」を連想しますが、うさぎだけじゃなくいろんな動物が登場する月の絵本を集めてみました。

人と同じように、動物たちも月を見ていろんなことを感じているのでしょうか?

そんなことに想像を膨らませてみるのも楽しいかもしれません。

月を見上げる子うさぎたちの、心温まる物語

ぽんぽん山の月

母うさぎが猟師にうたれたとも知らず、子うさぎたちは帰りを待っている。「おなかがすいたよう」その声を聞いたやまんばは……。

■読者の声

絵本に泣き、息子の言葉に泣きました

うさぴょんこさん 40代 ママ 埼玉県 男の子3歳
あまんきみこさんが大好きな私です。
あまんさんの絵本の中でも特に大好きな絵本です。

とってもせつないのだけど、とっても優しさの
こもったお話しです。
初めて読んだとき、思わず涙がポロリとこぼれてしまいました。

3歳の息子には、
うさぎさんのお母さんが月に行った=「死」というのは
解釈がまだ難しいだろうなぁって思ってました。

けれど・・・
ある日、お月様を見ていたら
その3歳の息子が
「ママは、お月様に行かないでね」と
真剣な顔で言ってくれました。

すぐにピンと
この絵本のうさぎのお母さんのことを言っているんだなと
分かりました。

ちっちゃいなりになんとなくだけど
理解しているんでしょうね。

絵本に泣き、息子の言葉に泣いた
私の思い出の一冊です。

こぐまとたぬきのお月見絵本

つきよのうた

きれいな月夜の夜、こぐまはたぬきからお月見に誘われました。
嬉しくなったこぐまは、お月見のときにたぬきと歌う
「おつきさまのうた」をおみやげに持っていくことにしました。

おつきさま まるいの なんで なんで?
おつきさま きんいろなの どうして どうして?
おつきさまが いなくちゃ よるは まっくら
ああー おつきさまって おいしそう

ところが、突風で転んだとたんに、大切な「おつきさまのうた」が
すっかり消えてしまいました。
「ああ! きっと かぜが おちばといっしょに
ぼくの うた とばしちゃったんだ!」

大あわてで風を追いかける、こぐま。
風が吹いているあちこちで出会った動物たちのおかげで、
「おつきさまのうた」は少しずつ完成しますが、
それは最初の歌とはちょっと違うみたい……。
こぐまは、たぬきと一緒に「おつきさまのうた」を歌うことができるのでしょうか……?

動物たちが拾った歌の歌詞が、こぐまの歌とちょっとずつ変わっていることで、
あたたかな笑いを生む作品。
最後のページに楽譜が載っているので、歌いながら絵本を読むと、
動物たちの気持ちにより近づけるかもしれません。

登場人物たちがみんな優しくて、かわいらしく、どこかちょっとおとぼけ。
そんなキャラクターが織りなす物語が、はせがわさとみさんの作品の特徴です。
こぐまとたぬきと森の動物たちが登場する『のはらでまたね』もオススメです。

つきよのうた

■読者の声

ほっこり、楽しい気持ちになります!!
「つき」のテーマに
借りてきた絵本ですが・・・
ん?読んだことあったかな・・・

と、どうやら「全ページためしよみ」で
読んで、レビューを書かないでいたようです

1980年代生まれの作者さんなんですね

ゆったり
繰り返しのおはなしは進み
ほっこりした気持ちにさせてくれます

くま のおっちょこちょい?
勘違い?
も、一緒にお月見することになる
お友達も
気持ちがやさしく
おだやかで
心が広いといいますが

秋の夜長にぴったりの絵本だと思います

絵本を閉じると・・・
にぎやかさが増して
楽しそうな、美味しそうな
お月見です
(しいら☆さん 50代・その他の方 )

リスとお月さまを巡るおかしなお話

リスとお月さま

リスはびっくりして、目をさましました。
お月さまがリスのいえに、おっこちてきたからです。
だれかがお月さまをとろうとして、おとしちゃったのかな?

