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未来の今日の一冊 ~今週はどんな1週間?~

【今週の今日の1冊】栄養たっぷり、カラフルな夏野菜を絵本でも味わおう!

7月12日~7月18日までの絵本「今日の1冊」をご紹介

夏野菜の美味しい時期ですね。夏野菜といえば、トマト、きゅうり、なす、とうもろこし、かぼちゃ‥‥‥。どの野菜もビビットカラーで見ているだけでも元気をもらえそう、と思ったら、栄養もたっぷりで、夏バテや熱中症の予防にも効果的なのだとか。さらに、ビタミンも豊富で、紫外線から肌を守ったり、胃腸も整えてくれるというのですから、しっかり取らない手はありませんよね。そんな栄養たっぷりの夏野菜をより詳しく知ったり、より親しむために、絵本でも味わってみませんか? 今週は、夏野菜が主役の絵本をたっぷりご紹介します。    

7月12日 トマトは虫の嫌いな匂いを出している?

月曜日は『トマトのひみつ』

トマトのひみつ

出版社からの内容紹介

トマトのにおいの秘密を解きあかす観察絵本

トマトは虫を寄せつけないひみつの力を持っているのをご存じですか。それとは知らない若いクモが、虫を食べようとトマトの近くに巣をはりました。もちろん、いくら待ってもエサになる虫はやってきません。クモはひみつに気づいて引っ越します。実は、トマトは虫の嫌いな匂いを出していたのです。このひみつのおかげで、トマトは真っ赤にうれました。トマトの不思議な秘密の正体をあかす、トマトの視点から描いた写真絵本です。

読者の声より

トマト嫌いな、虫好きな息子にも
トマトのひみつがクモの狩りと
こんな関わりがあるなんて知らず、
とても面白かったです。

ただ、トマトってこうなんだよと説明されているのではなく、
クモと結びつけて説明されていて、
絵本とは思えず、構成がうまいなあと
感心してしまいました。

トマト嫌いな、虫好きな息子にも
好評でした。
(まことあつさん 30代・ママ 男の子7歳、男の子5歳)

7月13日 ついにきゅうりを見つけた!?

火曜日は『かっぱのかっぺいとおおきなきゅうり』

かっぱのかっぺいとおおきなきゅうり

出版社からの内容紹介

日でり続きで食べものがなくなり、おなかをすかせたかっぱのかっぺい。大きなきゅうりを運ぶ、ふしぎなおじいさんをみて、いそいで後をおいかけますが…? はたしてかっぺいは、無事にきゅうりを食べられるでしょうか? 『こんたのおつかい』でデビューし、たちまち人気者になった若手作家による、待望の第二作。みずみずしいきゅうりの緑色、すいこまれそうな青い空、白い雲…これからの季節にいち押しの、さわやかな絵本です!

読者の声より

期待以上でした
絵本ナビのフェアで存在を知り、2歳の息子に読みました。

最初、表紙を見て、あまり期待していなかったのですが、読んでみると予想以上に面白かったです。あまりひねりもなく、言い伝えられているカッパの特徴(きゅうりが好物、水神など)を、面白おかしくうまく説明しています。

息子は「おっきいくうり(きゅうり)みる~」とすぐに気に入りました。かっぺいと同じように、ちらりと見えた緑のものを「あ、これくうり?」と期待満々で見ています。
(さみはさみさん 30代・ママ 男の子2歳)

7月14日 ぼっこん ぼっこん いろんな種類のなすが登場!

水曜日は『つやっつや なす』

つやっつや なす

出版社からの内容紹介

あつい夏。なす畑では、つやっつやのなすがとれました。
ぼっこん ぼっこん つぎつぎに、いろんな種類のなすが登場! 
秋がきて、冬がきて…次の夏も、なすはきれいな花をつけて、やがてたくさんの実がなります。

読者の声より

なすの知識をとことん知れる!
親子でなすが好きなので、借りてみました。

なすに関するお話がぎっしりこの絵本の中に詰まっています。
なすの種類、どうやってなすになるのか、なすの親戚など興味深い内容になっています。
私自身も知らなかった珍しいなすも紹介されており、勉強になりました。
息子は自信ありげに〇〇なすは△△で作られているんだよと教えてくれる様になりました。
最初から最後まで見所満載です♪
(ゆ~くんママさん 20代・ママ 男の子5歳)

7月15日 おおきなかぼちゃがごろんごろん

木曜日は『ぼくのかぼちゃ』

ぼくのかぼちゃ

出版社からの内容紹介

庭の畑に種をまいて、ぼくとお母さんが育てたかぼちゃ。ぐんぐん大きくなって、プリンやケーキにして食べるのが楽しみ! でも収穫直前におさるの親子がやってきて…。キュートな版画の絵が魅力的です。

読者の声より

おさるさんにもおすそ分け♪
切り紙の版画とのこと

おじいちゃん、おばあちゃんとではなく
おかあさんとかぼちゃを作っているんだね

かぼちゃの種?をまく?
せっせっせ~の
「おてらのおしょうさん」を思い出しちゃった

カボチャの成長記録だけでなくって
お料理もですが
おさるさん親子の登場がおもしろいです

そうしたら、なんと!
実際の出来事!?のようなおはなし
実体験だったんですね

ハロウィンに向けて
お祭気分の内容の他に
こういう作品もいいかも
(しいら☆さん 50代・その他の方 )

7月16日 ピーマンにたちまち親しみが湧く1冊! 

