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絵本ナビスタッフの<未就学児向け>読み聞かせ日記

【3歳5か月娘へ読み聞かせ】いもとようこさんの作品に親しんだ1か月

七五三の試着へ行きました

こんにちは、絵本ナビスタッフの坪井です。

3歳5か月となり、11月には3歳半を迎える娘ですが先日、七五三の着物を試着しに行ってきました。

着物は見るのも着るのも初めての娘、大丈夫かしら…という親の心配をよそに「これ着たーい」「次はあっち」など、お店の人に若干呆れられるほど伸び伸びと試着して、お気に入りの一着をあっという間に決めていました。

「試着ではこれくらい伸び伸びしているお子さんの方が、本番の日はいい写真が撮れますよ」とフォローしていただきましたが、どうなることやら…です。

 

昔は数え年でのお詣りが普通だったと聞きますが、2歳児に着物を着せてお詣りなんて本当に大変ですよね。(ましてやきょうだいでのお詣りなんて…頭が下がります)

我が家は3歳半でも多少の不安はありますが、さすがにこれ以上は延ばせないので今年お詣りすることにしました。

本人はただただ、「綺麗なお着物着るのー」と楽しみにしているようなので、当日は機嫌のいいうちにいい写真が撮れたらいいな、と願っています。

 

成長めざましい3歳5か月、娘に読み聞かせた絵本です。

ぐりとぐらの違いって?「ぐりとぐらのえんそく」

ぐりとぐらの暮らしへの憧れもあるようです

ぐりとぐらのえんそく

野原で『毛糸』を見つけたぐりとぐら。
「どこまで続いているのかなあ・・・?」「何につながっているんだろう・・・?」
ぐりとぐらと同じように、子供たちもいろんな想像をしながらお話しの中に入ることができると思います。
横長の絵本の端まで続く、緑色の縮れた毛糸の行く先をわくわくしながら一緒に楽しんでみてください。
お尻から現れるくまさんは、子供にはとてもインパクトがあるようですよ。
――(ひじり あい ;絵本ナビ オフィシャルライター)

相変わらずぐりとぐらが大好きな娘。

展覧会を見た「立川」という地名を聞けば反射的に「ぐりとぐら」と言いますし、最近では赤と青の組み合わせを見かけると「見て、ぐりとぐら!」と声を上げます。

 

『ぐりとぐらのえんそく』は夏前に『ぐりとぐらのかいすいよく』を買おうとした私を制止して「えんそくの方が面白そう」と娘が欲しがった絵本です。

自宅に置いてある絵本なので気が向いたら読むという感じではあるのですが、先日読み聞かせていたところ娘が急に「ぐらの帽子はちっちゃいの」と言い出しました。

とっさに「ちっちゃい」の意味がわからず、そう見えただけなのでは?と思って他のページや表紙などを改めて眺めてみたところ、確かにぐらの帽子はぐりの帽子より短いデザイン!

 

子どもの頃からぐりとぐらの違いをそこまでしっかり認識していなかった私はすっかり驚いてしまいました。

親になって初めて知ったぐりとぐらの秘密(ではないと思いますが)…!

誰に言われたわけでもなく、ぐりとぐらの違いにしっかり気づいていた娘。絵本をとてもよく見ているし、ぐりとぐらはやっぱり子どものいい友達なのだなと思った一件でした。

文字に興味が出てきたら「いもとようこのあいうえおひょう」

数字とひらがなを一気に覚えました!

いもとようこのあいうえおひょう

読者の声に応えて、ついに登場です。23万部のベストセラー『あいうえおのえほん』がついにウォールチャートのあいうえお表に!
かわいいいもとようこの絵で、楽しくスイスイ覚えられ、お風呂場にも貼れるから、お風呂の時間も楽しくなります。
ひらがな・カタカナ・ローマ字付

絵本ではないのですが、娘が何となく文字というものの存在に気がつきだしたような気がした3歳少し前の頃から、我が家の壁にはこの「あいうえおひょう」が貼ってあります。

 

早く文字を覚えさせたいといった目的や目標も特になく、ただ、いざ娘が文字に興味を持ち始めたときに大人がパッと指し示すことのできるポスターが部屋にあったら便利かなあという程度の親の「楽さ」を優先して購入しました。

娘がこれまで好んできたキャラクターのものも色々提案してみましたが、娘が選んだのはいもとようこさんの絵のもの。

 