おかしさをタップリつめこんだストーリーで、絵本の楽しさを満喫していただけます。
卓越したデッサン力で描いた線画に彩色したシンプルな絵本、ページをめくる楽しさに子どもたちはドッキドキ。

国際図書展で大賞にノミネートされ、
子どもも大人も楽しめると高く評価されている傑作絵本です。

■読者の声

可愛い過ぎるキャラクター!
リスはびっくりして目をさましました。
お月さまがリスのいえにおっこちてきたからです…

とにかく面白い&可愛い!
思い込みが激しく想像力豊かでおばかさんなリス。
ボーっとしていて人のよいハリネズミ。
マイペースだがあわてんぼのヤギ。
登場するキャラクターはみな人間味(?)があって魅力的。

間に挟まれるリスの想像シーンがまた妙にリアルで笑いを誘う。
低年齢の子にはわかりにくい構成かもしれないので、小学校中学年くらいから。

鉛筆画の細い画面の中、のっぺりした黄色の「お月さま」が良く映えて印象深い。
とぼけた内容に合った名訳。

見返しから裏見返しまで話がつながっているので、見逃しのないように。
(ちひろ。さん 20代・ママ 女の子0歳)

かえるだってお月見したい!

10ぴきのかえるのおつきみ

世代を超えて愛され続ける「10ぴきのかえる」シリーズ、秋の読み聞かせにぴったりの1冊!
秋が近づいた夜のこと。ひょうたん沼では、10ぴきのかえるがお月見を心待ちにしています。みんなでお月見をするために、うしがえるさんやけろこちゃんに、招待状を出しました。

そして、いよいよお月見の日。今年は、10ぴきのかえるがすすきのはらに、すすきを取りに行くことになりました。ばったに道案内をしてもらい、すすきのはらに到着! 10ぴきのかえるは、みんなで協力して、一生懸命すすきをとりました。

ところが、帰り道のこと……。みんなですすきをかついでいると、なんとっ、まちがえるがお昼寝中のへびのしっぽを踏んでしまったのです。にげろ、にげろ、けろ、けろ、けろ! 10ぴきのかえるは、へびから逃げようとみんなで力を合わせます!

すすきを飾り、お月様にお団子をおそなえする――元気なお話のなかから秋の風習が伝わる絵本。

■読者の声

お月見の季節に最適
おなじみの10ぴきのかえるシリーズです。
2歳の娘には、「しょげかえる」「はねかえる」などの名前の楽しさは理解できませんが、お月見というものを少し理解できる絵本です。
お月見には、すすきとお団子が用意され、みんなで満月をみてお祝いをする。これだけで、2歳児には十分ですよね。
我が町にはそうそうススキはないので、この本でススキも理解できました。
そして、いつもおなじみのハプニング!大蛇に捕まったのに、オチがススキでハックション!怖そうで何とも楽しい展開に娘ははまりました。
ちょうど、十五夜の1週間前に図書館で借りてきたので、十五夜当日は、きれいな満月を眺めながら、お団子をほおばりました。
季節の行事を楽しく迎えられるオススメの1冊です。
(まりちゃまさん 30代・ママ 2歳、0歳)

月を見上げるかいじゅうの正体は!?

つきよのかいじゅう

湖のそばにテントを張り、10年間かいじゅうが出てくるのを待ち続けた男がいます。ある月夜、ついにかいじゅうは出てきました。しかし、それは湖に住む・・・。笑いと美しい絵で心が開放される絵本。

つきよのかいじゅう

■読者の声

怪獣の正体で大笑い
怪獣、、、ネッシーみたいかな、と思ったら、大男のシンクロナイズドスイミングの足!しかもすごく太い(笑)ネッシーを待つ、カメラマンに次のチャンスは訪れるんでしょうか?

大男の顔も見てみたかったです。面白すぎた!娘も大笑いでした。
(えみりん12さん 30代・ママ 女の子3歳)

くすっと笑えるユーモラスな絵本

思わずくすっと笑ってしまう、ユーモラスな絵本を集めてみました。

可笑しくてシュールでナンセンスな月の新たな魅力に出逢い、月がもっと好きになること間違いありません!

自由な発想が面白い!ナンセンス絵本

ぽっかりつきがでましたら

ほっこりするナンセンス絵本です。お月さんがぽっかり夜空に出ると、夜空にはカバがぽっかり現れたり、トマトがぽっかり現れたり。お月さんを見るのが楽しくなります。

■読者の声

ぽんわり月をみていたら
ぽんわり月をみていたら、何だか色々見えてきた。
リズミカルな詩の中に、自由な発想のイマジネーション。
理屈ではなく、楽しい世界です。
途中で違和感を覚えたら、頭がこっている証拠かも知れません。
固くなった思考回路をほぐして、活性化するような絵本です。

(ヒラP21さん 60代 パパ 千葉県)

