おいしい絵本。
美味しそうなものが美味しそうに描かれている絵本って、なんだか信頼できる気がします。
特にグルメっていうわけでも、料理にこだわりがあるっていうわけでもないけれど、やっぱり美味しそうなものが登場すると幸せな気持ちになってきます。
甘そうなものだって、辛そうなものだって、ホカホカしているものだって、とろけそうなものだって、美味しそうなものの絵には“生命力”があふれているのです。エネルギーが伝わってきます。
だからでしょうか。気が付けば、その絵本に対してすっかり心を開いてしまっている自分がいます。
「あ~おいしそう!!」とニヤニヤしてしまっています。世界に入りこんでしまっている証拠ですよね。お腹が空くときもあれば、満足してしまうことだってあります。
そんな風に、さまざまな種類の「美味しそう」が潜んでいる絵本。1冊ずつご紹介していきたいと思います。