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絵本ナビスタッフの<未就学児向け>読み聞かせ日記

【3歳6か月娘へ読み聞かせ】パンどろぼうにクリスマス絵本、盛りだくさん!

七五三からクリスマスと大忙しの年末です

こんにちは、絵本ナビスタッフの坪井です。

クリスマスシーズンがやってきましたね。

 

ちょっと季節外れな話ではありますが、我が家の七五三も無事に終わらせることができました。

大好きな水色の着物を着てプロにかわいらしく髪をセットしてもらい、大人と同じようにメイクも完成させてもらった娘、すっかりご機嫌でカメラの前に立てる…と思いきや、「足袋がイヤ」と。

試着の際も足袋は履かなかったのでここで初めて体験する足元の感覚が気になって仕方がなかったようで、写真を少し撮影しては足元を気にしてモジモジ…の繰り返しでした。

 

記念撮影が終わる頃には娘の緊張もすっかり解けて、足袋を脱ごうとするわ、着物の上にかぶせている被布も脱ぎたがるわでてんやわんやでした。

それでもなんとか、神社へお詣りして祈祷も受け、記念になる写真も撮影できたので「よし」ということにしておこうと思います。

 

七五三を終えてひとつ成長した3歳6か月~7か月、娘に読み聞かせた絵本をご紹介します。

その正体に思わず笑っちゃう!「パンどろぼう」

「パンがパンを盗む」……本当に??

パンどろぼう

ふっくらやきたてをねらう。
いただくパンはひとつだけ。
いただくときはかんしゃをこめて。

それは、パンどろぼうの掟!
パンどろぼうは、おいしいパンを探し求める、パンそっくり?!の、おおどろぼうなのです。

ある日、パンどろぼうが見つけた、一軒のパン屋。
看板には、「世界一おいしい森のパン屋」と書いてあります。

世界一おいしいとあっては、ほうっておくことなどできないのが、パンどろぼう!
お店でパンを焼いているのは、食パンみたいな髪型の、やさしい笑顔のおじさん。
これは、いかにもおいしいパンを焼きそう!

パンどろぼう、パンにまぎれて忍び込み、めあてのパンをかすめとる!

「ああ、いとしい、いとしい、いとしのパン。つやつや、ふっくら、ほかほかパン」

盗み出したパンをだきしめ、ほおずりすらしてみせる、パンどろぼう。
期待に胸をふくらませ、おおきなお口でパクッっと一口!
果たして、パンのお味は……?

食パンのかぶりものから、正体まるわかりの鼻面と手足が生えているヴィジュアルが、なんともまぬけで愛らしいパンどろぼう。
隠れ家にはパンのテーブル、パンのティシュボックス、パン柄タオルに、謎のパン状観葉植物まで!?
そして、パンを食べるときの幸せそうな表情!
あまりにもパンを愛しすぎているパンどろぼう、どろぼうなのに、憎めません。

そんなパンどろぼうが、「世界でいちばんおいしいパン」を、どれほどたのしみにかじったことか……
「世界でいちばんおいしいパン」を食べた後の、
パンどろぼうの表情がいちばんのみどころ!

おいしいパンの絵本は数あれど、あ~んなパンがでてくるとは!
おとなも子どもも思わず吹き出す、シュールでかわいい一冊です。

シリーズ最新作の『パンどろぼうとなぞのフランスパン』が出たばかりで今さらではありますが、娘はすっかり『パンどろぼう』のファンになりました。

 

夏頃から何かというと鼻風邪を引いていた娘。ほぼ毎月のペースで耳鼻科にお世話になっています。

子連れで病院や薬局へ行く際の悩みといえば、待ち時間ですよね。

最近は新型コロナウイルスの感染対策として共有スペースの絵本やおもちゃが撤去されており、待ち時間が長くなりそうなときは途端に緊張が走ります(私に)。

 

ただそんなとき、絵本ナビの「絵本アプリ」で試し読みのできる絵本を娘に選ばせ、その絵本を私が読み聞かせできるという仕組みにはとても助けられました。

あまりにも耳鼻科に通っているので娘の中でも「病院の待ち時間=絵本アプリ」の公式ができあがったようで、普段の倍以上の集中力で読み聞かせをさせてくれます。

 

『パンどろぼう』を見つけた娘に小声で読み聞かせをしながら、パンどろぼうの正体が明らかになるページを開いたときの娘の顔!

目を見開いて驚きつつ、ちょっと嬉しそうだった娘の表情を私はこの先忘れることはないだろうと思います。

そんなに喜んでくれるのなら、と帰宅してすぐに『パンどろぼう』を購入したことは言うまでもありません。

『パンどろぼう』のお話ならこれも!とせがまれる2冊

パンどろぼうvsにせパンどろぼう

ふっくら食パンマスクから、つんと飛び出たキュートな鼻づら。
ジロリとのぞく目つきは不敵、だけどおいしいパンにはめっぽう弱い。
パンを愛してパンに泣く、あのパンどろぼうが帰ってきた!