声に出して読みたい!ハイセンスでナンセンスなダジャレワールド

うそつきのつき

レトロなスーツに帽子をかぶった、まんまる顔のおじさん。
おじさんは、何があっても笑いません。

「カメが、かめを かめないでいても。」
絵の中で、カメが甕(かめ)を噛めなくて泣いています。
読み手はまず、この腰砕けるダジャレが画面いっぱいの絵になってるだけで吹き出してしまいます。
さらに、海中では別のカメがカメラでカメを撮影していたり、
散りばめられた遊びにも、じわじわ可笑しさがこみあげてきます。
でも、絵本の中のおじさんは涼しい顔。

「イタチが、としを はたちといっても。」
輪っかのピアスをしたイタチのとぼけた横顔!
吹き出しで「わたし、はたちよ」なんて言っています。

それでも、おじさんは無表情。
どんなおかしなダジャレの光景が目の前にあっても、このおじさんは笑わないんです。
なぜって?おじさんの正体は・・・。

作者 内田麟太郎さんの繰り出すダジャレの数々に「どうだ!」とばかりに応える荒井良二さんの絵のパワー。
言葉と絵の絶妙なタッグが生み出す、ハイセンスでナンセンスなダジャレワールド。
最後に残る余韻には、大人も「うーむ・・」とうなってしまいます。
じっくりと味わってみてください。

ダジャレや言葉遊びが分かるようになったら、親子で一緒に声に出して読むのも楽しいですね。

■読者の声

不覚にも・・笑ってしまった自分に笑える!
「このおじさんは わらいません。
ニワトリが 二わ トリをかっていても」
ではじまり、
くだらない(?)ダジャレのオンパレード♪
私も途中までは笑わなかったんですが、1箇所笑ってしまったところがあります。
あ~やられた・・・という感じで、
笑ってしまった自分がおかしくて(笑)

小さな子どもさんにはちょっと理解できないと思うんですけど、とても面白い絵本でした。

ところで、私が笑ってしまったのは
「このおじさんは わらいません。
イタチが としを はたちといっても」ということろです。
(まりん♪さん 30代・ママ 女の子11歳)

お月さまはBarにいる!?ユーモアたっぷりのお話

お月さまにげた

お月さまは窓から出ようとしましたが、窓格子のはばはせまくて、お月さまの大きな頭がつっかえて外には出られませんでした。

■読者の声

お月さま、頭脳派
お月さまが、擬人化されていて、
これまた、味のある絵の中で、
まるで、お月さまが楽しく泳いでいるように感じたのは
私だけでしょうか?

始まりからして…?
そして、お店の人が悪者になって、お月さまは絶体絶命…。

私は、どうやって逃げたのか、正直予想がつかず、
ドキドキしながら読みました。
息子達もいったいどうなる?とワクワクしていました。

結末は読んでのお楽しみ!


作者の谷川晃一さん、ウラパン・オコサを書いた方。
同じように不可思議な絵本でした。

何と、絵は独学だそう。
個性的な絵は天性のモノとは、お見事!
高学年に読んでもウケルかも。
(かがやきさん 40代 ママ 東京都 男の子9歳、男の子6歳)

ロマンティックなお月さまの絵本

月を見上げていると、なんだかロマンティックな気持ちになってきませんか?

そんな気持ちを盛り上げる、ちょっと不思議でファンタスティックな絵本を集めてみました。

心がじんわり癒される、秋の夜長に読みたい一冊

つきが いちばん ちかづく よる

一匹のねこが探しています。なにを探しているかというと、しずかでひとりになれる場所。街をさまようねこのファンタジックな一夜のストーリー。秋の夜長に読みたい一冊です。

■読者の声

月観察
このお話は、ねこが自分のお気に入りの場所を見つけてお月様を観察して、そのお月様に願い事をするお話でした。この猫が月を見る場所を探すとき、なんか自由で幸せな感じがいっぱいでした。そこが読んでいても癒されましたね。
(イカリサンカクさん 30代・ママ 男の子7歳)

満月の静けさや穏やかさが伝わってくる絵本

ながい よるの おつきさま

ネイティブ・アメリカンが満月につけた12の美しい名前

子どもにとって夜は、禁じられた世界のようなものだ。なにしろ、おやすみを言ってベッドに入らなければならない時間なのだから。けれど、だからこそ、夜はわくわくするような魅力に満ちた時間なのである。本書「ながいよるのおつきさま」の文章と絵が、子どもたちが夜を味わい、そのかくされた魅力を祝福するきっかけとなるよう、心から祈っている。――マーク・シーゲル

