絵本ナビスタイル トップ  >  絵本・本・よみきかせ   >   絵本ナビスタッフの<未就学児向け>読み聞かせ日記   >   【4歳7~8か月娘へ読み聞かせ】『いちにち』シリーズにはまっておばけ、妖怪、地獄が大ブーム!
絵本ナビスタッフの<未就学児向け>読み聞かせ日記

【4歳7~8か月娘へ読み聞かせ】『いちにち』シリーズにはまっておばけ、妖怪、地獄が大ブーム!

記憶力がしっかりしてきて、親は試される事態に…

こんにちは、絵本ナビスタッフの坪井です。

娘が4歳半を迎える少し前から、記憶がしっかりしてきたなと感じることが増えてきました。

 

これまでは娘に「明日、○○をやりたい」と言われて翌日にその○○を準備して「やる?」と尋ねても、「何のこと?」とのような反応になってしまうことが多く、それを逆手にとって少し面倒なことを頼まれた際には先延ばしにすることで面倒を回避する…といった手段をよくとっていましたが、それが徐々に通用しなくなってきたのです。

 

朝は途中まで遊んでいたおもちゃを「そのままの形」で自分が帰ってくるまで保存しておくよう頼まれたり、前日に「食べたくない」と娘が言ったものを翌日の食卓に出すと「食べたくないって言ったでしょ!」と怒られたり。

「娘はきっと忘れてしまっている」ということを当てにして日々の色々なことを組み立ててきた親としては、なかなか難しい時期になってきたな…と思っています。

 

そんな娘の最近の興味関心事はなぜか「おばけ・妖怪」と「地獄」です。

クリスマスにお正月と大きなイベントのあるこのタイミングで、いったい何がどうして「おばけ・妖怪」と「地獄」の絵本が気になるのかはまったくわかりませんが、最近の娘が何度も何度も読んでいる「おばけ」「妖怪」「地獄」に関する絵本をご紹介します。

アプリでも絵本でも楽しい『いちにち』シリーズ

11月から、絵本ナビのアプリ『絵本ナビえいご』に英訳されたPHP研究所の絵本が追加掲載されています。

その中の1冊がこちらの『いちにちおばけ』。英語のタイトルは"One Day Ghosts"です。

アプリ下部のメニュー「絵本」を開き、左端のアルファベット"E"をタップすると表示されます。

"One Day Ghosts"の掲載が開始されたときとおばけブームがほぼ同時だった娘。

最近は日本語がめきめき上達している反面、すでに英語はよくわからないという状態になりつつありましたが、この絵本なら英語でも興味を持ってくれるかも…と思い、アプリを開いたところ、見事にはまりました。

 

もちろんスマートフォンでも楽しめるアプリですが、タブレットで見ると絵本の綺麗なイラストを大きな画面で見られますし、英語のナレーションは特にオノマトペのわかりやすさが最高です。

娘は初めて読んだ『いちにちおばけ』が英語版ということになりましたが、ナレーションのおかげで雪女が冷たい息を吹いていること、口さけ女は何でも一口で食べてしまうことなどを直感的に理解して大喜びでした。

表現のわかりやすさはさすがプロのナレーションで、私が日本語で読み聞かせるだけでは雪女の息の冷たさまでは娘に伝わらなかったのではないかなと思っています。

 

その後、もちろん日本語でも『いちにちおばけ』を読み聞かせてみましたが、絵本ナビえいごで聞いた音声のインパクトはかなり強かったようで、私が日本語を読むと同時に"One Day Werewolf!"などと英語ナレーションの真似をしていました。

子どもたちが大好きな絵本での英語学習、おすすめです。

まずは日本語で、その後はえいごアプリで英語で!

いちにちおばけ

気になっているものに「いちにち」だけなってみる。
それだけで次々に笑いが巻き起こってしまう。
それがこの「いちにち」シリーズなのです。
第4弾では・・・?

