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絵本ナビスタッフの<未就学児向け>読み聞かせ日記

【3歳10か月娘へ読み聞かせ】絵本も図鑑も「うんち!おしっこ!」がきっかけに

口を開けば「うんち!おしっこ!」で大笑い

こんにちは、絵本ナビスタッフの坪井です。

 

どんな子どもでもほぼ必ず通ると言ってもいい「『うんち!おしっこ!』で大笑い」期。

我が子にもいよいよ本格的に到来したようで、先月くらいから何かと言ってはシモ系の言葉でゲラゲラ笑い転げています。

自分が言っても笑い、お友達が言っても笑い、大人の言い間違いがそれらしく聞こえても笑い…。

 

あまり過剰に反応しても長引くだけだと思うので、こちらとしては苦笑いで流す程度の対応を心がけているのですが、今回ご紹介する絵本にはほとんどこの件に関するエピソードがあるという事実で子どものハマり具合を察していただけるのではないでしょうか。

 

そんな状態の3歳10か月の娘が「いま」楽しんでいる絵本&図鑑をご紹介します。

ついつい一緒に言っちゃう!「うんちっち」

アニメ版も絵本版も大好き!

うんちっち

うしろに手を組み、まっすぐこちらを見つめるうさぎの子。
この子、いつでもどこでも言う言葉はただひとつなんです。その言葉とは…

「うんちっち」。

なんてこと。でも、本当なんです。
お母さんが「ぼうや、おきなさい」と言っても、
お父さんが「ちびすけ、ほうれんそうを おたべ」と言っても、
いつも答えは「うんちっち」。
ところがある時、ぼうやの前にオオカミがやって来た!
うさぎの子はどうするの?やっぱりあれを答えちゃうの?
そこからは予測もつかない展開になっていき…!?

この絵本の面白さをわかってもらうには、一度でも声に出して読んでもらえば充分。
ページをめくるたびに繰り返される「うんちっち」には大人も降参、笑いが止まりません。
子どもたちなんて、一つめの「うんちっち」の時点でニヤリとしているはず。そこから頼みもしないのに「うんちっち」の大合唱が始まるにちがいありません。
ここには書きませんが、オチも最高ですよ。

うさぎの子の表情に、かなり味があるこの絵本はフランスから。
日本では長らく絶版になっていた『うんちっち』、待望の復刊です。
ヘビーローテーションになってしまう覚悟があるならば、親子でどうぞ!

配信でテレビ番組を見るようになった頃、娘が最初にはまったのはペネロペのアニメーションでした。

その後、ペネロペよりさらにはまって親がぐったりするまで繰り返し見るようになったのが『おちゃめなシモン』。

その原作絵本がこちら、『うんちっち』です。

 

アニメのシモンと『うんちっち』のシモンは絵柄も設定もかなり違うのですが、それでも表紙を見た瞬間に大人も子どもも「このうさぎはシモンだ!」と気づかされる何かがあります。

そしてこのタイトル、今の娘が喜ばないわけがありません。図書館で見つけ、即座に借りることが決まりました。

帰宅後、借りてきた絵本を前にしてワクワクが止まらない様子の娘。

1ページめくるごとに「うんちっち」しか言わないシモンに大爆笑が止まりません。

読み聞かせを聞きながら、シモンが喋るタイミングになると自分も一緒に「うんちっち~!!」と満面の笑みで叫ぶので、その興奮をなだめながら読み進めた最後のページ。

もちろん、娘は最後の「うんちっち」を期待しています。が、そこに書いてあるのは…?

オチの一言を眺めて頭を抱え、意を決して最後の一言を読んだ瞬間の娘の大爆笑とその言葉のリピートの嵐、これは大変な絵本を借りてきてしまった…と思いました。

正統派の時代劇「くものすおやぶん とりものちょう」

「初めての時代劇」にもぴったり♪

くものすおやぶん とりものちょう

「よし、おいらにまかせなっ。」
こんな男前な岡っ引き親分が(江戸らしき)町を舞台に大活躍する時代劇調絵物語。
でもこの親分、男前だけど口が・・・そう、ここは虫の町、親分は蜘蛛なのです。

お菓子屋の老舗の「ありがたや」に盗人からの予告状。お祭りのための倉のお菓子を今夜盗みに来ると店の者(蟻)達が泣いている。
蜘蛛の巣親分、倉を蜘蛛の巣で囲っていざ見張り!ところが、敵は姿の見えないかくればね。悪戦苦闘の親分、さぁどうする?