■読者の声

しっとりと堪能できる絵本

さえら♪さん 40代 ママ 大分県 女の子7歳
読みながら思ったことは
月の静けさとか穏やかさとか
私たちが感じる月のイメージそのものをとても大事にした絵本だなっていうことです。
大人向けの絵本かも・・・と思いながら娘とページをめくると
案外興味深く見ていてくれました。
12か月ひとつひとつの月に名前がつけられているので
「私が生まれた2月はどんな月?お母さんは?」ととても盛り上がりましたよ。
イラストがあまりにも綺麗で癒されて 表紙を見せて部屋に飾っておきたい絵本です。

芥川賞作家・青山七恵さんと、気鋭の画家・刀根里衣さんによる極上の絵本

わたし、お月さま

青山七恵と刀根里衣、同時代を生きるふたりの女性作家が織りなすファンタジーの世界
大切なひとに教えてもらった わたしがわたしらしく輝ける場所

ひとりぼっちでさびしがりやのお月さま。
むかし自分を訪ねてきたことのある宇宙飛行士さんに会うために、地球へ飛んでいくことにしました。
お月さまは世界中を回って、あこがれの人を探し続けます。
そうしているうちに、人間たちはお月さまが輝いていたときのことを忘れてしまったようでした。
でも本当は、みんなお月さまが夜空に戻ってくることを強く願っていたのです。

わたし、お月さま

 

わたし、お月さま

■読者の声

静かな文に色調がぴったり
本屋でひとめぼれした刀根里衣さんの絵本はほとんど読んでいます。

今回も楽しみに読んでみました。

青にもいろんな青があるんだなと
色の深さを感じさせ、
初めて読んだ青山七恵さんの静かな文に色調がぴったりで、
子どもも読んでいる途中に夢の中に入りました。

内容もよかったのですが、
やっぱり絵がとてもすばらしく、
やわらかい黄色につつまれた赤ちゃんや、
青い世界にはとても癒されました。
(まことあつさん 30代 ママ 新潟県 男の子4歳、男の子1歳)

お月さまのこともっと知りたい

月ってどうして形が変わるの?

私が歩いてもついてくるのはなぜ?

月を見ていると、いろんな疑問が湧いてきます。

そんな、月にまつわる「なぜ?」「どうして?」を楽しく学べる絵本をご紹介します。

これを読んで、月博士になっちゃおう!

お月さま自ら、月のことを紹介してくれる絵本!

もし きみが 月だったら

お月さまみずから、月の動きや地球との関わりを教えてくれます。自転する様子は、バレリーナ? 引力による潮の満ち引きは、海との綱引き⁉ 擬人化したユーモラスな例えと、科学的、具体的な説明がわかりやすい、月の入門絵本。

■読者の声

月のことをもっと知りたくなる
表紙がかわいかったので、読んでみました。月が月のことを自ら語ることで、月と地球の関係がわかる内容です。科学絵本というより、物語を楽しみながら、知識も得られる感じです。月のことをもっと知りたくなると思いました。月のきれいなこれからの季節、おすすめの絵本です。
(あんじゅじゅさん 50代・その他の方 )

月の満ち欠けに関する色んな事がわかる一冊!

月の満ちかけ絵本

夜空に浮かぶお月様。毎日見上げていれば、その姿が日々変わっていくことに子どもも気がつきますよね。
新月に始まり、上弦の月、満月、そして明けの三日月まで。
ひとめぐり29日半の月の満ちかけの旅に出かけてましょう。

秋だと1時間、冬だと2時間という短さで沈んでしまう「三日月」を、昔の人は望みをかなえてくれる月として大切に崇めてきたのだそう。
満月が完璧な美しさを放つときははかない。世の中や人生と同じく、満ちていく直前の十三夜の月もまた、実に美しい。
19日目の月は「寝待月(ねまちづき)」。布団に入る時間まで昇ってこないから、寝ながら待つことにしたんだよ。
29日間の月にまつわるお話を読みながら、月明かりやその満ち欠けと深くつながっていた古代の人々のくらしに想像がふくらみます。

太陽を回る地球と月の関係や潮の満ち引き、日食や月食の不思議といった科学的な知識も、丁寧にわかりやすく解説されているんです。
「月のもようは、なにに見える?」日本ではうさぎがお餅をついている姿だといわれるけれど、「本を読むおばあさん」「吠えているライオン」・・・世界のほかの国々では全く違うものに映っているなんて、おもしろいですよね。
巻末には2021年までの月の満ちかけ表も付いています。
カレンダーも時計も便利だけれど、時には昔の人々のように月を見上げながら、この日この時をゆっくりと感じてみませんか。