「おばけって、こわいな。ぼくもおばけになったら、
 おばけがこわくなくなるかな?」

どうやら今回は一日おばけになってみるようです。

「いちにち からかさおばけ!」
「いちにち くちさけおんな!」
「いちにち かっぱ!」
「いちにち メデゥーサ!」

ひー!!ちょっと待って、待って。
なってみるおばけがどんどんこわくなっているようだけど、本当に今回も笑わせてくれるの?
ところが不思議。
「ぼく」がなりきると、くちさけだって、メデゥーサだって、なんか楽しいかもしれないって思えるのです。こんな風に頭の中で置き換えることができたら、もうおばけなんてこわくない!?想像力というものも、なかなか役に立つものです。

でも。本当にこわいのは・・・?
あとは読んでのお楽しみ!

そして、『いちにちおばけ』の面白さからすっかり『いちにち』シリーズのとりこになった娘は絵本アプリで『いちにち』シリーズの絵本を見つけては読み聞かせるよう私に言い…。

シリーズ作品を色々と読んだ中でも、このタイミングで娘が最も気に入ったのが『いちにちじごく』でした。

大人でも想像を絶する地獄の数々。こわいこわい…

いちにちじごく

SNSでも話題沸騰、子どもから大人まで人気の「いちにち」シリーズ第8弾! 擬音の面白さとユーモア満載の絵で、読み聞かせなどでも大好評です。
わるいことをしたらじごくにいくって、ほんとかな? よし、いちにちじごくのおにになってたしかめてみよう。
うそをつくと……いちにちしたぬきじごく! いててててっ!! うそをついたらしたをぬかれるんだ―――っ! 
ひとのものをぬすんだら……いちにちつなわたりじごく! あちちちちっ。このてつのなわ、あついよ~。おちたらもっとあつそうだ!
ひとのわるぐちをいうと……いちにちはりやまじごく! いててててっ!! もう、わるぐちいわないよ。
よわいこをいじめたら……いちにちうんちじごく! いやだ! あついうんちをのまされるぅぅ~!

やってはいけないこと、わるいことをする子どもたちが震えあがる一冊。

こちらは「地獄に落ちる」とされる行動の例がかなり具体的なので、読んでいるうちに大人の方も何となく襟を正してしまう絵本でした。

娘はといえば、それぞれの地獄の様子に興味津々。

釜の上を渡してある鉄の縄を見ても「どうしてこの縄、熱いの~?」など、状況が理解し切れていないところもありますが、大人の説明を聞きつつ「地獄ってこわいな」としみじみ感じているようです。

 

つかの間の地獄巡りが終わって「ふ~、やれやれ」と息をついたはずの最後のページにも実は安心できない小さな仕掛けがあり、娘は意外とこれを一番恐ろしく感じているのでは、と思う絵本です。

本気の地獄巡り体験はいかが?『絵本 地獄』

そして「そんなに地獄が気になるのなら…」と、頼まれてもいないのに『いちにちじごく』と合わせて購入したのがこちらの絵本。

地獄ってどんなところ? のぞいてみるならこの絵本

絵本 地獄

絵本 地獄

監修:宮 次男
構成:白仁 成昭 中村 真男
装幀:貝原 浩
レイアウト:貝原 浩
出版社: 風濤社

千葉県安房郡延命寺秘蔵地獄絵巻
死ぬことの怖さ、命の大切さを子供たちに培う 30年、13万部のロングセラー。

漫画家・東村アキコ氏絶讃! 『ママはテンパリスト』4巻(集英社)に『絵本 地獄』が登場!
「うちの子はこの本のおかげで悪さをしなくなりました」

昔から伝わる“地獄”とはどんなものなのか、私自身があまりよくわかっていなかったこともあり、個人的な興味もあって購入したのですが、届いたことを娘に伝えると「地獄の絵本は見たくない~」と大泣きされてしまい、最初は娘と読むことはできませんでした。

 