前作で「世界一おいしい森のパン屋」と出会い、思わぬ理由からパン職人へと華麗な転身を果たしたパンどろぼう。
今日のおすすめは、「ぶどうパン」です!

「なかなかうまく焼けたぞ。今日もたくさんのお客さんに食べてもらえますように」

ところが、お店は大盛況なのに、ぶどうパンを買っていくお客さんがひとりもいません。
おかしいと思って売り場を見にいくと、なんと、どろぼうに盗まれてひとつ残らずなくなっていました。

「なんてことだ! ぜんぶ持っていくなんて、よくばりなやつめ!」

ふっくらやきたてをねらう。
いただくパンはひとつだけ。
いただくときはかんしゃをこめて。

それが、パンどろぼうの掟!
ひとつどころがぜんぶ持っていくなんて、言語道断!
パンどろぼうは、にせパンどろぼうを捕まえようと待ち伏せするのですが??

前作でパンへのすさまじい愛を見せつけたパンどろぼう。
自分で焼いたぶどうパンを見つめて、よだれタラ?リ目元はトロン……
売り物の食パンに熱烈なハグをして、すりすりと頬ずり。

「ああ、いとしい、いとしい、いとしのパンたち……」

パンへの愛は、ますますふくらんでいるようです。

今作では、パンどろぼうの焼いたパンを盗む、新たなパンどろぼうが登場!
ロールパンのかぶりものに、おおきな前歯と丸っこい鼻づら。
なんとなく察しはつく、その正体は……?
同じパンばかり狙う、その理由とは……?

そして、にせパンどろぼうを捕まえるために、本家パンどろぼうが……変身!?
シュールで意外な展開と、おかしくも愛らしいパンどろぼうの表情が魅力だった前作から、みどころはさらにパワーアップしています。

ふたりのパンどろぼうがマスクを脱いだとき、なんとも美味しい結末が焼き上がる!?
パンどろぼうのあらたな活躍をぜひ!

パンどろぼうとなぞのフランスパン

食パンのかぶりものからつんと飛び出た鼻。ちょっと目つきは悪いけれど、パンを愛する気持ちは世界一。とびきりキュートな「パンどろぼう」に、新しいお話が登場です。

どろぼうから華麗なる転身を果たし、今ではもりのパンやで立派に働くパンどろぼう。今日ももうすぐやってくる年に一度のパンまつりに向け、とっておきのパンを考えています。おや、よく見ると、なにものかが忍び込んでいるようですよ。

パンどろぼうが帰ったお店で、一本のフランスパンが動き出します。「いえーい!ちらかしちゃえ!」となぞのフランスパンはやりたい放題。ちゅうぼうをめちゃくちゃにしています。いったいこのフランスパンの正体は? 逃げた先を追いかけたパンどろぼうに、思わぬピンチがおとずれます。

大人気シリーズの3作目。ハラハラドキドキ、今回も期待通りの面白さです。ラストのパンまつりの様子は必見。きっとおなかがすいてきますよ。みんなを笑顔にしてしまう、パンどろぼうの魅力全開のおはなしを、ぜひ楽しんでください。

シリーズ第2作の『パンどろぼうvsにせパンどろぼう』、第3作の『パンどろぼうとなぞのフランスパン』ももちろん絵本アプリで読みました。

どちらも娘は意外な展開に大喜びだったので、残り2冊もいずれ購入することになりそうな気がしています。

クリスマスの絵本をまとめてご紹介★

1年ぶりに再会「よるくま クリスマスのまえのよる」

「ぼく」の不安な気持ちは3歳にはまだ難しい…!

よるくま クリスマスのまえのよる

あしたは楽しいクリスマス。
でも、ぼくは心配でねむれない。
だって、サンタさんは「いいこ」にしか来ないんだもん。
ぼくは……

ちょっぴり不安な夜を過ごすぼくのところにやってきたのは、「よるくま」。
夜みたいに黒くて、胸にはお月さまがひかっている、ぼくの可愛いともだち。
だけど、よるくまはサンタさんを知らないって言うのです。

「おかしいな、クマの子にはサンタさん、こないのかな」

そこで、ぼくはよるくまにサンタさんのかわりになることを思いつきます。
クリスマスツリーの飾りの中から、彼が選んだのは、おうちと、ちいさなイエスさま。
それからひこうきも。よるくまに手渡したその瞬間、あたりが真っ暗になり。

よるくまとぼくが一緒に過ごす、ふしぎで素敵な夜の時間。
そこにはあるのは優しさと、甘さと、あたたかさと……
あ、ぼくがもどりたい場所は!