月の満ちかけ絵本

■読者の声

それぞれの月がよくわかります。
月の満ちかけに関わる色々なことがとても分かりやすい説明と絵(図)で載っていました。
一番の特徴は、それぞれの月の形を一日目の月(新月)、二日目の月(ふつかづき)、三日月(みかづき)……、十五日目の月(満月)、十六日目の月(いざよい)、……二十三日目の月(かげんのつき)など、1日1日の描いて説明してくれているところだと思います。

それぞれの見え方やことがの意味などまで、丁寧に書かれているので読みやすいしわかりやすいです。
興味のあるお子さんは小学校中学年くらいから理解できると思うので、ぜひ読んでみてほしいです。
(てんぐざるさん 40代・ママ 女の子17歳、女の子13歳)

月がついてくる理由を、クマの3兄弟が易しく教えてくれる!

ねえ、おつきさまどうしてぼくについてくるの?

みんなは、お月様が自分についてきてるんじゃないかって、思ったことはない?僕はとっても不思議なんだ。
この絵本はそんなみんなが感じる身近な疑問や不思議ないろいろを分かりやすく楽しいお話にして
好奇心に応える、新感覚の「科学・はじめのいっぽ絵本」だよ!
理科ばなれ、なんて言われているけど、本当は「理科」や「科学」ってみんなのとても身近にあるんだよ!

ねえ、おつきさまどうしてぼくについてくるの?

■読者の声

分かりやすくて仕掛けもあって。
4歳の息子のチョイスで、図書館で借りて来ました。
ワタシも昔、これを疑問に思ってたなあ…

「何故、月がずーっと付いて来るのか!」

たまに夜、出かけたときとか、ドキドキしながら車の中から見える月を見ていたものです。


息子も「へー!」とか楽しいリアクションをしながら聞いてくれました。
何故そう見えるのか、分かりやすく可愛らしいクマの3兄弟が教えてくれます。
でも読んだ後に、
「月は、ぼくの事大好きだからついてくるんだね!」

と言う結果に落ち着いた息子がかわいいやら困ったやらです…
(もももももさん 30代・ママ 男の子3歳、男の子0歳)

月に関するたくさんの知識が詰まった、図鑑のような絵本

月のふしぎえほん

最も身近な天体で、みちかけすることから暦や行事などで人のくらしと深くかかわってきた月。子どもたちにとっても月は、雲や雪などの気象現象とともに、幼児期に最初に好奇心をもつ自然のひとつです。本書は、月のすがたと世界、動き、みちかけのしくみなどを、小学生向けにわかりやすく紹介する知識絵本です。110℃の昼が15日続き、-170℃の夜が15日続くなど、おとなでも意外と知らない、月のひみつを味わいのある絵で描きます。

★2014年~2021年の「月のみちかけカレンダー」付★

<内容>人が月におり立つまで/月はどれくらい遠くにあるの?/月はどんな世界?/地球の大きさと月の大きさ/月の形と空の位置/月の1日の動き/地球の自転と月の見え方/月の日ごとの動き/月の公転と地上から見た動き/月のみちかけのしくみ/月の形ごとの1日の動き/月の公転と地球の公転/月の自転と公転/太陽系の惑星たち/惑星の公転と自転/太陽がなくなった?/日食・月食のしくみ/皆既日食と金環日食/潮のみちひき 他

月のふしぎえほん

 

月のふしぎえほん

■読者の声

図鑑のような本
月に関する知識が沢山詰まっている、
まるで図鑑のような学習絵本です。

こちらから見える月のことから、
「月とはどんな場所か」ということまで。

文字が多いのですが
イラストも満載なので、比較的読みやすいです。

自分で文字を読める年齢のお子さん向けですが、
特に宇宙に興味がある子にはぴったりだと思います。

こういう絵本が、教室に一冊あると良いかもしれません。
(なーお00さん 20代・その他の方 )

ぜひ、月を見上げてみてよう

東洋医学では月の満ち欠けと人の体は相似関係にあるとされているほど、私たちにとってなくてはならない存在であるお月さま。

ぜひ絵本でも、月との出会いをお楽しみください。

そして、お月さまの絵本を読みながら、ぜひ本物のお月さまも見てみませんか。

今日という1日が終わり、新しい明日につながっていく。

そんなことを、感じられるかもしれません。

編集協力・執筆:洪愛舜(ほんえすん/ライター・編集者・絵本作家)

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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