数日経ったある日の昼間、出しっぱなしになっていたこの絵本に気づいた娘。

想像していたよりも表紙の絵が恐ろしくなかったようで「これなら読めるよ!」と途端に強気になり、夫に最後まで読み聞かせてもらって「ぜーんぜん、恐くなかった! あっちにしまっておいて!」と私に返却しにきました。

大好きなくまちゃんの絵本なら、読み終わったあとに「あっちにしまっておいて」とはならないのですが…。

妖怪ブームも到来『完全復刻版 妖怪なんでも入門』

おばけや地獄に興味を持ち始めると同時に、以前テレビで放送されていた『ゲゲゲの鬼太郎』も興味津々で見るようになった娘。

大人が見てもぞっとするようなお話の回もありますが、娘は「鬼太郎が助けてくれるもん」とけろっとした顔で眺めています。

そんな娘の様子をみて、水木しげるファンの夫が買ってきた本がこちら。

親子二代で同じ本に夢中!

完全復刻版 妖怪なんでも入門

児童向け歴史的名著、妖怪入門書が完全復刻

昭和の時代に子供向けの妖怪入門書としてベストセラーとなった歴史的名著が、水木しげる生誕100周年を記念して完全復刻!
様々な妖怪を、恐ろしく、妖しく、時にはコミカルに描きおろした絵で紹介。著者自ら妖怪という存在について解説した記事も読み応えたっぷりです。
特別付録として、妖怪画と水木しげるの名言が入ったミニ屏風が付いてきます。
妖怪に興味を持ち始めた今の子どもたち、妖怪に夢中だった昭和の子どもたちに、改めて手に取っていただきたい一冊です。


【編集担当からのおすすめ情報】
本の装丁、印刷、紙質、紙の色に至るまで、関係各所の協力を得て、当時の本に限りなく近く再現しました。
読んで見て触って、実感していただきたいと思います。

少年時代の夫を「水木しげる沼」に引きずり込んだのはこの本だったということを本人から聞きましたが、果たしてそんな夫の娘も一人で読むにはまだまだ難しいこの本をすっかり気に入ったようで、何かとこの本を開いてはさまざまな妖怪の姿を眺めています。

大人の目で見ると「これは妖怪のいたずら」のように書かれている内容も、純粋に「妖怪の仕業」とは言い切れないような気がする部分もありますが…子どもの目からはすべてが不思議な妖怪の力のように見えているのかもしれないな、と思います。

飛び出すモンスターに親子で大興奮!『おばけやしき』

4歳、初めての「しかけ絵本」に大喜び

おばけやしき

ジャン・ピエンコフスキーの名作『おばけやしき』が新装版で登場しました。
新しいしかけも加わってさらにパワーアップしたロングセラーです。こわくておもしろい、超おすすめの1冊です。

4歳を過ぎ、力任せにものを壊してしまうこともなくなってきた様子の娘を見て、今年のクリスマスには思い切ってしかけ絵本を渡してみようか…と思い、選んだのがこちらの絵本。

おばけ、妖怪ブーム真っ最中の子どもにはぴったりの作品でした。

 

「おばけやしき…」と自分でタイトルを読み、不気味な雰囲気の表紙をこわごわ開いた娘。

絵が立体的に飛び出している、という状態も最初はうまく飲み込めなかったようですが、そのうちにこの絵本そのものが「おばけやしき」なのだということに気づき、絵本の真ん中から飛び出してきたモンスターを「出てこないで!」と殴りつけ、慌てた親に制止されたりしつつ最後のページにたどり着いた…と思った途端また表紙を開いて「もう1回!」とニコニコ。

 

2回目は最初に気づかなかったしかけにも気づいて動かしてみたり、最初は思わず殴ってしまったモンスターを落ち着いてじっくり眺めてみたりして楽しみ、その直後には「お母さん、これ一番恐い声で読んで」と読み聞かせのリクエスト。

 

絵本、とはいえ娘にとっては臨場感あふれる「おばけやしきの大冒険」の1冊になりました。

4歳さん向け絵本の記事はこちらから

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
Don`t copy text!