 小気味良い時代劇調の語り口と奇想天外なストーリー。そして何といっても出てくる虫達がとってもリアル。と言っても虫がちょっぴり苦手な私でも気持ち悪いわけではなく、愛嬌のあるキャラばかり。
それぞれの働きや能力を生かしているところが面白い!隅々まで眺めて思わず虫の世界に興味を持ってしまう・・・と子ども達の心をがっちりつかむ話を描く作者はただものではないはず。
 それもそのはず、かつて「ガロ」で虫を題材とした漫画を発表していた(こちらも気になる!)という筋金いりの「虫好き」で御本人も蜘蛛を飼っているらしい。そして時代劇も・・・これは続編が楽しみです。

最近読んだ別の絵本で秋山あゆ子さんの描く虫の絵の楽しさにすっかり魅了されてしまった私。

こちらも図書館で見かけ、嬉しくなって借りてきました。

見ての通りの時代劇、しかもかなり正統派の展開で、娘が初めて触れる時代劇としてもこれ以上はない作品だと思います。登場人物は虫ですが…。

棚の上のだるまにも触覚があるなど、芸が細かい!
盗人の「かくればね」、どこにいるかわかりますか?

娘は大きな目がキュートな「はえとりの ぴょんきち」が気に入った様子です。

 

この絵本の楽しさは「ぴょんきち」のようなかわいらしいキャラクターと同時に、背景や俯瞰で見るお屋敷の内部など細かく描き込まれた絵をじっくり眺めることができる点にもあります。

一見するとその場にはいないように見える盗人(虫?)の「かくればね」が絵の中のどこに隠れているか、娘に尋ねると場面が切り替わるたびに真剣に探しては「いた!」と得意げに報告してくれたり。

 

娘は何度か読んだ絵本だとストーリーを覚えてしまって先を急ぎたがりますが、そんなときには絵の中を指さして「ほら、カマキリのお母さん。小さい子をたくさん連れてる」と教えるだけで「こっちにはてんとう虫がいるよ!」などと他の部分にも注目できるようになり、お話とは関係のなく、絵を眺めての脱線を楽しむこともできます。

 

そしてこの絵本も読み聞かせの際、「くものすおやぶん」のセリフ「お縄(おなわ)」を「おなら」と読み間違えられたことを聞き逃さず「おなら~!」と大爆笑の娘でした。

「ばけばけばけばけ ばけたくん おみせの巻」

おばけ&食べ物モチーフ好きの我が子に大ヒット

ばけばけばけばけ ばけたくん おみせの巻

食いしん坊なおばけの子、ばけたくん。
好きなものを美味しそうに食べるだけでなく、食べたものに姿が変わってしまうクセがある・・・なんて、何と愛嬌のあるおばけでしょう。
そんなばけたくんの絵本第2弾が「おみせの巻」。真夜中のお店にはいったいどんな食べ物が・・・?
前作の華麗な変身ぶりで充分驚かされていたはずなのに、今度は何だかもっとスゴイことに!
「え、その組み合わせ?その順番で食べるの?」なんて、こちらの心配をよそに、ばけたくんは実に美味しそうに次から次へと様々な食べ物をパクパク食べていきます。そして、予想を上回る展開が待ち受けているのです。
更にパワーアップしている食べ物の描写が大注目ポイント!
「おいしそう~」「あ、熱そう」「すっぱい!」触感や温度まで感じてしまうのは、すっかりばけたくんのペースにはまってしまっている証拠。「ありゃりゃ~」となって、でも最後にはおばけらしく(?)すっきりさっぱり。
体感できる絵本って、やっぱり面白いですよね。

お絵描きのモチーフに果物を選んだり、ままごと遊びの際も食べ物のおもちゃを鍋に入れたりお皿に載せたりすることに情熱を傾けがちな娘。

娘は料理を作る過程などよりも、食べ物の形に興味があるのかなと思いながらその様子を眺めています。

そしてもう一つ、最近の娘が興味を示すのは「おばけ」の登場する絵本。『ねないこだれだ』で一番怖いのはおばけ…ではなく「どろぼう」だったり、おばけがたくさん登場するハロウィンの絵本を季節に関係なく読みたがったり…。

