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miku43号 2015年冬号

親子ストレッチでお気楽育児

体と心はつながっている!

病は気から……という言葉があるように、体と心はつながっています。さらに、子どもの体調や感受性は親の体調や気持ちと深く関係していると言われることも。親子でスキンシップ&ストレッチをしながら、そんな自分の体と心を見直してみませんか?

奥谷まゆみさん


からだクリエイトきらくかん代表。心理療法を学んだ後、1994年より整体指導を始める。姿勢やエクササイズなど、体の使い方を変えて、心身の不調を改善する「からだレッスン」を考案。著書に『新・新・お産本』(きらくかん刊)、『骨盤育児』(京阪神エルマガジン社)ほか。

腰を丸めて下を向いているとネガティブ思考になる?!

体と心の関係は不思議なもので、体の重心が前に傾くと人の意識は前向きになり、反対に重心が後ろに傾くと意識も後ろ向きになりやすい傾向があります。
 
ママの場合は出産後の筋力の低下がきっかけで、子どもは背が伸びて徐々に大人体系に近づいてくると(目安は4歳)、体の軸のバランスが後ろに傾きがちになります。
 
写真の悪い姿勢を見てみましょう。

 

・腰が丸まる(骨盤後屈)=体の軸が後ろに傾き、自分の意志も安定しにくくなる。
・背中が丸まり胸が縮む=呼吸が浅くなり不安感を感じやすくなる。
・首が垂れて頭が前に出て視線が下を向きやすくなる=気分が沈みネガティブ思考になる。

といった状態に陥りやすくなるというわけです。「腰が引ける」「本腰を入れる」などの言葉がありますが、これはまさに文字通りの意味なのですね。

ママの筋力アップ運動

骨盤を支えているインナーマッスルの大腰筋、腹筋、背筋、太ももが鍛えられます。お腹の血行もよくなって、便秘防止にも。

STEP1正しい姿勢をとり、腰に手をあてて、片足を写真のように太ももが床に平行になるように足を上げる。このとき、膝の角度は90 度に。
STEP2: 最初に上げた足を下ろして
STEP3反対側の足も同じように上げる。これを片足2秒で30 歩(約1分)、1日に2~3セット行なう。数分で、体がほかほかあたたまってきます。

猫背よりもまず、腰の位置を見直してみよう

今回ご紹介する体ストレッチは、こうした腰の位置を正すものです。腰を支える筋力が低下しやすいママには足踏み運動を。子どもには、ママとスキンシップをしながら丸まりがちな腰を伸ばすストレッチを。いずれも腰の位置を正せるだけでなく、胸が広がり呼吸が深くなるので、内臓の働きもよくなり、精神も落ち着き、前向きかつ自発的でいられるようになります。
 
ストレッチは1度やればいいのではなく、続けることが大切です。テレビを見ながら、お休み前に、「やらなきゃ!」と気負うことなく、くつろぎながら続けてみてください。

 

この「やらなきゃ!」という気負いも、実は育児の天敵です。悪い姿勢から視野が狭くなり、目先のことばかりにとらわれて、「~しなきゃ」「~すべき」に縛られていると、ママにとっても子どもにとっても窮屈です。そんなときは、顔面グーパーゲームをしてみましょう。視野が広がるばかりか、脳も刺激されて凝り固まった思考がほぐれるようになりますよ。

キッズのためのスキンシップストレッチ

骨盤が後屈しないように、腰を沿ってストレッチをするのが目的。ママの体に沿って、自然に子どもの腰を伸ばしましょう。

ママのお腹にうつぶせで抱っこ

 

本命ストレッチ=STEP2をいきなり挑戦するのは子どもにとってハードルが高いので、まずはこのうつぶせでママとスキンシップ。

ママのお腹に仰向けでゴロン

 

丸まりがちな腰を伸ばすストレッチです。こうすることでお腹が前にでるような位置に腰が立ち、胸も開き姿勢もよくなります。

ママの背中に仰向けゆらゆら

 

ママがお尻をゆらしながら子どもをゆらゆら揺らします。子どもは落ちないようにトライ。腰回りの筋力を鍛える効果にも。

ママのバージョンアップゆらゆら

 

ママが丸まることで高さができますから、子どもの安全を考えて3~4歳以降のトライにしましょう。

顔面グーパーゲーム

表情筋が固まってしまうと、視野も狭くなってネガティブ思考になることも。顔面グーパー運動で、顔の筋肉をほぐすと視野や思考が広がります。

STEP1目をぎゅーっと閉じながら口もすぼめ、顔全体をぎゅっと縮めます。

STEP2顔全体を広げる感じで、目と口を大きくパーッと開きます。

STEP3STEP1と同様にグーをイメージしながら顔を縮めます。

STEP4STEP2と同様に顔をパーに広げます。このとき、目は毎回違う方向を見るようにします。これを何度か続けてみましょう。

 

読者モデル/玉木柳太郎くん(3歳)&桃李ママ 撮影/福田依子 取材・文/山田治奈 読者モデル募集中

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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