これまでにいもとさんの絵本を読み聞かせたりしたことはなかったので意外でしたが、壁に貼ってみるとちょっとした時間に眺めては大人に質問してみたり、テレビのテロップで見かけたことのある文字が出てくれば指さしたりと大活躍でした。

娘は数字から少しずつ文字を覚え始め、今現在は濁音などを除いた五十音ならこの表の絵を手がかりにしてそれなりに読めるといった状態です。

おおかみの迫力に息をのんで…「あかずきん」

今年、絵本ナビから「絵本ナビえいご」というアプリがリリースされ、私もこのアプリの運営に携わることになりました。

現在、「絵本ナビえいご」ではVIP会員に登録すれば1,000冊以上の海外出版社の英語絵本を読んだり、発音の練習をしたりすることができます。(無料版では見られる絵本の数は減りますが、「きく」「はなす」などの機能はVIP会員と同じように使っていただけます!)

みんなの知っているお話を英語で!

英語でよもう!はじめてのめいさく CDつき<第1期>(全8巻)

いもとようこ先生の「はじめてのめいさくえほん」シリーズ(1~8巻)を英語で読みましょう! 英語学習の導入に、子どもたちがよく知っているストーリーを、簡単な単語と文法で書かれた英文で読むことが最適です。音読を助けるCDが各巻に付いています。

そんな「絵本ナビえいご」を眺めながら、日本語の絵本が原作となっている日本の英語絵本ってどんな感じだろう、と興味が出てきたのでこちらのセットの絵本を何冊か娘に(日本語で)読んでみました。

これまであまり機会がなく、娘にはいわゆる「むかしばなし」「童話」の絵本をほとんど読み聞かせてこなかったため、このセットに含まれるお話のほとんどをよく知らない状態です。

 

何冊か読み聞かせた中で娘が最も夢中になったのは、

おおかみの表情にハラハラドキドキ

Little red riding hood あかずきん

いもとようこの「はじめてのめいさくえほん あかずきん」が英語になった! 易しい英単語と文法、音読しやすいテキストで英語学習の導入に最適。音読を助けるCDつき。

『Little red riding hood あかずきん』でした。

英語のテキストを眺めつつ、アタフタしながら私がその場で何とか日本語訳したお話を読み聞かせてみましたが、それでもお話といもとさんの絵の世界に引き込まれていく娘。

おおかみの顔が画面いっぱいに描かれている場面を見たときには息をのみ、ちょっと絵本から離れてその先の展開を見守っていました。

 

『赤ずきん』は他にもさまざまな絵本がたくさんありますが、3歳の娘にはいもとさんのかわいらしく、ときにはちょっと恐いような迫力もある絵で触れるのがちょうどよかったように思います。

 

肝心の英語の朗読は親の私がまったくできないので、絵本に付属のCDを娘と一緒に聞いてみようと思います。

0歳の頃に楽しんだ絵本が文字の練習に「あめかな!」

文字を読みつつ改めて眺める絵も楽しい♪

あめかな!

空から、ぽつり。あかいしずく。ぽつり。あおいしずく。
そして、むらさき、ぐんじょう、エメラルドの雨がざあざあざあざあ。
なないろの雨がふりしきり、やがてももいろの光がおりてきて……。
色でつづる空と雨と光のおはなし。

娘が0歳の頃に読んでいた絵本です。

今でも読んでみれば聞いてくれますが、今の娘へ読み聞かせるには少々物足りないのが実際のところです。

子どもの内面的な発達は目で見て比べられるものではないので気づきにくいですが、赤ちゃん絵本を今の娘に読んでみたときの「これだけ?」という娘の表情を見ると、確実に成長しているのだなあと感じます。

 

そんなこんなで、すっかり出番が減っていた我が家の赤ちゃん絵本ですが、最近になって再び脚光を浴びることが増えてきました。

娘が文字を覚え始めたため、「自分で読める絵本」として赤ちゃん絵本を楽しんでいるのです。

 

『あめかな!』に限らず、我が家にたくさんある『こどものとも0・1・2』のシリーズ。

寝る前の読み聞かせ用として枕元へ持ち込み、大人に読んでもらったあとには娘が自分で文字をたどってみたりしています。

娘の口からたどたどしく「あ、め…か、な」などと聞こえてくると、微笑ましいやら嬉しいやらでつい笑顔になってしまいますね。

 

娘に「自分でも絵本が読めるんだ」と自信をつけてもらうのにもちょうどよさそうなので、本人のやる気があるときにはどんどん読んでみてもらいたいなと思っています。

3歳さん向け絵本の記事はこちらから

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絵本ナビ編集部
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