 

そんな娘は『ばけたくん』シリーズも絵本アプリで読んで以来、どの作品もお気に入りです。

リアルに怖い絵の作品は嫌がりますが、「ばけたくん」のようにキュートなおばけなら大歓迎といった様子で、ばけたくんが化けた結果の食べ物もおいしそうに見えるらしく、ばけたくんの身体からマスカットを1粒取っては口に入れる振りをしてみたり…。

 

この作品に関しては純粋に(シモ系の言葉でふざけるのではなく)ばけたくんの変身ぶりを楽しんで、何回も読み聞かせをリクエストされました。

眺めるだけでも楽しい「英語ことば図鑑5000」

絵本好きには絶対オススメしたい図鑑!

音で学べる!英語ことば図鑑5000 タッチペンつき

1冊で5000語が学べる英語図鑑の決定版

はじめての英語から本格英語学習まで、これ1冊で5000語の英単語が学べる英語図鑑の決定版!めくりやすいソフトカバーの本とネイティブスピーカーの発音を耳から学べるタッチペンがセットに。音声は英語と日本語に切り替えられます。

◆豊富な語彙が身につく幅広いジャンルから130のシーンを切り取り、英単語を紹介。

◆小学校の授業で習う600~700語に加え、英語圏で外国語として英語を学ぶ際に使われる教材やテキストを研究し、ネイティブの子どもたちが日常生活の中で自然に身につける単語をふんだんに取り入れました。<新学習指導要領対応>

◆リアルで美しい写真と、絵本のようなイラスト満載で、楽しみながら学べます。

◆音マークにタッチすると、動物や鳥の鳴き声、、乗り物の音、楽器の音色なども聞けます。

◆辞書が苦手なお子さんにもおすすめです。

◆大人も知らない単語も多数収録。親子で繰り返しお楽しみいただけます。

◆0~4歳対象の「タッチペンで音が聞ける!はじめてずかん1000」を卒業したお子さんにピッタリの1冊!

こちらは2022年2月に発行されたばかりの英語図鑑。

「図鑑」なので、辞書や辞典とは異なり、言葉が使用シーンごとにまとめられているというわかりやすさがあります。

前回の記事でも書きましたが、これまで娘が読んでいた『しゃしんがいっぱい! はじめてずかん415 英語つきを卒業しつつある今、その次に渡す図鑑としてもピッタリだと感じました。

 

中のページはフルカラー印刷でかわいらしいイラスト、綺麗な写真がいっぱい!

眺めているだけでも楽しいので、絵本が好きな方にもぜひ手に取ってほしい1冊です。

 

野菜、果物、お菓子などと見開きごとに言葉が分類されているほか、見開きいっぱいに描かれたショッピングモールのイラストではお店の呼び方やショッピングモールによくある施設の呼び方などを英語と日本語で学ぶことができます。

その他にも世界地図の項目ではアジア、ヨーロッパ、アフリカなど各地域の呼び方、世界各国の名前とともにその国の名物や有名な建築などもイラストと写真で眺めることができ、大人が見ても楽しめること間違いなしです。

ごくごく身近な、けれど中学校では習った覚えのない「冷蔵庫(refrigerator)」「ざる(colander)」などの英単語も掲載されていて、個人的には、私が子どもの頃にこんな本があれば、もう少し英語の力も底上げされたのではないかな…と感じています。

 

せっかくの英語図鑑なので、ちょっと高価なのですが思い切ってタッチペン付きのセットを購入しました。

タッチペンは英語と日本語を切り替えて使うことができるので、英語はもちろんですが娘には日本語の語彙を増やすのにもとても役立っているように感じます。先日は「“応急処置”ってなに?」と聞かれてちょっと驚きました。

 

そしてもちろん、娘はこの図鑑でも「うんち」「おしっこ」「おなら」などの言葉を調べ、これだけは英語ですぐに言えるようになりました。ストレートに日本語で言うと親に怒られることは娘も承知しているので、ちょっとしたときに"Poo! Pee!"と言ってみてはニヤニヤし、結局「英語で言えばわからないと思ってるんでしょう!」と叱られたりしています。

3歳さん向け絵本の記事はこちらから

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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