酒井駒子さんが描く、愛らしく繊細なぼくとよるくまの交流。クリスマスの飾りや夜の風景の美しさ。それらも相まって、読み終われば、とっても幸せな気持ちになって、安心して眠りにつけるのです。クリスマスの夜、親子で一緒に読んでくださいね。

普段は娘の目にはつかない場所にしまってある絵本ですが、クリスマスが近くなってきたのでいつでも読める場所に移動させました。

娘はこの連載を始めた2歳の頃に『よるくま』が大好きで、毎日のように読み聞かせさせられていたのですが最近は図書館へ行ったり、他の絵本の楽しさにも気がつき始めたりであまり読めていませんでした。

 

が、久しぶりに目の前へ出された『よるくま クリスマスのまえのよる』を見てにっこり。

久しぶりだけど、忘れていたわけじゃないといった雰囲気ですぐに「読んで」と言いました。

 

このお話の「ぼく」の「いっぱいしかられたから ぼくは わるいこだ」という不安な気持ちを理解するには、娘はまだまだ幼く彼が心配していることがよくわからないようでしたが、クリスマスツリーのカラフルなオーナメントやよるくまがお母さんに抱っこされる場面は興味津々でのぞき込んでいました。

お客様の正体は…?「ぐりとぐらのおきゃくさま」

クリスマスもぐりとぐらと過ごせる絵本♪

ぐりとぐらのおきゃくさま

森で雪合戦をしていたぐりとぐらが見つけたのは、大きなあしあと。きつねよりもくまよりも大きな、長靴のあしあと。一体だれのものなのでしょう。ふたりがあとを追ってみると、やがて一件の家があらわれます。

「おやおや。なんだか みたことのある…」

それはそうです。そこはぐりとぐら、ふたりが暮らす家だったのです! ドアを開ければ玄関には大きな長靴、壁には真っ赤なオーバー、まっしろなえりまきや、大きな赤い帽子までかかっています。そして暖炉の横には……。

こんな風に、ぐりとぐらと一緒にドキドキしながらページをめくっていくと、謎のおきゃくさまのヒントが次々にあらわれます。あれ、もしかしたら…? 少しずつ期待の気持ちが芽生えてきた頃、突然ふたりの鼻が何かを捉えます。

「ああ、いいにおい!」

青と赤のとんがり帽子とつなぎがトレードマークの「ぐり」と「ぐら」。この世で一番好きなのは、お料理すること、食べること。そんな二人が活躍する絵本「ぐりとぐら」シリーズは、発売から50年以上経った今でも変わらぬ人気者。その2冊目に登場したのが『ぐりとぐらのおきゃくさま』なのです。

冬のクリスマスの季節にぴったりなこのおはなし。サンタクロースの登場の仕方がとっても個性的なのが強く印象に残るのですが、それに負けないくらい美味しそうなケーキもしっかりと登場します。やっぱり「ぐりとぐら」は、これですよね。

なんだか毎回ぐりとぐら絵本を紹介しているような気がしますが…(実際そうなのですが…)。

色々な絵本を読み聞かせてはいますが、その中でも娘はやっぱり「ぐりとぐら」が特別好きなように思います。

 

こちらの絵本もクリスマスが近くなり、私がこっそり購入した1冊。

「ぐりとぐらはもういいとか言うかな?」と思いつつ渡してみましたが、機会があると持ち出しては寝る前の読み聞かせラインナップに入れたりしています。

 

父親に何度か読み聞かせてもらったあと、別の日に私が読み聞かせていたら絵本の中で「おきゃくさま」の気配を感じるページにきた途端に席を立ち、私の耳元に小声で「これ、サンタさん!」と教えてくれる娘。

私が「えー、本当?」などと言いながらページをめくって「おきゃくさま」の正体がわかったときに「本当だ!」と驚いてみせると、得意満面の笑顔を浮かべていました。

「メリークリスマス!えほんでたのしむアドベントカレンダー」

1日1冊の小さなお楽しみ

メリークリスマス!えほんでたのしむアドベントカレンダー

24の扉ひとつひとつに珠玉の絵本。クリスマスまでをカウントダウンするたびに、新しい物語に出会えます。

ふわはねさんの連載でも紹介されたこちら。

絵本ナビでは発売当初からすごい人気で品切れとなってしまいましたが、実際に手に取ってみると読み応えのある絵本が毎日出てくるとても楽しい1冊でした!

 

3歳8か月、「開けていいのは1日1つだけ」というアドベントカレンダーのルールを守れるかな?と思いつつこの絵本のアドベントカレンダーと、お菓子のアドベントカレンダーを用意してみたところ、娘は親の方が意外に感じるほど「朝はお菓子を1つ、夜は寝る前に絵本を1冊」の

ルールを守って楽しんでいます。

 

実は「そのうちお菓子の方がよくなって、絵本はクリスマス前にまとめて開けることになるかも…」とも思っていたのですが、今のところお菓子の食べ忘れはあっても絵本の読み忘れは起きていません。

毎日1冊ずつ出てくるミニ絵本の表紙をじっくり眺めては、ミニ絵本の入っていた大判の本の裏表紙から「今日の絵本はこれ! こっちの絵本はいつ出てくるのかな?」などと翌日以降の作品も楽しみにしている様子の娘。

 

思った以上に楽しんでくれているので、とてもよいクリスマス前の贈り物になりました。

3歳さん向け絵本の記事はこちらから

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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