金曜日は『やさいのがっこう ピーマンくんゆめをみる』

やさいのがっこう ピーマンくんゆめをみる

出版社からの内容紹介

おいしくりっぱになるため、「やさいのがっこう」でがんばるやさいの子どもたちを描いた人気シリーズ、今回はちょっぴりおとぼけなところがかわいいピーマンくんが主人公。大きくて赤や黄色のパプリカになれると思い込んでいるピーマンくんは、「ごうかくシール」をもらえるのでしょうか!?

読者の声より

やさい学、学べます          
 なかやみわさんの「やさいのがっこう」シリーズの、これが2冊めの本です。
 今回の主人公はピーマンくん。
 その前に「やさいのがっこう」について説明しておきます。
 この学校ではたくさんのやさいたちが「おいしいやさい」になるために勉強しています。
 先生は「なすびせんせい」。
 なんでも知っています。
 そして、この学校の卒業は「つやよし!」「いろよし!」「かたちよし!」の三つの「よし!」がそろった時。「合格シール」が貼られま す。

 ピーマンくんの隣の席のはくさいくんは「合格シール」を貼ってもらって卒業したのに、ピーマンくんはいつも居眠りばかり。
 しかも黄色いピーマンや赤いピーマンになる、変な夢ばかり見ています。
 ピーマンくんは自分の身体がどうして緑色をしているのかわかりません。
 そんな時勉強家のキャベツくんが「それでいいんだ」と教えてくれます。
 ピーマンくんが夢に見ていたのは、色鮮やかなパプリカたちだったのです。

 ピーマンとパプリカはよく似ていますが、別の野菜です。
 ただ全く違うかといえば、親戚のようなもの。
 トウガラシとかも親戚といえます。
 実はこんなお話が付録についている「食育しんぶん」に書かれているのです。
 絵本を読む前にこの「しんぶん」を読んでいると、子どもたちに質問されても心配ご無用。
 至れり尽くせりの「やさいのがっこう」なのです。
(夏の雨さん 60代・パパ )

7月17日  見事なぬぎっぷりにご注目を!!

土曜日は『とうもろこしぬぐぞう』

とうもろこしぬぐぞう

出版社からの内容紹介

とうもろこしの「とうもろこしぬぐぞう」さんが、葉っぱの服や、ひげであるかみの毛をバリバリ、ぶちぶちと潔く脱いでいくスカッとする絵本。その脱ぎっぷりや言葉のリズムに加え、墨ラインで描かれた力強い筆致が見るものの五官にうったえます。最後はおふろでおいしそうに温まるぬぐぞうさん。子どもに人気の「とうもろこし」へのさらなる興味をそそるだけでなく、毎日のお着換えやおふろの場面でもマネしたくなる、何度もめくりたくなる絵本です。作者のデビュー作。

読者の声より

息子も私も、すっかりぬぐぞうさんの虜です
ぬぐぞうさんの力強さ、ユーモアさが溢れるとっても楽しい本!
シンプルな内容ながら、何度もめくりたくなるやみつきになる絵本です。

2歳の息子は、ぬぐぞうさんが葉っぱの服を脱いで「べろ~ん」と言うページで大爆笑。
私の読み方ひとつで、真剣に見入ったり笑ったりしています。
読み終わると間髪入れずに「もう一回!」と、何度も読んで楽しんでいます。
ゆ~っくり読んでも1分半くらいなので、何度も読むのも苦になりません(笑)
数回繰り返して読んでいると、息子も一緒に読んで楽しめるようになりました。

最後のページはゆったりくつろぐぬぐぞうさんに私たちもほっこり。
お風呂前に読んで、お風呂に促すのもお勧めかも!?

小さいお子さんはもちろん、少し大きくなってからでも楽しめる絵本だと思います。
(ぽんずっこさん 30代・ママ 男の子2歳)

7月18日 遊んだ後は美味しい料理にへんしんだ!

日曜日は『なつやさいの なつやすみ』

なつやさいの なつやすみ

出版社からの内容紹介

夏の畑に夏休みがやったきました。なつやさい達はおおよろこびでプールに行く相談をはじめます。ナス、オクラ、プチトマト、ゴーヤ、キュウリ、ピーマン、トウモロコシ、がカラフルに描かれた、言葉遊びも楽しい1冊です。

今、注目の若手絵本作家、林木林さんの新作絵本です。言葉遊びのリズムがよく、ユーモアたっぷりなので、子ども達に大ウケすること間違いなしです。みずみずしい野菜達の絵にも注目してくださいね。

読者の声より

夏に読むのがオススメです!
すごく可愛くて楽しそうな絵が素敵な作品です。

4才の息子はだじゃれに笑いながら楽しく見ていました。

畑から収穫した野菜を水で洗いザルに入れ料理する流れを上手く絵本のお話しにされていて食育にもなります。

この作品を読み聞かせることでたくさん好き嫌いがある息子が少しでも野菜に興味をもってくれればいいかなっと思います。

小さなお子さんもだじゃれを楽しみながら読み聞かせできる夏にはとってもオススメな絵本です。

明日は野菜たっぷりのカレーライスが我が家の食卓に登場する予定です!!
(若ゴボウさん 30代・ママ 男の子4歳)

選書・文:秋山朋恵(絵本ナビ編集部)

編集協力:富田直美(絵本ナビ編集部)

 

 

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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